一生

人生観と死生観

さらば秋の日よ

2009-11-26 15:51:16 | 哲学
11月26日 晴れ後曇り
 人は自分の定め(運命)を知らない。だから平気で暮らせるのだという人もいるだろう。なまじっか先のことなど知らないほうが幸せだと。
 そんなことを思いつつ、秋の終わりの晴れた日を過ごす。上のことは多くの人に当てはまるかもしれない。しかし少数の目覚めた人、あるいは特別の使命を負わされた人には、その日その日を過ごしつつ、未来が見える、見なくてはならない、と考えている人がいる。立派な政治家にはそうあって欲しい。またしっかりした教育者にもそうあって欲しい。上から下される使命に生きる人いる。日本の国に本当の未来を与えるために。わたしのいのちも最晩年、しかし感謝をもって生きることを忘れるな。もみじの美しいこの国の自然をめでつつそう思う。