古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

太極拳で養生しましょう(教室にて)

2022-10-17 06:59:35 | 静物(彫像・置物・人形など)
先日(9月1日)の教室です。
「養生太極扇」とあるようです。
ここでいう養生は健康の維持・増進を図ることでしょうか。

モチーフ担当のお方には、それは鮮やかな扇をご準備いただいていました。
1ヵ月以上も前の教室ですが、アップには今日まで時間がかかってしまいました。

この立派な扇、扇面の凹凸に合わせて漢字を書くには、
普通の書道と違った一工夫が必要なようです。

一方で絵としては、太極拳をやっている人物を入れたいとも思いました。
例えば沖縄のシーサーを描くとき
周りをカチャーシーで踊る人々を添えたように、です(2022.5.23付拙ブログ)。
大きな扇に見立ててその前の広場でグループになって演じる場面など
いくつかの情景を試し描きしましたが、これがなかなか纏まらず断念、
結局上掲のようなものに致しました。

一般に、モチーフとして準備された“置物”を、それを含めた“情景”として描くのは
一種の空想の世界が入り込み難しいとされていますが、
今回そのことをあらためて思い知らされた次第でした。

イラストはネット上の画像(無料)を参考に、黒の水彩絵具で描かせていただきました。
正直100体ぐらいは練習したでしょうか。
右下絵具を交差させた個所は“これは水彩画ですよ”との証し(しるし)でもあります。




コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (mori)
2022-10-17 07:13:41
扇子とバックの工夫で鮮やかな色合いにオッと思いながら説明分を読みました。
見たときは全く違和感を感じませんでしたが、言われてみると扇子の字を絵にするとなると折れ目があるから大変だったと思います。それを見事に描かれていると思います。
次いで、太極拳をやっている人の絵も素晴らしいですね。まるで動画を見ている感じがします。今にも動きそう。又手足などを細い線で上手く描かれていると思います。この辺は書道の成果でしょうか。
最後の右下は思わず笑ってしまいました。
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Unknown (サガミの介)
2022-10-17 18:33:43
またまた壮大な構想を実現させる挑戦と感じました。
扇子のひだを意識しながら「書かれた文字」を写実する、だけでも大変なのに太極拳を演舞している人を配する、考える段階であきらめたく思います。
説明を読むと、日ごろの鍛錬と事前の習作がこの構想を可能にしていることが理解できました。
今度はどのような挑戦を見せてもらえるのでしょうか、楽しみです。
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