「正義の天秤」

特におもしろいとも思わなかったけど、全話リアルタイムで見た。

被告人の利益より、被告人を救うための弁護をするっていう鷹野の弁護士としての考え方は好きだったな。
一生懸命ではあるんだけど、それが空回り気味の芽依とのコンビも良かった。
事務所仲間とキャッチボールでコミュニケーションを取るってのも、なかなか斬新だった。

最終回の事件。
個人的な感情で検察官が弁護士に協力を求め、死刑にしようとしたのは、殺人と変わらないよなぁ。
まぁ、検察が死刑を求刑し、弁護人である鷹野までが感情のまま死刑になるべきと言ったとしても、判決を下すのは裁判官だから、死刑にはならなかったと思うけど。
しかし、一家惨殺事件で死刑が執行された人が無実で、真犯人が分かったのに何もできないってのは、もどかしいなぁ。