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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

トドマツ交雑論文、次なるステップ

2007-12-06 | その他あれこれ
・午前中、こもりきりになってトドマツ交雑論文の執筆。やはりこもると作業が実に効率よく進む。プリントアウトした原稿に自分で赤を入れる作業を1時間半ほど。その後、それを修正しながらパソコンに打ち込む作業をさらに1時間ほど。重要な論文を周りに広げて、良さそうな表現を引っ張ってきながら、細かい部分も修正しつつ体裁を整える。全体として、論文の流れにうまく乗りそうにない部分は思い切って省略し、すっきりした構造にする。12時半ごろにIくんに渡して、次なるステップへ。

・午後から弥生に出勤し、打ち合わせ各種。論文打ち合わせでは、それぞれに、少しずつ進んでいる。しかし、英語の表現で苦しんでいる学生は少なくないねえ・・・。6時からは自主ゼミ参加。秩父のSさんによる大型試験地データを利用した解析。こうした科学的な検証がなされることが少なかったデータセットだけに、もうそれだけで「お父さんは嬉しいよ・・・・」的な感動をしてしまう。テーマとしては、種数が減少するメカニズムとして、地形、種の散布型などと新規参入と死亡率のデータを絡めつつ、新たな”枠組み”を提唱しようというもの。

・解析や目的がしっかりしていると、聞いていても実に楽しい。やはり主題をうまく設定すれば、当機関で眠っている膨大なデータも活かせるってことだなあ。終了後、Kくんいきつけの小さな韓国料理店で打ち上げ。全部美味しかったのだが、サラダ菜とえごまで焼肉(豚肉)を巻いて食べるのが絶品。幸せであった。