goo blog サービス終了のお知らせ 

goto_note

西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

アカエゾマツ原稿再修正

2007-06-19 | 研究ノート
・ふたたびアカエゾマツ原稿改訂。昨日の修正原稿を読み直しつつ、新たに山岳地帯の針葉樹の文献とかも読みながら、用語の整理・統一などを行う。花粉分析関連の用語がどうにも弱い・・・。なかなか頭に入らないんだが、そろそろ慣れてこないといけないな。11時までパソコンに触らずに赤で修正を入れる。ようやくパソコンでの入力作業。

・言い過ぎたところを削ったり、元に戻したりと、なかなか大変。コレで何とかいいだろうという状態になった(文献のところとかはまだだけど・・・)のは3時過ぎ。ということで、共著者にメールで改訂のポイントを書いて送信。とりあえず、しばらくは必要なさそうな文献はファイルに戻したりしながら、ふうっと一息。

・おっそういえば、エゾマツ研究会に参加した紀行文(?)の原稿を書かないとならないのであった。すっかり(意識的に?)忘れていたんだけど、このへんで書いておかないと本当に忘れてしまうので、こちらはパソコンでいきなり入力。話題提供はなかなか面白かったのだが、肝心のエゾマツに関しては、現場での感動ってのが実はあまりなかった(社長さん自体は面白い人だったけど)ので、なんか非常にあっさりと終わってしまった。現在2000文字程度だが、これを倍に増やすってのはちょっと難しそう・・・。こういうときには写真でスペースを埋めるのかもしれないが、写真もあまり撮っていなかったりするのである。



・高橋さんに測定してもらったアカエゾマツの針葉の調査データを入力し、Rに持ち込んで眺めてみる。標高と2年生シュートの単位長さ当たりの葉の数(葉密度)の関係はなかなか興味深い。何しろ1個体しか対象としていない上に、個体あたり3本のシュートしか測定していないので(今回は測定方法の検討が目的なので・・・)、もちろんなんとも分からないが、標高が高いほど葉密度が高そうな傾向が見事に出ている(ちょっと嘘っぽいくらい・・・)。葉をたくさんつけて厳しい寒さをしのいでいるって感じがいかにもするんだけど、とにかく何かしら違いは出そうということでまずは一安心。本格的な調査と解析が楽しみである。