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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

懐かしい電話

2007-06-06 | その他あれこれ
・どうにも体調が戻らない。のどの奥がむずがゆい感じが続いている(咳き込むととまらない)。この時期は”花粉がらみ”でありとあらゆるところが不調で、何がおかしいのか、よく分からないというひどい状態だ。と言っていても仕方ないので、関連論文読みなど。トドマツ原稿が”待て”の状態になってしまったので、久しぶりにアカエゾ関連の文献などをあさる。カエルのLandscape geneticsの論文(Funk et al. 2005 Mol Ecol) はなかなか面白い。尾根が遺伝的交流のバリアーになっているという結果。凹凸が逆なのだが、東京のゼミで拝聴したトンボの研究にも役立ちそうである。

・久しぶりに原稿を読み返すと、必ずしも、論理展開の流れが良くないことに気がつく。イントロ、考察ともに、まだまだ改良が必要である。とりあえず、Landscape Genetics関連の論文(何故かすべてMolecular Ecology)をささっと読む。ふうむ、2003年の論文はそれなりに使えそうである。草本(Elymus athericus)の場合は、特に物理的な障壁がなくても、ハビタットの違いでわずか80m程度の距離でも分化が進む例がある・・・と。

・夕食の終わりがけに1本の電話。子供が出た後に代わってみると、なんと元職場の大先輩であった。嫁さんの元上司でもあり、二人とも知っている旧友(?)である。何とも懐かしいのだが、聞けば奥さんと旅行で市内のホテルに泊まっているとのこと。明日の朝、顔を見にいくことにする。10年以上ぶりなので、お互いに変わっているんだろうなあ・・・。