卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

2023年「A&Kの菜園日記」冬野菜の準備(6)播き直し大根苗の間引きと殺虫剤の散布

2023年10月25日 11時02分07秒 | 日記・エッセイ・コラム

2023年「A&Kの菜園日記」冬野菜の準備(6)播き直し大根苗の間引きと殺虫剤の散布

 

 

つくづく思うこと。

「75歳以上の免許証更新」制度が迫って思い浮かぶのは、2006年8月発生した「゛福岡海の中道大橋飲酒運転事故 ゛(4歳 3歳 1歳児の幼児死亡)」と、2019年4月に発生した「東池袋自動車暴走死傷事故」です。好んで飲酒をたしなむAには、人ごとではありません。2006年の事故に関して、「ゴルフ帰りのバス1台飲酒運転関係者取締まり」された話は、ゴルファー仲間では伝説的な話で、以後、仲間通しでプレー後の酒を伴う親睦会は控えられました。

ゴルフプレー、家庭菜園、キャンピング、買い物、病院通い、駅までの送迎、ドライブ旅行、帰省等々、Aの生活の足全てに運転が関係してきます。先日、自治体のアンケートがあり、「高齢を迎え運転免許証の返納を考えているが、その後の生活の足に困ることが目に見えている。是非、市民レベルの公共交通機関の充実を即実践して欲しい」と要望項目に述べました。東池袋以後(それ以前も同様の事故は多かったはず?)、゛明日は我が身 ゛の事ととらえ、過日の高齢者講習の運転実習で指摘された ゛一時停止標識 ゛では、習慣となり始めた「指差呼称」をより実践しています。

今年1月の「ジャフメイト」に来たるべく、関係記事が載っていました。

 

 

(2023年1月「JAF Mate」より)

 

 

10月20日 播き直し大根苗の間引きと殺虫剤散布 11:30~14:00

 

10月6日に再播種した青首大根とおろし大根辛味の発芽が2週間たった本日防虫ネット越しに認められ、間引きと前の轍を踏まないため殺虫剤の散布のため畑に出ました。殺虫剤の散布は、家庭菜園を始めて20数年、全く初めての経験ですので、殺虫剤の種類選定から始めました。

 

今回、Aの害虫による食害に気付き、指摘して頂いたオーナーのTさんのアドバイスによる「オルトラン」が第一候補になりました。

「根・葉・茎から吸収され植物体内に移行することにより、植物全体が殺虫効果、害虫を防除する「浸透移行性殺虫剤む、粒剤・水和剤・液剤」

(住友化学園芸)

 

……Aが物心が付いた頃に父親は既に趣味のバラ栽培を楽しんでおり、Aも手伝わされるようになっていました。春秋に咲くバラは、芳しい香りと色とりどりの大小の花が見る人の目を奪い人気がありますが、枝に鋭いトゲを持ちます。トゲに悩まされるためAは、余り興味を持ちませんでしたが、父親の両腕はトゲによる引っかき傷が絶えることはありませんでした。また、バラは虫や病気が発生しやすいようで、時期毎に噴霧器で消毒している姿をよく覚えています。硫黄の臭いがする「石灰硫黄合剤」の名は、耳の奥に残っています。水に希釈する時、乳白色に白濁することを覚えていますが、その薬かどうかは分かりません。今の家でクロアリが巣を作り、随分古い「マラソン乳剤」が物置の奥に見つかり、希釈し白濁した液剤で駆除できました……

 

Aの知っている薬剤は、この2種類しか知りませんので、いつものググりで「マラソン乳剤」(植物への薬害が少なく、広範囲の害虫に効果を発揮する代表的なもの)と、同時に展着剤として「ダイン」も購入しました。

 

※ 展着剤

「散布液に加えて、薬剤が植物や病害虫にむらなく付着し、さらに固着するので薬剤の効果が高まる。 雨露による流亡も軽減し、効果の持続も期待出来る」

(住友化学園芸)

 

農薬専用の持ち運び容器は、5Lポリタンを用意しましたが、薬剤調合に際し余りに微量な割合なので機材に困りました。5L殺虫剤溶液には、殺虫剤「マラソン乳剤」は1000倍希釈で5ml、展着剤「ダイン」は使用目安によると0.5ml~1.5mlになります。ダイソーでアルスト用燃料計量として20ml用シリンジをかつて購入しましたが、農薬には大雑把な割合で臭い移りもありそうなので、新しいものを求めました。やはりダイソーの適当なものとして、ピペット2.5ml(0.5×5目盛り)、小分け用スポイト1ml(0.25×4目盛り)が見つかりました。1mlスポイトが入手出来ましたので「ダイン」は、5L割合で1mlの投入にしました。

 

 

(殺虫剤「マラソン乳剤」 展着剤「ダイン」)

 

 

(微量調合にダイソー「ピペット 2.5ml」)

 

 

(微量調合にダイソー「小分け用スポイト 1ml」)

 

 

(農薬容器5Lポリタン 手動噴霧器 計量カップ1L )

 

 

