2025年「A&Kの菜園日記」朝採りソラマメを味わう
2025年6月5日、とうとう待ち切れず、庭先の「ソラマメ」を ゛朝採り ゛として、食べてみました。
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2022年2月27日、いつものホームセンターでソラマメ苗「綾西一寸」4連結セル12株、いつもの衝動買いをしてしまいました。「ソラマメは、虫がたかるので難しいよ!」、と言われてきたので、趣味と実益を優先するAとしては、余り興味の湧かない野菜でした。塩ゆでの豆をつまみとして、もっぱら味わうのは「枝豆」でしたから。
(2022年2月27日 衝動買いのソラマメ苗「綾西一寸」)
生育期の3月に背丈が伸び、゛いざこれから ゛との4月でした。‥‥結局、4月1ヶ月間は、、アブラムシとのバトル月で、木酢液に始まり、自家製忌避剤「自家製コーレーグース」、市販殺虫剤、防鳥テープと、手持ちの手段を手当てしましたが、5月?には、全面撤退を余儀なくされました。
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3年前の顛末は、一部「2022年「A&Kの菜園日記」夏野菜の準備(4)オクラとサトイモの定植」(2022年5月26日)の中に、゛ソラマメ栽培 失敗の軌跡 ゛として、写真と共に載せてみました。
2025年3月23日、お仲間の「ソラマメ栽培」を見て、またまた3年振りの ゛衝動買い ゛に走ってしまいました。気持ちは、ほぼほぼ「ダメ元」です。
(2025年3月23日 衝動買いのソラマメ苗(品種不明))
3年前は、畑の露地植えでしたが、今回は、「庭先菜園」と四六時中目の届く範囲の栽培です。同じ失敗はしないつもりで、タップリの元肥施肥、アブラムシ対策用に日光乱反射の「シルバーマルチ」、効果の有無は不明ですが、カメムシ対策に忌避効果のありそうな「自家製コーレーグース」、それに定植当初より「防虫ネット」を展張しました。「防虫ネット展張」は、大きな安心感を誘います。ただ「心配の種一つ」、家並みの中、隣家との仕切り塀により日照時間が限られることです。
(3月27日 日当たりの悪い塀際にソラマメ苗4株定植)
(3月27日 「シルバーマルチ」と「防虫ネット展張」に期待)
一番怖い4月にアブラムシの被害は、ありませんでした。一時、防虫ネットの破れた付近でのアブラムシが確認出来ましたが、殺虫剤の一撃が効いて、以後、見られなくなりました。開花時期を迎え、花が咲き誇りますが、今一つ、生育に草勢が無く、丈が伸びません。早生種?‥らしきお仲間の方一人とオーナーのTさんは、5月中旬を過ぎた当りで収穫し終わっていました。「今年は、アブラムシが発生しないが、草勢弱く、莢付きも余り良くない!」と、お仲間の方はこぼしていました。
(5月14日 皆より遅い ソラマメの開花)
5月中旬を過ぎても莢付きは悪く、1株に10個程度の着果が見られるだけで、大きなモノは2~3個です。6月に入り、1株の側枝・葉が黄色くなり、草勢弱く、傾き始めました。たまらず、その株は撤去しました。
2025年6月5日、とうとう待ち切れず庭先の「ソラマメ」を ゛朝採り ゛として、食べてみました。Kの塩ゆでは、小粒ですがホクホクとして、「初物」として充分に期待に添った朝食の副菜でした。父親は、よく言っていました。「初物を食べたときは、大きい笑い声を出して食べるものだ!!」と。
ソラマメの俗に言う「お歯黒」は見当たらず、その個所は、まだまだ緑色でした。初物の莢は捨ててしまったので、ザルの大きさより見当下さい。また、ソラマメの大きさは25mmくらいになります。莢の内側の白いワタも「食べられる」と言うことですので、次回、トライしてみたい食材です。
(2025年6月5日 朝取りの「ソラマメ」)
(朝採り「初物」のソラマメ)
(食べられるとは知らなかった莢内側の「ワタ」)
(2025年6月5日 「初物」朝採りソラマメ)
食卓は、「団塊の世代」の田舎の話まで出て、一寸したソラマメ談義に盛り上がりました。
ゆで上がったソラマメは、「独特の臭いを持ち、人により好き嫌いがある」と聞きますが、そのホクホク感は、結構、人気があるようです。種苗メーカー他、ソーシャルメディアのコメントを漁ってみました。
「ソラマメのシンプルな食べ方は、塩ゆでですが、その美味しさ全てを食べ尽くしたいのなら、莢ごとの丸焼きがおすすめです。蒸されながら熱が入っていくため、甘味が増し、ホクホクになります。焼いた莢の内側の白いワタも食べられますので、ぜひ味わってみて下さい。こそげ落としたワタは、「ぬるっ」とした面白い食感と甘味を楽しめるでしょう!」
「ソラマメにある黒い部分は、豆が莢に繋がっていた個所で「お歯黒」と呼ばれています。豆が熟するにつれ黒くなることがあり、豆の完熟具合を見る目安になります。また、黒いモノほど、ほくほくした食感になるようです。レシピとして、「お歯黒」がより黒いモノから先にゆでると、同じ固さにゆで上がります」
たかが「ソラマメ」、されど「ソラマメ」。案外紐解くと、調理に疎いAでも、楽しめる何かが、潜んでいるようです。
2株目の側枝・葉が黄色く変わり、倒れつつあります。時期が、遅かったのでしょうか?