卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

2022年「A&Kの菜園日記」ジャガイモ植付け&ソラマメ・ネギ苗の定植

2022年03月16日 15時41分16秒 | 日記・エッセイ・コラム

2022年「A&Kの菜園日記」ジャガイモ植付け&ソラマメ・ネギ苗の定植

 

 

コロナ禍の「新しい生活様式」を模索する中、2月から始めた「1日2食(昼食抜き)」生活が6週間になりました。休止した早朝ポタリングにより体重がポタリング前の90%までリバウンドしてしまったので、以前より昼食後の満腹感が尾を引いて夕食の食欲に影響していましたので、試みたかったことでした。3月一杯は続けてみたいと思います。

 

 

3月12日 ジャガイモの植付け 11:30~14:30

 

3日前の冬野菜の片付けをしのぐよい天気になり、気温は17、18°に迫る勢いで昼過ぎは上がりました。土手の菜の花は名残惜しそうに盛りを過ぎましたが、CR(サイクリングロード)を疾走するロード・スポーツ車は、次から次に目まぐるしく右往左往しています。

先日耕起した畑とポカポカ陽気の暖かさに待ち切れず、畑に飛び出しました。2週間前に購入したソラマメ苗(陵西一寸(りょうさいいっすん))は、その後の暖かさに誘われて2倍ほどに生育、同じ日に購入した種ジャガイモ2種(キタアカリ・男爵)も全く芽出しの兆が見られませんでしたが、今日はポツポツと芽が見えだしております。

 

 

(2月27日 購入仕立てのソラマメ苗)

 

 

(2月27日 キタアカリ(2kg) 男爵(1kg) )

 

 

9日に荒起こし・元肥を施肥した畑を再耕起、西側側溝沿いのサトイモ跡(1m×3m)に2畝立てました。側溝側の畝に株間40cm・7株のソラマメ苗を定植、隣に株間30cm・男爵種イモを全粒(90g前後)9個を植付けました。通常はイモ間に一握りの油かすを置いていきますが、今回は持参しなかった(忘れた)のでイモ間肥料を施さずに覆土しました。この手抜きが生育に影響するか否か、ちょっと心配です。

 

 

(3月12日 作業前の畑 土手側より西方向)

 

 

(ソラマメと男爵の畝立て中 A )

 

 

(3月12日 ソラマメ(陵西一寸)の定植 A )

 

 

(3月12日 男爵種イモ9個植付け A )

 

 

やはり9日に白菜跡(1.4m×3m)を耕起・施肥した場所を再耕起、株間30cmで2畝20個のキタアカリ種イモを植付けました。ジャガイモ栽培で生育が進み、ストロン(新しいイモが着くところ)が地中で伸びてくる時、ある程度ゆったりと深く土寄せが必要になります。かつて、狭い場所で畝数を増やすために畝幅を狭く立てた時がありました。畝間に余裕がなく、しっかり土寄せできずにストロンや肥大する新イモが地上に露出して着生が悪く、青イモができて失敗しました。今回は、男爵畝は余り余裕がありませんが、キタアカリ畝はまあまあの余裕があると思います。

 

 

(白菜跡にキタアカリ用の畝立て中 A )

 

 

(3月12日 キタアカリ種イモ20個の植付け A )

 

 

(レーキ代わりの立鎌でキタアカリ畝を覆土中 A )

 

 

ソラマメ定植とジャガイモの植付けに1時間半ほどかかりました。陽気がよく気温が上がってくると野菜も元気になり生育しますが、雑草類も目覚めます。まだまだ細くこれからが本番の冬越しした黒マルチのタマネギ苗に、そろそろ活動を開始し取り付いた雑草が目立ち始めました。経験上、雑草は小さいうちに除草するのが一番、根張りして大きくなったものは厄介です。タマネギ苗元の除草に20分ほど費やしました。

 

 

(まだまだ細いタマネギ苗の除草 A )

 

 

昨年3月26日、2つのプランターに播種、9月11日に定植し冬越しした越谷のブランドネギ「越谷黒一本太ねぎ」は、一時の草勢は良かったですが、冬越ししたものは写真のようにちんちくりんになっていました。ネギは1年生育しますので、これからの生長に期待して、中耕・土寄せを行いました。