「大根耐病総太り」2畝40本の1回目の間引き(2株にする)を行い、用意した殺虫剤を散布しました。手動の噴霧器で散布しますが、随分細かい噴霧状のため手指に掛かる引き手が重く、手首に負担を感じました。「おろし大根辛味」14株のうち数株が食害、1回目の間引きを行い、やはり殺虫剤を散布しました。「大根耐病総太り」に比べ少々元気がないようです。

 

 

(10月20日 播き直して復活した「大根耐病総太り」)

 

 

(10月20日 大根苗の1回目の間引き A )

 

 

(10月20日 間引き苗40本(2畝)に殺虫剤の散布 A )

 

 

(10月20日 「おろし大根辛味」1回目の間引き)

 

 

(10月20日 「おろし大根辛味」に殺虫剤の散布 A )

 

 

お仲間より頂いた白菜2株は完全消滅、影も形もありませんでした。それの並びの「ミニ白菜」も半分は害虫の食害により幼根だけが残っていました。バラ播きチンゲンサイとバラ播きタアサイは、元気な発芽を見せており、葉物野菜として殺虫剤の散布は控えました。

 

 

(10月20日 白菜2株は消滅 ミニ白菜も影響を受けた A )

 

 

(10月20日 バラ播きタアサイは順調に生育中)

 

 

Kより事後報告として「10月12日にピーマン/オクラ畝とナス畝の完全撤去」の話を聞いており、本日、その野菜残滓の処理と展張黒マルチの撤去を実施しました。45Lゴミ袋3袋と少し、後片付けでサッパリとなりました。その跡は、タマネギ畝3畝と絹さや畝を予定しています。その広さは、3.5m×3.5m=12.25㎡ 約3.7坪になりました。

 

 

(10月20日 ピーマン・オクラ・ナス 2畝分の残滓処理 A )

 

 

(10月20日 2畝分の展張黒マルチの撤去作業 A )

 

 

(次期のタマネギ畝のスペースを確保し一安心 A )

 

 

9月24日播種した「赤玉葱」と「極早生タマネギ」の苗床は、生育が両方とも遅く、2袋播いた赤玉葱は、寂しい発芽振りです。「赤玉葱」が少ないのは当然かもしれません。よくよく種袋を見たら。「極早生タマネギ」の値段の1/3、入り量は1/6(0.5ml)でしたから。赤玉葱の播種は、種を購入した時点で既に失敗だったのかもしれません。

10月6日にタマネギ苗床並びの隙間に播種した「三池たかな」は、順調な発芽、生育を見せていました。たかな漬けを炒めて白ご飯と和える「たかなご飯」、今から楽しみです。

 

 

(10月20日 タマネギ苗床 上の空いているのが「赤玉葱」)

 

 

(10月20日 順調な発芽・生育を見せている「三池たかな」)

 

 

9月24日に定植した「ブロッコリー緑嶺」8株の畝ですが、ほぼ4週間を経て定植当初に掛けたネットの中で順調に生育、写真のように窮屈な様子になっていました。明日(10月21日)にも、大きなネットと交換展張の予定です。害虫の被害には遭っていないようです。

 

 

(10月20日 当初のネットの中で窮屈そうなブロッコリー)

 

 

10月21日 ブロッコリーのネット掛け替えとタマネギ定植場所の整備 14:00~16:30

 

前日(10月20日)の窮屈なブロッコリーの様子が気になり、通常の防虫ネット(幅1.8m×5m)と樹脂ポールを用意、早速畑に出ました。ブロッコリーの当初のネットを片付け、持参した交換用ネットの展張まで40分ほど要しました。害虫による食害は見受けられず、ひとまず一安心です。

 

 

(10月21日 ブロッコリーの当初のネットを外し支柱を撤去中 A )

 

 

(10月21日 交換用防虫ネットを展張中 A )

 

 

(10月21日 ゆったり防虫ネットのブロッコリー現在生育中)

 

 

昨日片付け整理したタマネギ予定場所を荒起こし作業にて耕起しました。また、広さを計測(3.7坪)していたので、今年の「目分量でない肥料・堆肥の撒布」を実践、元肥としての消石灰2.5kgを持参、A&Kで撒布・すき込みました。荒起こしから消石灰のすき込みまで、約1時間を費やしました。

 

 

(10月21日 タマネギ予定場所の荒起こし A )

 

 

(10月21日 3.7坪に事前計量した消石灰2.5kgを撒布 A )

 

 

(A&Kで消石灰のすき込みを完了)

 

 

今年お仲間同士で盛り上がった畑の一角の放置「コキア」が、程良く枯れました。箒作りのため持ち帰ることになり、畑の隅がスッキリとなりました。A&Kの一角でしたので、後片付けは、Kの除草おばさんの出番です。

 

 

(「コキア」撤去後の片付けは除草おばさんKの役割?)

 

 

(久し振りの「コキア箒作り」が楽しめます!)

 

 

(2023年10月21日の畑)

 

 

(10月25日 朝採れ収穫野菜)


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