卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

2017年 本土寺の紅葉

2017年11月29日 09時18分57秒 | 写真

 2017年 本土寺の紅葉

 

 

30年近く前の紫陽花の頃、本土寺に行った記憶があります。境内に咲き誇る花と、数珠繋ぎの人垣の間を分けて進みました。Kは、「焼きトウモロコシを、参道脇の出店で義父母と食べた!」と、言っております。

 

この時期の彩られた紅葉には、余りそそられる気持ちは、ありませんでした。何気なしに耳に入った ゛本土寺の見頃の紅葉 ゛のラジオ番組が、「行ってみようかな!」と思わせました。自転車で1時間も掛かりませんので、前日に用意して、明日を迎えました。

11月28日、「関東は曇りで、……近辺はここ数日よりも高く、7、8度の朝方の気温。茨城・千葉沿岸に小雨?」と、テレビのお天気お姉さんが、伝えていました。道は雨に濡れた様子で、手をかざすと、僅かな ゛霧雨 ゛とも言えない湿り気が、手元に残りました。炬燵の中で、1時間ばかり「どうしようか?」と迷いましたが、「決定!」。

 

南流山の「駅そば」で、ゆっくり時間を潰し、本土寺の名ばかりの駐輪場に、8時半過ぎに着きました。「この時期、9時前頃がベストの時間帯です」と、ネット検索にありました。

私の到着と同時前に、ロードスタイルの年配のご夫婦連れ?…が、仁王門を過ぎて、境内に入っていきました。「私と同じ考えの方々もいるんだな!」と。

 

30年前の真っ直ぐな参道は、変わっておりませんでした。仁王門をくぐり、受付で500円を支払い境内へ、「順路→」を進みます。

 

 

(仁王門をくぐるとこの景色が広がっていました)

 

 

「松戸市平賀にある、あじさい寺、池上の長栄山本門寺、鎌倉の長興山妙本寺と共に朗門の三長三本の本山、本土寺はもと源氏の名門、平賀家の屋敷跡と伝えられ、日蓮聖人より長谷山本土寺と寺号を授かったのに始まります。花の寺として親しまれての本土寺の「本土」とは「我此土」(わがこのど)、つまりお釈迦様が本当の佛、本佛となって住む国土「本土」に由来します。また、花は本佛に捧げる花、宝樹です。三月下旬から四月上旬は、枝垂れ桜、ソメイヨシノ、八重桜など百本ほど、六月上旬には花菖蒲が五千本、また、下旬には十種類以上の紫陽花が五万本以上咲き渡ります。紅葉の十一月下旬には、「山もみじ」、「大盃」、「秋山紅」の三種類の紅葉(もみじ)、千五百本が紅く彩ります」(本土寺HPより)

 

花菖蒲が咲き誇り、睡蓮が池面を覆う水面(みなも)には、寂しい時期ですが、境内のそこかしこには、黄・紅を競う木々が、ひしめいていました。

秋三昧!、紅葉三昧! がありました。

 

 

(2017年 本土寺 本堂脇の回廊)

 

 

(2017年 本土寺 弁天堂横の小道)

 

 

写真愛好家のグループらしい方々が、三脚を立てて、打ち合わせていました。この時期、この時間、趣味を突き詰めると、寒さや場所・距離? などは、問題無くなってくるのでしょう。私以上の年齢の方と、お見受けしました。

 

自宅に帰り着いたのは、ちょうど10時近く。2時間半、17kmほどのポタリングでした。

 

 

(2017年11月28日 本土寺 赤門)

 

 

(本土寺の紅葉)