一生

人生観と死生観

北方民族征服説

2009-11-23 14:34:19 | 哲学
11月23日 勤労感謝の日 晴れ
 今日の休日穏やかに晴れて心地よい日射しを味わう。
 昼本屋に立ち寄ったら、日本に帰化した3人の鼎談を編集した日本人論が見つかった。著者は黄文雄、呉善花、石なにがしである。北方の民は麦を食う人たちで寒冷な気象のところで生活し、飢饉になれば南に出かけて略奪する、気性の荒い人たちである。南は米を食べる穏健な人たち。中国の歴史で最高権力者はほとんど北出身である。例外は孫文、蒋介石、毛沢東だけ。三人は呉さん(済州島出身)を含め皆南方系だからか少し屈折した、しかし遠慮のない話ができるようだ。
 日本列島に入ってきた弥生人といっても、銅鐸を作った人々は南方民族的だが、銅剣や鉄剣を持ってきた後発の人々は多分に北方系の血を引いた人たちであったと思われる。混血が起こって長い間に単一民族のように思われるほどミックスしたといっても、顔立ちはさまざまだ。天皇家の祖先は北方系と推測されるが、切れ長の目がモンゴル的だとある韓国人が言っていた。北は強く侵略的、南は穏やかで受容的、中国の状況は日本に持ち込まれて複雑な様相を示している。