先生と再会

酒を患っていた頃に通院していた先生に、昨日の出勤途中に偶然出会った。
偶然といっても、家の近所だから、出会う確立はそれなりに高いのであるが、長年お世話になり感慨深い気持ちと懐かしさがこみあげてきた。

先生は女医さんで、おいらが結婚して今の街で住みだした頃に開業された。当時は病院も少なく、近所では貴重な存在であった。また当時「女医さん」ということで、ご婦人の患者さんが多かったが、アルで通院していたのはおいらだけだったかも・・・

元々おいらの住む街は、昔は植木の産地で有名な土地柄だったせいか、当時の医院の周りには植木畑が広がっていた。ある面のどかで、治療には環境が良かったかに思えるが、先生は虫が大嫌いで、虫が室内に入ってくるとヒステリックにおいらを呼び、虫さんの処分を依頼するのであった。そこには医師と患者である関係は霧散し、ただの人間同士の互助だけが存在した。（笑）

そんな先生も年月が過ぎ、少しお痩せになられたようだったが、今も医院を継続されている。肝機能の正常値維持と断酒継続中を報告できたことはうれしかった。しかし、別れ際に「また寄せてもらいまっさ～♪」と大阪弁独特な（そんじゃまたね♪の意味）言葉でその場を後にしてしまった。

ヤバイ・・・