 

 

(3月12日 「越谷黒一本太ねぎ」の手入れ A )

 

 

家事を終え応援に来たKより報告がありました。「Tさんから頂いたネギを皆さんで分けたらしいので、うちの分も置いてあるらしいわよ?」。ジャガイモの植付けに集中していましたので分かりませんでしたが、目立たない隅に2種類のネギ苗が仮植えされていました。分けつしある程度生育したものと、まだ鉛筆位の細いものです。3日前にTさんと立ち話した話題の「坊主不知葱」でしたので、どうもTさんよりその立ち話後に頂いたようです。改めてお仲間の畑を見渡すと、(1年生育を待ちますので)それぞれこれからの夏野菜栽培に邪魔にならない場所に、しっかり植えてありました。Aもせっかく頂いたものですので、少しの隙間に細い苗を、太いネギ苗は皆さん同様邪魔にならない隅に植えました。

 

 

(お仲間により仮植えされたTさんのネギ苗発見!)

 

 

(3月12日 頂きもののネギ苗を隙間に定植 A&K )

 

 

(3月12日 分けつ後の坊主不知ネギ苗を畑端に定植 A )

 

 

昨年オーナーのTさんより「坊主不知葱」の話題が出たときに、ネット検索した内容を下記に記してみました。採取すべき ゛葱坊主 ゛ができにくい品種ですので栽培は分けつによる苗により増やす葱です。

 

『 坊主不知葱 

 

①畑の準備

ネギを植えかえす1週間前に苦土石灰を撒き、良く耕起しておく。

 

植えかえ用穴の用意

畝間90cm、穴幅15~20cm、穴深さ25cm。サイズに拘らなくても良く、浅い穴に植えかえた場合、土寄せ時にしっかり土をかけ、軟白部分が多くできるようにする。

 

③定植

ネギを掘り起こし、枯れている葉を取り除き、2~3本ずつ穴に立てかける。なるべく直立するのが良いが余り拘らず多少斜めでも良い。分けつ後20~30本に増えるため長靴を履いた足1つ分(約30cm)の定植間隔が必要、適当に風通しが良いように。ネギを立てかけながら根本が隠れる程度の土をかけ、株間に肥料を一つかみ置き、土を平らにしていく。

 

④定植1週間後

倒伏したネギを元に戻しながら、苦土石灰を定植溝に投入。ワラ・落ち葉、野菜屑等を石灰の上に置く。

 

⑤1回目の追肥

定植後45日位、1回目の追肥。当初のワラ・落ち葉、野菜屑が溶けるので、化成肥料を1握り投入し土寄せするが、土を余りかけ過ぎず、ワラ等が隠れる程度。定着の様子を確認後、9月まで放任し、追肥も土寄せも行わない。

 

⑥その後の栽培

暑い時期、軟白部分に土をかけると腐りやすい。9月に入ると分けつが進ので、追肥・土寄せを行う。固くなった土を中耕、その後数回土寄せする。2ヶ月後位、分けつした細いものが太いネギに生長する 』

 

(ブログ「グロベジ」(2019.3.15) ゛坊主知らず ゛の項参照)

 

 

『 坊主不知葱

 

〇特色

葱坊主ができにくいため、硬くなりにくい。5~6月頃収穫可能な分けつ葱、1本から10本程度に分けつする。

 

〇特長

葱坊主(葱の花)ができにくい品種で、通常ネギが出回らない5~6月に楽しめる品種。花を付けず種ができない、分けつで増える。刺激臭は「硫化アリル」、疲労回復効果や消化液の分泌を促す働き、唾液の滲出を促し、強力な殺菌と鎮静効果がある。葉の青い部分の方が栄養豊富なので、積極的に利用する。

 

〇栽培ポイント

耕土深く、排水良く、日照の良い場所を選び、15~20cmの株間。早植えは株間広め、遅植えは株間狭めにする。土寄せは、早い時期に沢山かけると分けつが抑制されるので、当初は軽め、葉の分かれ目にかからない程度にする。さび病は6~7月、9~10月に発生しやすい。 』

 

(「坊主不知葱」佐藤政行種苗より)

 

 

(3月12日 本日の作業を完了した畑)

 

 

(2022年3月12日の畑)