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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

魅惑スイーツ

2008-12-06 | その他あれこれ
・晴天。今日は(今日も?)自転車で吉祥寺へ。お歳暮コーナーはシステマティックになっており,オペレータがどんどん配送手続きをしていく。魅力的な試食があちこちの角にあり、ハムに,うどんに最後にはコーヒーとクッキーまで頂いて。



・ロフトでずっと欲しかったゴミ箱?を購入。ビニール袋をかけることができて,プラスチックゴミを捨てるのに便利。ただ,最近はエコバックばかりなので,レジ袋がなかなかたまらないわけだけど・・・。ついでに手帳も購入。当方は相変わらず手帳に書き込まないと頭に入らないもので。



・帰りに寄り道をして,スイーツの店、アテスウエイへ。かなり不便なところにも関わらず,お客さんが多い。ケーキとパンを少しだけ購入。これはバナナのケーキだけど、”おおっー”と歓声でるほど美味しかった!我が家はみんなスイーツ好きなのだが,感動するほどのものに出会うことは珍しい。遠くて大変だけど,また行って別のものも食べてみたい!500円のモンブランは見た目もぐっと来る感じで,今度こそ挑戦してみよう。

力技

2008-12-05 | 研究ノート
・茨城からWさんが訪ねてきてくれた。彼とは福岡時代からの付き合いである。GISデータをどのように位置づけていくかについて相談ということだったのだが,二人で色々と議論するうちに方向性が見えてきたような感じ。局所適応についても色々と意見を交換し、今後の研究方向について考えるきっかけになった。

・昼食後、遺伝子の解析方法について、レクチャーを受ける。それにしても、Wさんは実に精力的に仕事をしている。本人は力技だと笑っていたけれど、実に迫力がある。よく考えてみれば,当方も彼とは同じように力技でやっていたはずが,最近は動く前に考えすぎている。そんなに切れるほうじゃないのにかっこつけても始まらない。まずは動くこと!だ。それにしても、他の研究者と議論することの重要性を改めて感じる。今度は,一度,こちらからセンターを訪ねてみよう。

・6時からアジアと合同の試験地の忘年会。今年は本当に色々なことがあったが、来年こそは穏やかでいい年にしたいものである。

吾亦紅

2008-12-03 | 研究ノート
・いよいよ講義が明日に迫る。一つずつ、資料等を完成させてゆく。投稿論文執筆講座については、読本、プレゼン資料等も完成。本当の講義の方が遅れがち・・・。とりあえず、あたふたと作成。せっかく遺伝子流動をやるので、散布カーネルの話もしたいということで、改めてお勉強。

・昨日、鳴子のTくんと茨城のIくんが来てくれて、ちょうど散布モデルの勉強をしていたのが役に立った。今更ながら、近隣モデルの理解をしたりして・・・。やはり尤度の概念を理解するというのが一番のポイントのようである。



・種子標本採取に来てくれていたSさんと試験地を少しだけ回る。下刈りの頻度や方法が自然と異なっているせいか、自生種が多い二次草地と外来種だらけの草地の両方があるのが面白いというコメントを頂く。草地がいい感じですよね、といわれると訳もなく嬉しくなる。別に自分がほめられているわけではないのだけれど・・・。



・メタセコイアの林ではだらりと垂れ下がったシュートが目に付く。てっきり徒長したシュートだと思っていたら、来年の雄花のようである。もしかすると来年は豊作なのかもしれないが、花粉がすごかったりして・・・。



ワレモコウの花。「我もこうありたい」という思いでつけられた名前だとか・・・。既に最盛期を過ぎている。こうした草地に目を向けるようになると、また新しい世界が開けているのかもしれない。

根寄生植物

2008-12-01 | 研究ノート
・試験地内の会議。色々と報告や審議をしているとあっという間に2時間が経ってしまう。もう少し短くできそうなものなのだが、当方の手際ではこれぐらいが限界だろうか。試験地内を少し見回ると、ずいぶんと紅葉が進んできたことを感じる。当試験地の場合、カエデの園芸品種がたくさんあり、色のバリエーションが楽しめる。



・見学路は落葉が積もっており、歩いたときの足音が心地よい。



・4時からKさんによるゼミ。ヒノキの防御機構と根寄生植物に関する話題。いずれも植物ホルモンに着目しての研究。植物ホルモンの世界も奥が深そうだが、樹木の形態形成における効果についてもう少し掘り下げて理解したいと感じた。

・根寄生植物の話題では、自分では葉緑素を持たずに作物の根に寄生する雑草Orobanche minor (ハマウツボ科)を防除するために、播種実験においてサリチル酸とジャスモン酸を添加して発芽抑制・寄生抑制効果を調べたというもの。根寄生植物へのこれらの添加効果は結果もクリアーだった。

・根寄生植物の代表格のハマウツボ科は、日本でも普通に見ることができる(帰化植物の方が有名?)。梅雨時期にしか見られないらしいので、来年は気をつけてみたい。ところで、居室で黒光りする大きい昆虫をついに見つけてしまった。実のところ、当方はこの昆虫だけは大の苦手なのである。東京に来れば仕方がないのだろうけど、これはキツイ。