新型コロナの流行後初めて、5年ぶりに大学ラグビーを生観戦。
秩父宮ラグビー場での我が母校・流通経済大学対東海大学の上位直接対決。
予定よりやや遅れて到着すると、すでに第1試合は終わっており、先に来ていた友人に聞くと大東文化大学が法政大学に勝って、優勝が決まったと。
優勝の可能性もあると思って乗り込んだだけに、試合開始前からちょっと残念なことに。
流大は勝てば2位、負ければ同時刻に熊谷で行われる東洋大学の結果次第で4位となり、大学選手権に出られない可能性も。
そんな中で、試合は始まった。

先制トライは流大。
その後、東海が2本のトライを決めて逆転。
東海のリードで前半は終了。

後半も先にトライを決めたのは流大。
同点に追いつくも、東海に再びトライを決められてリードを許したまま時計は40分を超えた。
粘る流大がトライを決め、プレッシャーのかかるゴールも決めてまたも追いついた。

このまま引き分ければ、東洋の結果に関係なく大学選手権の出場権内を確保できる。
とにかく、自陣でのペナルティだけは絶対に避けたいところだったけど…
ペナルティを取られ、東海にペナルティゴールを決められた。
万事休すかと思ったけど、終了間際にビッグチャンスが。
タッチライン際の選手にパスが渡り、サヨナラトライだと思った瞬間、ボールは前に落ちた。
観戦していた場所の目の前でノックオン…
直後のプレーでノーサイド。

接戦を落とした流大は、優勝した大東大に唯一の黒星をつけながら、東洋が勝ったため4位となり、大学選手権出場を逃した。
得点経過を見てもわかるように、勝ち負けだけを見れば、かなりおもしろい試合だった。
でも、内容面からいうと、失礼ながらかなりの凡戦だった。
特にスクラムは最後の最後までかみ合わず、まったく押し合いにならず。
回っちゃうか、どちらかが(特に流大が)コラプシングを取られるかの繰り返し。
ラインアウトのミスも多かったなぁ。
ラインアウトといえば、流大の1点目。
長めのスローはラインより後ろにいた選手がキャッチし、別の選手にパスをするとその選手がトライを決めるという、見事なサインプレー。
サインプレー?
正直、ミススローにしか見えなかったんだが。
真相やいかに。
大学選手権に出られるかというスリリングな展開になったし、最後まで勝敗はわからなかったし、なにより学生時代の友人に久しぶりに会えたし、内容は置いておいて十分に楽しめた。
チケットは流大ブースで購入した。
2000円だった。
売ってくれた女性に「高くなりましたね。1部に昇格したころは中央席が1500円だったのに」と言ったら「そうですね。でも当日券を買うよりは安くなってますから」的なことを言われた。
今って、普通に買うと3000円もするのね。
高っ。