卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

2021年「A&Kの菜園日記」冬野菜の準備(7)タマネギの定植とサトイモの収穫

2021年11月22日 14時15分34秒 | 日記・エッセイ・コラム

2021年「A&Kの菜園日記」冬野菜の準備(7)タマネギの定植とサトイモの収穫

 

 

小学校クラス会の幹事から相談がありました。「昨年中止のクラス会、今年はどうする? 君の意見を聞きたい」。「感染者は激減しているようだが、我々の年齢層はまだまだ注意した方が良いと思う。3回目のブースター接種後の様子を見てからではどうか?」と述べました。サブ幹事の一人からは、開催を促すメールも入りました。

物故者も数名、連絡の付かない者も同じくらいいますが、「37の会」・昭和37年(1962年)卒業時は47名を数えた団塊の世代・当時は一クラス当たり前の人数でした。時々の幹事が入れ替わりながらも…、ここ10数年は参加者も10数人と常連化していますが、時に上京した懐かしい顔が ゛ヒョッコリ ゛と現れることもありました。当時の卒業クラスは7組までありました。「君の所はまだ続いているの? 全く驚くよ!!」他の同窓生に言われたことがあります。例年11月開催の会ですが、開催中止も3年目に入りました。

 

 

11月19日 タマネギ苗定植とサトイモの収穫 14:30~17:00

 

秋は「収穫祭」と称して、屋外の畑でお仲間とご近所のお知り合いが寄り合い、一人一品持ち寄りと鉄板でBBQ会を行っておりました。昨年は、旧畑の奥でヒッソリと行いました。「今年も!」……と牽引役の方より話がありましたが、新しい畑は ゛隣近所に近く道路に面して人の目が多い ゛ということで、「緊急事態宣言解除」となった近くの飲食店で16日行いました。普段は畑の隅での立ち話、やはり腰を落ち着けてのランチ会はいつにも増して盛り上がり、3時間が瞬く間にたちました。

 

昨週13日のマルチ展張より6日間がたちました。気になっていたタマネギ苗の定植に、昼過ぎより畑に出ました。今週は、気候も安定してきましたが、朝夕の気温も下がり、街中の街路樹も紅葉、ヒンヤリとした冷気を感じる季節になりました。

 

タマネギ苗床は、今年購入種で大玉の中晩生種「泉州中高黄」(2.8ml 約380粒 タキイ)と「赤玉葱」(3.7ml アタリヤ)、そして古い昨年購入種の「泉州黄玉葱」(4ml アタリヤ)を播種しました。数年前より物価高を反映して種袋の入り数も少なくなりました。赤玉葱は従来通りの種量ですが、普通タマネギ種は少なく、補填で播種した「泉州黄玉葱」の種量はそこそこありますが、発芽は調子よくありませんでした。

かつて栽培した経験通り、「赤玉葱」の発芽は良く期待通りの分量の苗生育を見て、1畝(5穴×19列=95本)を定植して、まだ半分程余りました。中晩生の「泉州中高黄」は2畝(5穴×19列×2畝=190本)をやっと定植する本数で、ほぼ苗を使い切りました。尚、新しい畑で播種、栽培したタマネギ苗は赤玉・白玉とも背丈・太さはそれほどでもありませんが、ひげ根の生育状態・勢いは今まで見たことも無いほどの生鮮で、力強さに満ちた苗でした。新しい畑の地力がそうさせたのかもしれません。2時間弱かかって3畝・300本相当のタマネギ苗を定植しました。Kは残った苗が ゛勿体ない ゛と畝間・畝際に沿っても定植していました。

細かいことを一つ、Aは苗を1本1本植付ける時、園芸用のミニシャベルを立てて土に切り込みを付け、その中に苗を差していきますが、その後に苗を押さえるように目土をかけます。以前は畝周りの土をかけていましたが、固い土塊が混ざっているものを指先で潰したりと…、数百本に及ぶと案外手間がかかりスムーズにいきません。ここ数年は、培養土にサラサラの腐葉土を混ぜたものを使っていますが、作業は、はかどっています。「わざわざ、その事だけに!」と思われるかもしれませんが、手作業の多い菜園作業ですので、チョットしたアイデア?…も、積もり積もって思った以上に手助けになっているかもしれません。今回300本の苗に、バーク堆肥と培養土を混ぜたものを13Lバケツ×1杯を使いました。

 

 

(11月19日 タマネギ苗床より苗を採取 A )

 

 

(11月19日 かつて無い元気の良いタマネギ苗のひげ根)

 

 

(11月19日 タマネギ苗の定植 A&K )

 

 

(11月19日 余った苗を ゛勿体ない ゛と畝外に定植 K )

 

 

(11月19日 タマネギ苗3畝定植完了 A&K )

 

 

(11月19日 目土を使った定植後のタマネギ苗)

 

 

タマネギ苗定植後、サトイモ(土垂)7株の収穫を行いました。昨年は、収穫が12月と遅くなり、霜が降りて土中が凍った中で ゛風邪をひかせてしまったサトイモ ゛でしたので、今年は11月中の収穫作業となりました。先日、お仲間より立派なサトイモを頂きましたが、A&Kのものは今一つの出来で、小振りなものが多く、収穫は6kg程でした。「親イモも美味しいよ!」とのお仲間の助言を受けて、幾つかの親イモも収穫しました。ついぞ土垂の親イモを収穫したことが無かったので、半信半疑での収穫です。

 

 

(11月19日 サトイモの収穫作業 A )

 

 

(11月19日 掘り起こした株からサトイモ採取 A&K )

 

 

(11月19日 7株から6kgの収穫 今一!)

 

 

今週も週一毎の液肥を施肥しました。黄色に染まった葉物野菜の葉、なかなか液肥の効果は出ていません。「直接根に到達するように施す必要があります」と手引書にありますが、株元から周りに流れ落ちてしまう液肥に、何か方法を考えないと!

 

 

(11月19日 今週も週一の液肥を施肥 A )

 

 

9月14日に播種した野菜の状況です。大根類やチンゲンサイは収穫して食卓を飾り始め、または物々交換でお仲間の間を巡っています。先日(11月2日)土寄せしたネギも、ますます元気な様子でした。

 

 

(11月21日 9/14 播種の青首大根)

 

 

(11月21日 9/14 播種の辛味大根)

 

 

(11月21日 9/14 播種のチンゲンサイ)

 

 

(11月21日 9/14 播種のタアサイ)

 

 

(11月21日 9/14 播種のちぢみほうれん草寒味)

 

 

(2021年11月19日現在の畑の栽培状況)

 

 

冬野菜の準備は、本日で終わりです。来年3月のジャガイモの植付けまで、冬野菜の収穫を楽しむだけです。


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