今日もフイルムのデジタル化を進めている。2006年銀座ニコンサロン5/29-6/10で開催した「花に咲いている時間」です。この頃の銀座ニコンサロンは、なんだか訳がわかないビルの2階にあり、長く薄暗い廊下を進んでゆくと手前にサービスセンターがあり、もう一歩進んで突き当りの右側にひっそりとありました。「ああ人が着たなぁ」と思っていると、みんな手前のサービースセンター停まりで、ニコンサロンまで足を運んでくれませんでした。「もうこんなおかしな場所ではやらんぞ！」と意を固めていました。そしてこれ以降はコニカミノルタプラザで開催するのですが、そのコニカはカメラから撤退。ミノルタはSONYへ吸収され、コニカミノルタプラザもとうの昔に閉館してしまいました。そして銀座ニコンサロンが閉館になる現座では、懐かしい思い出です。
撮影方法は、自宅のコンクリード塀に前に立って、左手に花を持ち、右手でカメラを持って、2年間花屋に通っては花を選んで撮影していました。壁の模様は、雨に濡れたコンクリートの表面が凍結して出来た結露です。この頃は寒かったんですね。今では雪も降らない。
