卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

誕生会

2012年03月26日 22時00分36秒 | 日記・エッセイ・コラム

 姪夫妻が次男の1歳の誕生会をやりたいので、3月24日の午後に伺いたい……と、言ってきた。久しぶりで、長男(2歳8ヶ月)・次男の成長ぶりを覗けるので、心やすく引き受けた。 ゛ 忙しい! 忙しい! ゛と、家内はメニューの段取りを私に話すが、「お前に任すよ!」…として、余り私は取り合わない。なお、今回の訪問打診には「もう一人、お腹にいるの!!」との、『爆弾発言』付きで、二人して驚いた。(@_@)

 前日の3月23日、家内が趣味で通っている料理教室の「食事会」が、松戸駅そばの中華料理店「竹琳」であり、有閑マダム?  が10人ほど集まったらしい。「明日、誕生会があるの!」という家内に、先生より「それでは、任せて!!」との申し出が、あったとの事……。

 当日、昼前に先生自身で、わざわざ写真の寿司桶を持ってこられた。餅屋は餅屋、研究熱心な先生と伺っていたが、得意技は、人を喜ばせ、幸せにする。

   私達には、到底及ばない技!……と、感謝して受け取らせて貰った。

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           (アンパンマンの巻寿司)

姪家族は、昼1時前に到着。道が混んで、お腹が空いたらしく、早速 宴(うたげ)の開始となった。長男坊のお気に入りのアンパンマンの他、家内の自信作の「筑前煮」、若者受けを狙った「若鶏の唐揚げ&彩り野菜のゆで卵添ええ」、お子様も好きな「炊込みご飯」、塩麹漬け「パリッとお新香盛り」が所狭しと、卓袱台を独占する。大変! 大変! 忙しい! 忙しい!……と用意している家内だが、人が来るとなると、ついつい入れ込んで夢中になり、楽しんでいるかのように…? 見えてしまうのは、私の欲目か?

 アンパンマンのソーセージの鼻が、素早く長男坊にむしり取られ、歯がまだ2.3本生えたばかりの次男坊は、周りが驚くほど「炊込みご飯」を掻き込んでいる。後は無礼講で、毎夜遅いらしい姪の旦那は、子供が騒いでいても高いびき。姪は、以前から塩麹に着目、最近は醤油麹を作っている家内の話に夢中である。私は、掃除の真似事を教えた長男坊が、なかなか開放してくれない。狭いリビングと宴席の仏間は、ちょっとしたイベント会場となった。

 だいぶ日が延びた夕方6時前に、台風は去った。 今度会えるのは………?

P.S. この原稿を書いているそばから家内が 一言、「妊婦にやさしい甘酒を作ったことも、書いてね!」と、チャチャが入った。

       なんのこっちゃ !?!? (*_*)