2023年「A&Kの菜園日記」種ジャガイモの植付け
今年の桜の開花は、例年と比べ1週間早いらしく「一両日中に開花の予想」と、靖国神社の標本木が示しているらしい。
3月12日 種ジャガイモの植付け 11:30~15:00
2月28日に元肥をすき込んでから12日が経ちました。例年は種ジャガイモを購入して、即植付けていましたが、今年は「浴光催芽(育芽処理)」という発芽を促す処理を施してみました。
「【浴光催芽】
種ジャガイモに6~20℃で、20~30日位日光あるいは散光を当てて、3~5mm程度のかたくて丈夫な芽を育てる作業。ハウスもしくは戸外に新聞紙・段ボールを広げて行う。芽が均一に催芽され、濃緑で強い芽になるように、また、ムラを無くすためイモの位置を2、3回変えます。
〈メリット〉
芽の出方が悪い種イモを選別し、植付け後の生育が促進される。萌芽が7~10日早まり、収量の増加とイモの肥大が期待出来る。茎は丈夫に生育し、徒長が少なくなる。」
( 「タキイのジャガイモ栽培マニュアル」)
「浴光催芽」にトライしたのは、3月1日~12日迄の12日間とマニュアルよりは幾分少ない期間でした。著しい催芽は認められませんでしたが、゛気持ち ゛育芽したかな? と言う程度のものでした。
(「浴光催芽」開始 3月1日 )
(「浴光催芽」12日目の種ジャガイモ)
今年の購入種ジャガイモは、男爵(1kg)とキタアカリ(1kg)ですが、値段は少し上がっているようです。男爵の1つは中心が腐っていました。1畝株間30cmで10個、3畝30個の植付け予定ですが、昨年は3kgで30個の実績(多少余った)でしたので、イモを切り分けての数量調整が必要のようです。種イモの下準備(切り分け・草木灰付け)はいつものことなので省きます。余分に30数個用意しましたが、結果1つ分ショートして32個植付けました。
今週(12日の週)は、明日(13日)降雨予定の他は安定した暖かい日が続き、東京も桜開花予定です。江戸川縁のこの辺は東京より1週間遅れの開花予定です。
今日は穏やかな家庭菜園日和、気温は15℃まで上がり微風が吹きました。3畝立て、男爵ー12個、キタアカリー20個を1時間半少しで植付けました。
(3月12日 作業前の畑)
(Aの畝立てルーティン 三角畝作りから A )
(三角畝を崩して整地して畝立て A )
(種ジャガイモ株間30cm イモ間に化成肥料を一握り)
(3月12日 種イモ3畝32個配置 A&K )
(深さ7~8cm 覆土(5~6cm)作業中 A )
(3月12日 種ジャガイモ32個植付け完了 A )
畑の「絹さやえんどう白花」は、11月8日黒丸プラポットに播種、12月2日定植しました。定植後、全く生育が見られず縮こまったまま本日に至りました。地這いを始めましたので、本日ネット棚を製作に来ました。同じ頃の11月6日に自宅玄関脇花壇に直播きしたものは、3月15日現在写真のように生育、花が咲き2、3つ実を付け始めました。この極端な違いは何でしょうか? 玄関脇は風を防ぎ、朝は東陽が差しますので幾分生育条件は良いと思いますが。
長さ3m弱のネット棚に小1時間を要しました。オーナーのTさんが「絹さやがこんな小さいのに花を付けているが、ここのところの天候は何なんだろうね?」と話しかけてこられ、環境異変について話し込みました。
(3月15日 わずか2日違いの播種でも場所によりこの違い)
(3月12日 生育の遅い「絹さやえんどう白花」にネット棚製作 A )
3月は、分けつネギ「坊主不知ネギ」の株分け・植え替えになります。昨年3月12日にオーナーのTさんから分けて頂いた株分け「坊主不知ネギ」を植え替え・定植してから1年になりますが、途中Aは10月28日に場所変えで移植しました。同じ頃頂いたお仲間の皆さんは移植せず1年間そのままでした。結果、お仲間の方々の「坊主不知ネギ」の草勢は衰えず、予定通りの分けつ株になりました。Aの場合、移植時より草勢が衰えた株を新たに通常の移植時期に植え替えるべく、今までのネギ畝の脇に植え替え場所を耕起しました。
ネギ苗1本とっても、季節循環は自然の摂理とつくづく感じました。
(3月12日 「坊主不知ネギ」植え替え場所の耕起 A )
(2023年3月12日の畑)