GREAT LOVE KINGDOM

山を楽しむために生きる。

(13)MADONNA/TRUE BLUE ☆☆☆★★

2007年03月02日 00時41分11秒 | 私的名盤


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1986年リリースのマドンナの3rdアルバム。
当時ボクは14歳の中学生。
この頃、ボクは生まれて初めてラジカセなるものを買って貰い、そこから音楽人生が始まったように思います。
あのラジカセでボクはどれだけの名曲とめぐり会ったのだろう…。

しかし、ラジカセを買って貰ったからといっても聴くものがない。
(ラジオはどうも好きじゃなくて。)

当時はCDが出始めで“友&愛”(CDレンタル。知ってます?)などがありましたが、カセットテープのレンタルなどはなかったので、塾の先生(大学生)や中学校の友達にカセットテープを借りて聴いていました。
(父の部屋にレコード・プレイヤーがありましたが、当時の父は厳格で厳しかったので、父の部屋(書斎)に入るには結構な勇気が必要でした。)

塾の先生はFMから音源をテープに録り編集したテープを山のように持っていたので、先生の家に行くたびにテープを借りてはダビングしていました。
そのお陰でピーター・ガブリエル、ハート、ガゼボ、ジョン・クーガー・メレンキャンプ、プリンス、シカゴ、エルトン・ジョン、ビリー・ジョエル・・・思い出せないくらいの沢山のアーティストのヒット曲を聴くことが出来ました。

そして中学校の友達K君。彼に借りたカセットテープ・・・。

『FINAL/WHAM!』
『TRUE BLUE/MADONNA』

今みたいに聴きたい音楽を好きなだけ聴ける時代ではなかったので、ボクはこの2つのアルバムをまさに擦り切れるほど聴きました。
思春期に脳と心に刻み込んだ音楽が与える影響は思う以上に大きいと思います。
それが“ROOTS”になるからです。


【PHOEBE CATES:フィービー・ケイツ】

ボクが洋楽に入り込んだのはフィービー・ケイツの影響が大きいかもしれません。
あれは確か小学校6年生の12月。
本屋で見かけた1冊の雑誌。
それがボクの青春時代を大きく変えた一瞬だったのです。

『ロードショー』・・・言わずと知れた映画雑誌です。
(ちなみに『スクリーン』と言う映画雑誌では“ケイツ”ではなく“ケーツ”と表記されていました。)
表紙を飾っていたフィービー・ケイツに恋をして以来、海外の映画や音楽に強い興味を持ったのです。

おにゃんこクラブが全盛の頃(思いっきり歳を感じるなぁ・苦)、友達と遊ぶと『お前は誰が良い?』なんて話題になるのですが、ボクはフィービーにしか興味がなかったので『おにゃんこ?あんまり好きじゃないんだけど…。』と答える。
すると『えっ!お前ホモなの?』と馬鹿にされたりしたものです。

そう。ボクの淡い青春時代はマドンナの『TRUE BLUE』とフィービー・ケイツが全てだったのです。

中学生の頃はまさか自分が音楽をやるとは思ってもいませんでした。
1997年。MUSIC LIFE誌の懸賞で“STRAWBERRY SLAUGHTERHOUSE”のショウ・ケース・ライヴのチケットが当たりました。
確か渋谷クアトロだったと思うのですが、大した期待もせずに行きました。
(HYBRID CHILDRENなるバンドがメインだったが、そのバンドはどうにも苦手だったなぁ。)
“STRAWBERRY SLAUGHTERHOUSE”は北欧のバンドで、その当時流行りのグリーン・ディっぽいバンドでしたが、とてつもなくカッコ良いバンドでした。
彼らがアンコールで演ったのは・・・マドンナの“LIKE A VIRGIN”。
このカヴァーを聴いた瞬間に『ボクもあの曲をカヴァーしよう!』と思ったものです。

MUSEBERRYでカヴァーした曲の中で最も思い入れの強い1曲がマドンナの“OPEN YOUR HEART”。
ギター、ベース、ドラムのトリオのアレンジで演ったのも凄く楽しかったし、何より憧れの曲を再現出来たのが最高に嬉しかったのです。


1.PAPA DON’T PREACH 2.OPEN YOUR HEART 3.WHITE HEAT 4.LIVE TO TELL 5.WHERE’S THE PARTY 6.TRUE BLUE 7.LA ISLA BONITA 8.JIMMY JIMMY 9.LOVE MAKES THE WORLD GO ROUND

コメント (2)
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