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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

ピカソ展2

2008-11-20 | その他あれこれ
・本日お休みを頂いて、妻と2人でサントリー美術館へ。クリスマスを前に、東京ミッドタウンはいよいよお洒落。サントリー美術館では、国立美術館ほど展示数はないが、印象的な作品が展示されている。青の時代では、著名な自画像はもちろんだが、友人の死を描いた作品「カザジェマスの死」に感銘を受けた。またこちらは有名だが、息子パウロがピエロの格好をしている作品「ピエロに扮するパウロ」は愛らしくて素直にかわいいと思った。ギリシャ神話のミノタウルスに自分の欲望を重ねて描いた(と書いてあった・・・)作品群も迫るものがあった。

・本当に一人の画家の展覧会とは思えないくらいである。時代も後半になると、一見めちゃくちゃに見えるような作品もある。が、エッチングで描いた作品を見ると、そのデッサン力に圧倒される。当たり前だけど、描写力が天才的にうまいピカソがやるから、こーゆー絵が出来るんだと妙に納得してしまった。ピカソは晩年まで何度も恋に落ち、そのたびに絵を描くエネルギーを得ているみたいだけれど、最後まで枯れないところがすさまじい。



・お昼はミッドタウンの平田牧場という名前の豚肉専門店で、メンチカツとしょうが焼きのランチをそれぞれ頂く。ここのしょうが焼きは、ちょっと他では食べたことがない味である(1100円と価格も納得)。豚肉に自信があるからこそ、の調理法でしょう。



・近くの公園まで、子供とサッカーに行く。いよいよ陽が傾いてくると、光のラインができる。黄金色に輝いていて美しい。陽が傾くと寒さが身にしみる・・・、が、夕焼けもまたきれい。