ナイロビの蜂：レイチェル・ワイズ

女優力　６７％！　　（映画が良かったからなぁ）

いまいちシャープな感じがしないんだけど、素晴らしい美女には違いないレイチェル・ワイズ。
以前取り上げた時は、結構女優力低かった気がするけど、今回は悪く無い。
その時も書いたけど、最初ハムナプトラとかで見た時は良いと思ったんだけど、
最近はいまひとつイメージ良くない感じだ。
というか、頭の中に残ってるイメージが実際より落ちる感じがする。
実際、画面で見てる時はやっぱり美しいと思うんだけど、、、不思議だね。
多分、個人的に好みの顔立ちではないんだろう。

この映画でのポイントが高いのは、やっぱり映画が良かったからかな？
なんか活動家みたいな役だけど、外交官と結婚したりする。
夫をないがしろにして活動してるようだけど、
実は夫を随分と愛して大事にしていた。
何せ、死んでしまってる役なんで時間軸が前後して出てくる。
ちょっと分かりにくくはあったけど、だんだん引き込まれて行く作品だ。
分かりにくさもちょうど良い感じだった気がする。
アフリカを舞台に製薬会社とか国がからんでやっている悪行に関することが
テーマと思うが、社会性もあり、サスペンスでもあり、ラブロマンスでもある。
映画が終わる頃には、そのどれもが半端なく堪能できてしまった。
安っぽく無いリアリティもあって、後からじわりとくる良い作品だったね。
あまり好きじゃない役者のレイフ・ファインズも、
表面的でなく本当に男らしい男を自然に演じていた。
最後に、湖のそばで死を覚悟して敵を待つ姿は格好良すぎだね。