80年アイドルもレコードのリリースイベントはやっていたので、直接話をする機会はあった。
でも、今のようにインターネットはなかったから、自分の思いや気持ちを伝えようと思ったら、ファンレター(手紙)という方法くらいしかなかった。
ただ、そのファンレターに本人から返信が来ることはほぼなかった(と思う)。
事務所からの告知はがきが届くことはあったけど。
今はSNSやブログ、ライブ配信などでのコメントによる交流ということができるようになった。
僕もブログや、かつてのぐぐたす(Google+)、インスタグラム、ツイッターなどのコメントでの交流や、インスタライブやツイキャスでコメントと配信者の言葉での会話(交流)などを経験している。
それが、わりとフツーにもなってきている。
それでも「まさかこの人と!」という人との交流ができたこともある。
中野友加里や太田由希奈といった演技が好きな選手の得点が伸びないことに、競技としての興味を徐々に失ったフィギュアスケート。
テレビでもほとんど見なくなって久しいけど、見ていた最後の頃に好きだった選手のひとりが澤田亜紀。
その澤田亜紀がSNSをやっていることに気づいたのが数年前。
フォローして、たまにコメントも送っていた。
そんな中、コメントに返信が来て、何度かやりとりがあって会話状態に。
まさか、引退から10年以上経ってこんな形で交流できるなんて、信じられないことだ。
「ヒルナンデス!」の大学を訪問するコーナーで、東京藝術大学を訪れた時にピアノを聞かせてくれた吉原清香という器楽科の学生がかわいいなと思った。
それが2015年の秋。
数年前に彼女がプロのピアニストになっていて、SNSをやっていることを知った。
フォローして、ちょいちょいコメントもしていた。
すると、ほとんどのコメントに返信コメントが来るようになった。
テレビでたまたま見た、いわゆる一般人(当時)と時を経て交流することがあるなんて、まったく思いもしなかった。
いい時代になった(と言っていいのかな)。