女優をメインにした映画感想のはず

女優力とは、その映画での女優さんの魅力です、女優自体の評価ではなく、また客観性は1ミリありません。音楽やサッカーもあり?

修羅雪姫:梶芽衣子

2006-07-14 20:32:25 | 映画
女優力 70%!

こじんまりとまとまった日本人らしい容姿に
目つきが鋭い梶芽衣子。
この映画は、はまり役だね。
まぁキルビルのヒットが無ければ
見る機会も無かったと思うけど、
復讐ということでは、まんまいただきって感じ?

しかし、凄いね。
もう、言う事も無いよ、この映画には。
理不尽な出生とか、意味不明な特訓とか
出て来る人達も無茶苦茶で、むしろ復讐の
対象の悪人の方がまともかと思えるような、、、
まぁ最後にやられる奴は結構ヘンだったけど。
この映画に満ちてる、妙なベクトルを持った
エネルギーが一点復讐に収束されていく様を
観ていると、なるほど復讐とは映画のテーマとして
便利なものかと思う。

70年代ロックバンドの音が重いのと
同じような重さがこの映画にはあるね、
それを全て背負って素晴らしいものにしているのは
まぎれもなく梶芽衣子。
最近の女優にはいない独特の個性だね、
もっとも昔の女優にああいう人がいたのかは
知らない、もしかしたら彼女だけなのかな?



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