卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

2018年「A&Kの菜園日記」タマネギ苗の定植

2018年11月26日 11時01分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

 2018年「A&Kの菜園日記」タマネギ苗の定植

 

 

11月24日 タマネギ苗の定植 10:00~16:00

 

気温予報で最高気温は13度と上がらず、夜間に向けてそれより下がるとのことでしたので、冬支度に近い出で立ちで畑に出ました。21日に「荒起こし」、「施肥・すき込み」と、畝立て準備を全て完了しておりましたが、当日晩に降った雨は、24日まで影響して、湿り気は、なかなか抜けていませんでした。

 

2時間をかけて、5畝の畝立てとマルチ展張を、A&Kで済ませることが出来ました。

 

 

(「中の畑」5畝を立てました A )

 

 

(「中の畑」5畝にタマネギ用マルチを展張中 A&K)

 

 

苗床からタマネギの苗を掘り起こして、バケットに移し替えているときでした。「おやっ!」と思い、よくよく注意して見ると、白いカビのようなものを見つけました。10年以上栽培していて、見たことがありませんでしたから、「もしかしたら、とんでもないことになって、今年のタマネギ栽培は、おシャカになるかもしれない?」と、直感的に思いました。カビの付いた苗の根元部(正式には茎盤(けいばん:茎とひげ根の境部分))を拭き取ってみると、長いひげ根は消失しており、茎の部分も茶色味を帯びて、上部の葉は枯れかけて、元気がありません。絶望的に、もう少し苗を掘り起こすと、一部分であることが分かりました。Kと相談し、゛大丈夫と思われる苗だけでも植え、後は苗の持つ耐久力に任せよう! ゛となり、植え続けました。3時間をかけ、5畝へ500本強を定植しました。時期的に、ホームセンターでのタマネギ苗の販売も終わっていると思われますので、定植したものが、病原菌に冒されているとすると、来年の収穫は望めません。非常に不安の残る、今日の作業でした。

 

 

(「中の畑」タマネギ苗床より移植作業中 A&K)

 

 

(タマネギの苗赤い箇所に白いカビが見られました)

 

 

(大丈夫と思われる500本強を定植)

 

 

(11月24日「中の畑」不安の残る定植作業を終了 A&K)

 

 

16日に「畑の収穫祭 BBQ(17日実施)」の豚汁の食材として、Aのサトイモ2株を「試し掘り」して提供しました。また、その後、24日にも2株掘り起こしましたが、写真の様に、結構、良い出来でした。「蒸し芋」に調理したサトイモは、マッタリとして実に舌触りのよいものになっていました。

 

 

(今年のサトイモは上出来でした!)

 

 

タマネギの定植後、白カビの事を調べてみました。

 

「乾腐病(かんぷびょう): 病原は糸状菌の一種のフザリウムで、カビである。生育の全期間と玉の貯蔵中にも発生する。厚膜胞子は土壌中、数年から十数年間生き残る。感染したタマネギ苗は、茎盤(けいばん)という茎と根の境部分より病原が侵入し、根が消失、生育地上部の全ての葉が枯れて倒れ、枯死します。やむを得ず発生地で苗床を設ける場合は、連作を避け、太陽熱や薬剤などによる土壌消毒を実施する」(タキイ種苗(株)「タマネギ乾腐病」・他より)

 

タマネギ苗の定植で今期の冬野菜の植付けは、終わりました。後は、3月初めの「絹さやえんどう」の棚作りからが、来年の畑作業になります。それまでは、時折の冬野菜の収穫だけです。

 

 

(2018年11月24日冬野菜の植付け配置図)