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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

ボトルネック考究

2007-06-12 | 研究ノート
・朝5時ごろに突然くしゃみが止まらなくなる。やはりイネ科雑草が繁殖にせいを出しているらしく、花粉症のせいで眠れなくなってしまう。なぜか、ソファーにいると症状が改善されるような気がするので、しばし、変な体勢のまま仮眠。この影響で、ずっと頭がぼーとしている。ううむ、一向に調子がでない。

・トドマツ原稿について練さんと打ち合わせたと思ったら、再び、電話が・・・。今度はボトルネックの話。アカエゾマツ原稿でも活用しているボトルネックテストについて、いざ説明しようとすると、自分がきちんと理解できていないことに気がついた。気になったので、再びプログラムをダウンロードして、アカエゾマツも再びボトルネックテストをやってみる。以前はプログラム・バグのせいで3digitsのデータフォーマットではうまく動かなかったらしいのだが、現在のバージョンではとりあえずまともに動いている模様。

・パソコンが頑張ってくれている間、Conservation Geneticsなどの教科書も引っ張り出し、今一度、ボトルネック自体の理解に努める。この本ではゾウアザラシなどかなり極端に個体数が減少した例が多いが、動物だとイメージしやすい。さらに、原著論文も読み直す。しっかりと目を通しておかないと、足元をすくわれる可能性がある。ヒノキのアサインメントテストの場合には、全く違う結果のままに考察を進めていて、危ないところだったし・・・。

・今ひとつ調子が出ないまま、アカエゾマツ原稿の改訂をのろのろと、しかし大胆に進める。論文の目的と内容をかなり改訂したので、もう一度、ノートに書き出して、流れているかどうかの論理構成をチェック。やはり、おかしな展開になっているところがある。もうしばらく、関連論文の読解と改訂作業の同時作業が必要のようだ。