卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

2024年「A&Kの菜園日記」白タマネギの収穫

2024年05月29日 09時58分40秒 | 日記・エッセイ・コラム

2024年「A&Kの菜園日記」白タマネギの収穫

 

 

5月12日 白タマネギの収穫 08:30~09:00 15:45~16:00

 

明日13日は雨模様の予報が出ている5月12日午前中、白タマネギの抜き取り作業に出ました。

 

昨年収穫(2023年)の白タマネギ(赤玉葱と区別して)は、中晩生(なかおくて)種「ネオアース」で、200本定植して約30kgありました。天候不順のここ数年、お仲間の話を漏れ聞いて2024年のタマネギ栽培(白)は、早い時期に収穫できる早生種を選びました。

種は「極早生早どりタマネギ ハイパワーゴールド」(3ml/袋)を、3袋用意しました。種袋の説明書によると、球は250~300gと立派な大きさです。昨年、9月24日播種、11月16日200本以上を定植しました。

今年、4月前後の生育期、結球は遅く・小さくて生育不足そのものでした。お仲間のタマネギは、まだまだ直立していますが、Aのものは4月中旬過ぎより倒伏し始め、枯れ出しました。「極早生」のため早い倒伏を予想していましたが、結球は小さく明らかに生育不足でした。しかし、お仲間のものも、立っているものの葉先から枯れ始め、草勢は弱々しく、結球も悪く見えます。お仲間を含む、畑全体のタマネギの生育不足が目立ちました。倒伏始めて2週間以上、梅雨も控え、折れ曲がった部分の腐れも気になり、本日、収穫する事にしました。

 

 

(2024年収穫の極早生タマネギ種袋)

 

 

(2023年9月24日 極早生タマネギ播種)

 

 

(2023年11月16日 極早生タマネギ定植 A&K )

 

 

日々の畑作業毎にタマネギの生育不足を目の当たりにしていましたので、一つ一つ抜き取る手にも気力が入りません。以前の丸々と結球したタマネギを抜き取る時は、ワクワクしタマネギの大小に一喜一憂したものです。球が小さく、長期間畑に置いたままなので、葉が枯れて首部が切れやすく、案外手間取りました。作業しながら、ガックリ肩が落ちます。

 

 

(5月12日 午前中タマネギの抜き取り A )

 

 

(生育不良にガックリ肩を落とす A )

 

 

(こんな時もある小タマネギの収穫)

 

 

午後からのタマネギ袋詰め、畑からの搬出は米袋半分、15分もかかりません。ジャガイモの花がきれいに咲いていましたが、愛でる余裕も無く、人目を気にして早々に畑を後にしました。

 

 

(人目を気にしてそそくさと袋詰め A )

 

 

(5月12日 タマネギ収穫米袋半分15分 A )

 

 

(ジャガイモの花がきれいに咲いていました!)

 

 

翌日5月13日は、霧雨のようなお湿りでした。カーポートの車との隙間で、ひげ根と枯れ葉を切り取り、事後処理を行いました。30分チョットでカゴトレー2カゴ、15kgの白タマネギの収穫でした。例年は、16年目になる「タマネギ専用乾燥棚」を組み立てて乾燥しますが、さすがに今年は組み立てず、物置にヒッソリと蔵置の予定です。

 

 

(5月13日 白タマネギの事後処理中 A )

 

 

(2024年白タマネギ収穫は15kg)

 

 

今年収穫の「極早生早どりタマネギ ハイパワーゴールド」は、一球最小でも250g位らしいので、順当な収穫予想では、約定植200本×250g×70%(歩留り)=35kgとなりました。収量15kgでしたので 15÷35=42.8%で半分以下の収量でした。過去の経験より、タマネギの歩留まりは良く、一球当たりのグラム重量は予想より良いと思われますので、例年の収量も伸びるはずです。

昨年の「中晩生種 ネオアース」での予想は、約定植200本×300g(2L)×70%=42kgとなり、収量30kgでしたので 30÷42=71.4%になりました。

今年の「赤玉葱」の収量は、いかなものか? 例年、白よりも赤のほうが生育良く、数・大きさ共ある程度期待出来ると思われます。白タマネギ畝の直ぐ隣の畝が、「赤玉葱」になりますが、白よりは明らかに生育は勝っています。昨年の赤タマネギ「スターレッド」の収量も分かっているので、7割以上の収量を期待したいと思います。

20数年、例年通りの元肥施肥、栽培方法、畝立てと、特に変更せずに栽培してきていますので、全世界的環境の変化、天候不順が影響しているのでしょうか? 来年も7割越えの収量を目指して、栽培したいと思います。

 

今年の収量15kgのうち、160g前後のタマネギ2割、50~100gのもの7割、50g以下1割の配分感覚です。Kは「新鮮で美味しく食べられる自家製のものなら何でも!」と、言ってくれています。5月26日、「赤玉葱」の試し掘りを実施しましたが、取り分けて大きくは無く、均一なものが多そうです。白タマネギの生育不良から比べると、誠に「御の字」です。

 

 

(2024年白タマネギ収穫 大きさ半分以下!)

 

 

(5月26日 試し掘り「赤玉葱」)

 

 

(2024年5月12日の畑)


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