このブログでも何回か書いてるけど、僕は「異常気象」という言葉が嫌い。
異常なんかじゃなく、単なる「気象変化」だろと思ってるから。
まだ６月なのに、最終週は連日の３５度超えの猛暑。
真夏でもここまで続かないだろうという連日の暑さ。
日中暑くなっても、真夏でなければ朝晩は多少涼しくなる。
でも、夜になっても暑いままだし、朝から暑い。
もしこれが異常気象でなく、気象変化だったとしたら、あまりにも恐ろしい。
肉体的よりも精神的に疲れる。
寒い時ってなんか笑っちゃうけど、暑いとイライラするしね。
録画したのが溜まり気味だったけど、ようやく最終回を見終えた。
酒は飲まないし、外食は苦手、さらには人見知りだから、コの字が楽しめるようなタイプの人間ではない。
でも、このドラマは楽しいね。
まぁ、実際に自分がその場にいるわけでもないし(笑)
今回はコの字酒場もさることながら、恋愛要素も大きかった。
吉岡くんの元に来た職場の後輩・池さんは吉岡くんに好意を持ち、さらには積極的に働きかけたし。
一方、恵子先輩の元彼も帰国して再アプローチ。
吉岡くんと元彼、共に恵子先輩に思いを寄せる者同士、そうとは知らずにコの字仲間になっちゃうし。
恵子先輩も吉岡くんも自分の気持ちに気づいてるのに、相手に気持ちを伝えられないじれったさ。
でも、こういう大人のムズキュンはけっこう好物。
しかも、女性の方が年上とか、大好物。
最終回、ふたりの雰囲気に気づいたコの字のご主人が気を利かせて席を外したことで、ようやくお互いの気持ちが伝えられた。
このツーショットシーンはキュンキュンだった。
ニヤニヤしながら見てた。
コの字よりも恋愛モノとして存分に楽しめた。
「ＺＩＰ！」の好きなコーナー(好きな企画)のひとつが風間くんのＴＨＥ平成レトロ。
今回のテーマは音楽メディア。
令和代表のゲストは１５歳の女子高生おさきちゃん。
毎回、この令和代表の女の子の人選も絶妙なんだよねぇ。
風間くんとしっかり会話ができ、言葉遣いも丁寧で、知らないものに対するリアクションもいい。
風間くんとおさきちゃんのやり取りもおもしろかった。
ＭＤを知らないのはもちろん、ＣＤを買ったことがないという現役ＪＫ。
音楽は形あるものから形のないものへ変化したんだねぇ。
おさきちゃんの８センチシングルＣＤの開け方！
ジャケット破壊する気か！(笑)
カセットテープも知らないかぁ。
まさか、ケースを開けて取り出す作業にビックリされるとは。
ＭＤウォークマンで盛り上がる風間くんもおもしろかった。
ＭＤは、もう製造もされてないから、忘れ去られる運命だよなぁ。
ＢＴＳの曲がカセットテープで販売されてるってのは驚いた。
昔の音の良さが売れるってことか。
それを受け、風間くんがスタジオの水卜アナに向かって「水卜さん、今からカセットのついてるコンポ買ってください」って言ってたけど、カセットどころか、風間くん大好きなＭＤも聴けるラジカセ持ってるし、現役バリバリなんだが。
次はどんな平成レトロをやるのかなぁ。
毎回チャレンジする燻製がおいしそうだったし、楽しそうだった。
でも、やっぱり、頼ちゃんと巡の関係、雰囲気が最高だった。
ほっこり、ほのぼの。
それだけに、後半になって巡のフリーターという立場やふたりの将来などに重きが置かれていったのが、ちょっと残念だった。
出席した結婚式で友達に関係性などを指摘され、頼ちゃんは完全にお悩みモードになっちゃったし。
でも、雨降って地固まる的にふたりの関係が修復し、深まるという、いい終わり方につながって良かった。
本当にいいドラマだった。
志田未来と泉澤祐希という子役時代から活躍してきたふたりをキャスティングしたのも大当たり。
完璧に頼ちゃんと巡にマッチしてた。
開局一発目にこのドラマを放送したＢＳ松竹東急、やるなぁ。
松尾さん(松尾諭)の自伝的ドラマか。
ＮＨＫは松尾さんが好きだもんねぇ。
朝ドラなんか、毎回出てるんじゃないかって思うほど出てるし。
俳優になるために上京した松尾さんならぬ松戸諭。
たまたま拾った航空券を交番に届けたら、その持ち主が芸能事務所の社長で、スカウトされ、所属することに。
事務所はＦＭＣ(実際に今も松尾さんが所属してる事務所の名前なのね)。
何の略かと思ったら、ファッションモデルカンパニー。
女性のモデルばかりの事務所に松戸はなぜ入ることになったのか。
これも、特に惹かれることはなかったなぁ。
東京乾電池の人たちが本人役で出たように、これからも本人役で出演する役者さんたちがいるようだし、とりあえずもう一回は見てみるか。
松尾さんも原作者役で出てるし。
