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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

この木なんの木

2008-11-25 | フィールドから
・Tさんとヒノキ種子の計測。乾燥させた球果から種子を取り出して重さを測定する。ずっと前に終わっているはずだったのだが、数々のイベント(?)が舞い込んで、のびのびになっていたもの。

・しばらく2人で試行錯誤しながらふるいを活用すれば効率よく球果から種子を取り出せることに気がつき、サクサクと作業を進める。午前中に球果を含めた全体重量は測定終了。午後からはTさんに少ない球果の重量測定をお願いし、当方は講義とゼミ準備、ううっ、ゴールが見えない感じで・・・。



・突然、一般の方の来客があり、「公園で見つけたこの木(写真を持ってきていただいた)は何でしょう?」との質問。先方の「きっとこれではないだろうか?」、というお話の通り、”ナンキンハゼ”であった。



・どういう偶然か、当方も同じ公園で気になって、写真を撮影していたので、すぐに見当がついたわけだが、園芸種が多い都会ではこういう質問は難題だったりする。

・何はともあれ、このナンキンハゼは中国原産とのことだが、街路樹などにもよく使われている。この時期、紅葉が美しい上に、面白い実をつけているので目立つ。それにしても、広い公園の中で当方以外にも同じ木を眺めている人がいたとは、さすが東京は人口密度が高い!?