
先日(7.17)の教室です。ウイスキーの瓶などを描きました。
10個に近いモチーフをご準備いただいていて、質感の練習には格好の題材でした。
教室では鉛筆の下書きだけで、色乗せは帰宅後行いました。
質感の表現、いわく言い難い微妙なものがありますが、光の反射の仕方は大変重要な特徴かと思われます。
ちょっと見えにくいですが、モチーフの色はモチーフ固有色のほか、隣からの反射色も考慮しました。
なお、バックなどの色は、モチーフ個々の色合いが多いので、こちらは単純化しました。
また、右から3番目のボトルの首の傾きは、そのようなおしゃれなものの様であります。念の為。
【補記】
(参議院選、自民党大惨敗、国民民主党、参政党大躍進)
参議院選挙が終わりました。
自民党が歴史的ともいえる大惨敗を喫し、自公で過半数に届かないととともに、
国民民主党、参政党が大躍進しました。
今回のような結果になった理由は多岐にわたり一概には言えませんが、
あえて自分なりに思うところを絞って言えば、次のようになるかと。
まず自民大惨敗の理由は、これまた多い中を敢えて絞れば、
石破総理・総裁が国民の多くからの信頼を失ったことにあると思います。
何せ、前にも記しましたが“約束を守らない常習犯”だからです。
この信頼の無さは、今回の選挙戦終盤において、
多数の自民党候補者から“応援演説に来てくれるな”
と断られたことが象徴的でした。
国民民主党は、自民党が約束を守らなかったことが逆にバネになったことでしょう。
榛葉幹事長のyoutubeでの語りかけは説得力にあふれていました。
参政党の大躍進は特筆されるべきでしょう。
岸田、石破政権において自民党から抜け落ちた“安倍さん的な部分”の穴埋め役を果たす面もあったと思います。
それだけでなく全地方区に候補者を立てるとともに、神谷代表自身の口から、参政党独自の政策を率直に国民に問いかけ、
国民の多くがこれに共感したことも大きいと思われます。
また、アメリカでは、グローバリズムの権化みたいなバイデン・アメリカ民主党から、
その国の歴史や文化も大事にしようとする反グローバリズムのトランプに変ったにも拘わらず、
石破政権は、前者バイデン民主党の流れを引きずったままでした。
“アメリカさんはとっくに変わっているぜ”
あるいは“ちょっと中国に寄りすぎじゃないかい”
との国民の忠告を、最も端的に訴えたのが参政党だった、という側面もありましょう。
更には本参議院選挙での各党の選挙戦略において、
躍進したところは旧来の新聞、TVではなくSNSが主体だったとか。
SNSが旧メデイアに勝った・・・少なくとも伍した・・・と、こちらも歴史的と言えるのかもしれません。
本日午後、石破氏が会見だとか。
当然“責任をとる”会見だと常識的には思われましたが、そうではない可能性があるとか。
“比較第一党”というとってつけたような言葉も聞こえてきます。
自ら勝敗ラインを公言していながら、またまた“約束を守らない”という常習犯の本性丸出し
・・・いやいや そうでないことを!
薄青いバックにウイスキーの瓶、コップ、ケース等が非常に浮き上がり、しかもそれぞれの特性を良く主張しているかのように見事に描かれていると思います。又それを支えている敷物、更に立体感・反射もお見事です。右から3番目のような瓶があるのには驚きました。
選挙結果、今まで自民党を支持していた有権者で物足りなさを感じていた人たちが国民党とか参政党・保守党に移行したのかなとも思いました。
それぞれのボトルやカップの持つ形や雰囲気を光と陰で丁寧に描き分け個々の存在をアピールしていますね、特に紙の箱は他との材質の違いが明確で上手いと思いました。
選挙結果、下馬評より与党の負け方が少ない?現政権が居座る雰囲気があるのでしょうか。
選挙で否定された政権が変わらないのであれば、選挙そのものの意義が問われます。