夏の甲子園、初戦の組み合わせが決まった。
我が地元、埼玉県代表の叡明高校は大会3日目第3試合で三重県代表の津田学園との対戦が決まった。
さて、今年の出場校49校のうち、公立校はわずか6校。
公立校の優勝となると、2007年の佐賀北高校までさかのぼるとか。
圧倒的な、私高公低状態となっている。
我が地元埼玉県は、1985年に立教高校(現・立教新座高校)が出場するまで私立高校の出場はゼロという公立王国だった。
でも、1998年に行われた80回記念大会として埼玉県から2校出場した時の西埼玉代表の滑川高校(現・滑川総合高校)を最後に埼玉県からも公立校の出場はない。
今年もベスト8に残ったのは、すべて私立高校だった。
今は完全に私立王国だ。
少子化で子供が減り、いろいろな運動部に分散し、部員集めが難しくなっているという野球部。
特に公立高校はその傾向が強いという。
さらに有力選手となれば、余計に私立に流れていくだろう。
となると、この格差はさらに広がっていくかもしれない。
DH制の導入はそれに拍車をかけることにもなりそうだ。
そんな背景があるからかなぁ、なんか公立高校を応援しちゃうのは。