先日、強毒性鳥インフルエンザH5N1の論文に対して米政府のバイオセキュリティーに関する委員会が生物テロへの懸念から内容の一部削除を掲載前に求めた問題で、論文の著者らが「今後の研究のあり方について議論する時間が必要だ」として、H5N1に関する研究を60日間自主的に停止するとの声明文を発表したという報道がありました(ASAHI.COM)。この研究の一時停止について、米国立保健研究所(NIH)でも、「NIHや米疾病対策センター(CDC)など米政府機関が実施する研究も同調することになる」との声明を発表したそうです。科学技術とテロ。確かに先端技術は両刃の剣ですね。ようは使い方が重要。人間次第ですね。