Dion好きなのに

　プレシーズンゲームの日程案が公表されました、1週目がNE、2週目がCARとホームゲーム、3週目はJACで4週目は毎度おなじみNYJとなっています。定番商品のBAL.PITが無くなってCARとJACが入った印象です。CARはそうでもないですけれど、JACは近いとは言えませんから珍しい事になりました。もしかすると、成績悪化で弱いチーム同士対戦のような配慮があったのかもしれません。


　2日目のインタビューはNick FolesよDeSean Jacksonが担当でした。
　Folesは去年のドラフト時にスカウティングコンバインで14人のQB最低の40ヤード5.14を出した事でChip Kellyのオフェンスに合わないと言われているけれど、そんな事はない。Michael VickやDennis Dixonと競争してスターターを勝ち取りたい。前向きな姿勢を見せています。
　そこでDeSeanがNickでも機動力を生かすプレイが出来ると思うし、同じカンファレンスでOregonとArizonaは対戦しているのだからChipのシステムを知っているはず（DeSeanもPac10のCALL出身です）とフォローしています。
　Folesは足が速くないのを改善するためにフットワーク練習を重視して取り組んでいる、少しずつだけれど良くなってきている。これはChipのシステムだけでなくNFLでQBを続ける為に必要な事なのでしょう。
　去年7試合で20サックを浴びたのはOL弱体化の問題も有りますが、ポケット内の動きに問題が有ったのも事実です。速くなくても良いから出るタイミングを磨く事で欠点を隠すことは出来るはずです。


　DeSeanはChipのシステムでWRがどのルートを走るのかを勉強している、それ以上にOregonのシステムで自由に動き回るDe'Anthony Thomasのように起用される事を希望しています。実際の所あまりRBのようなプレイが増えると怪我のリスクも増すのですけれど、肋骨骨折で700ヤード2TDに終わった去年よりも良い記録を出す事に意欲的なのは良い事だと思います。
　PRとして起用されるようです、ここも怪我のリスクを考えると、いざと言う時だけにして欲しいのですけれど、Chipが良い選手から使う方針のようですし、DeSeanがPRをする事になるのでしょう。


　3日目はJames CaseyとDeMeco Ryansです。
CaseyはFAでどこに移籍するかを考えた時に、ChipのシステムがFB,HB,TEと自分の能力を最大限に引き出すと思ったのでEaglesを選ぶのはとても簡単だった。と、単純にFB扱いされるよりもプレイタイムが増える事を喜んでいるようです。
　

　RyansはHOU時代4-3から3-4への移行に失敗したと言われていることを否定し、アキレス腱の怪我とチーム内での調整が有った事が原因で3-4でも十分にプレイ出来ると言っています。
　もう一人のILBが小さいMychel Kendricksになる事でまたRyansはILBの相方に苦しむ事になりそうですけれど・・・
　Billy DavisのシステムはHOUの時とどう違うのかはまだ知らされていないようですが、Davisの欲する役割を受け入れて行く。と答えています。
　同時に、チームのリーダーとして大幅に入れ替わった選手間の繋がりを作るのもロッカーでの仕事になる。ベテランとしての責任感も持っているようですし、今年もRyansは良いプレイをしてくれるでしょう。



　カットされていたMike PattersonがNYGと契約しました、Cullen Jenkinsと2人でNYGに移る事になります。普段対戦してきた同地区からオファーが有ったのですから実力を認めてもらっているのでしょう。　



　Dion Lewisがトレード要員として他チームからのオファーを公に受付始めました。Chris Polkを3番手として使うようです。Pac12のWashington大出身でChipが知っている選手なのも影響しているように思えます。