全仏オープンテニス女子ダブルスで、加藤未唯が危険行為で失格になったと、昨日のネットニュースで見た。
で、今日になってその時の映像や、詳しい内容、その後の周囲の反応などを見た。
わざとでないにしろ、ボールパーソンにノーバウンドでボールが直接当たっているのは事実だから、主審に警告を言い渡されたのは仕方ないことだろう。
でも、失格って。
しかも、相手ペアの抗議によって主審が判断を変えたというのも納得できないねぇ。
抗議した相手ペアはボールが当たったところを見てないし。
ボールは直接ボールパーソンに当たってはいるけど、避ける仕草をしているってことはボールを見えてたってこと。
言い方は悪いけど、ボールパーソンがどんくさかっただけとも言えそう。
泣いてたのも痛かったからじゃなくて、その時の状況で涙が止まらなかっただけのような気も。
四大大会でひとりの選手(一組のペア)を失格させることになってしまって、ボールパーソンに心の傷を負わせる決断になったんじゃないの?
その後、混合ダブルスにも出場した加藤。
その加藤に対して、会場からブーイングが起こらなかったというのは、主審の判断が間違っていたという間接的な証明にもなると思う。
現役選手やOBなどテニス関係者の失格という判断に対する批判的なコメントも多く出されているようだし。
失格を支持する意見がどれくらいあるのかは伝わってきてないけど。
賞金とポイントの没収ってのも、主催者側はどこを見て判断したのか。
さらには罰金が科されるなんて話も。
あまりにも理不尽だ。
加藤は失格を不服として提訴したというが、当然だと思う。
ヨーロッパ人ペアとアジア人ペアの戦い。
人種差別という表現が出てくるのもわからなくはない。