石川 博雄(記憶の作り方)Hiroo Ishikawa (How to make the memory)

オイラと妻とチクワ(11歳めす猫)ムギ(9歳おす猫)マメカン(7歳おす猫)二人と三匹のその日暮らしアレコレ

T2はどうなの

2006-03-15 | 独り言
コンタックスT2は長年使っていたカメラで、それがどうして手元に無いかというと、片ボケするんですよね。(もちろん中古で買ったT2ですが全紙まで伸ばしてみて初めて解りました)そしてピントが抜けてしまうんですよ。京セラのカメラは基本的なことがイマイチなんですよ。(すいません)露出がオーバーになります。(そうなんです)それがどうして又中古で買ってしまったかというと触ってしまったからなんです。理解できないでしょうが、ホコマートV35を引き取りに行ったときに「そこに置いてあるT2正常か?見てくれない」と言われて、いじりまわしてしまったのが、間違いのもとなもです。発病!イヤ もう病気療養中なんですが、強力なので触ると感染するんですよね。コンタックスT2は様々な色が発売されていて、私が買ったのはチタンブラック綺麗なんです。ピントが抜けようが、露出オーバーだろうが、シャッターを切った感覚そして次のフイルムが巻き上がるスピードの感覚が私の感性とピッタリ合うんです。好きなものは好きなんで、どうしょうもないんです。それでまた買ってしまいました。スイマセン

写真集を購入

2006-03-15 | 独り言
蒼穹舎より届く。「早稲田界隈」浅井慎平・大和出版。「おいてけぼり」州之内徹・世界文化社。「モルタル」熊谷永浩・蒼穹舎。「DAIDO MORIYAMA SHINJUKU19××-20××」森山大道(ヨーロッパの展覧会のカタログ的なもの新旧の新宿が混ざっている)合計14040円。

3月はニコンAF600なのだ

2006-03-15 | 独り言
3月の13日に中古のニコンAF600を買った。買ったというより、買わざろうえなかったというのが、正直なところです。この石鹸箱みたいなカメラは、2000年の3月に購入しているのです。なぜ月日を憶えているかというと、私の親友の富永さんに、初の個展開催を祝ってAF600を贈っているからです。そして初の個展開催の1週間前に富永さんは亡くなってしまいました。享年54歳でした。富永さん自身、とても楽しみにしていた個展をまえに旅立ってしまい。残された私は、どこか身体の一部に穴があいたような虚しさをおぼえています。まぁ考えようによっては、一番充実している時期に旅立ったことは、幸せなことかもしれません。個展会場では私も店番をしていましたが、その時、ご家族から旅行カバンの中から出てきた、AF600をみせられて、カメラの中に入っているフイルムを現像してもらえないかと申し出があり、現像をしたらネガすべてが道路端の日陰に残っている解けかけた雪だるまを写してありました。富永さんらしい、誰も見向きもしないものを写真にすることで見えてくるものを探している写真で、日陰の雪だるまが悲しかった。
AF600は中古カメラ店の店頭ではみかけることはありません。外観がチープなので、中古カメラ店まで足を運ぶことなく、捨ててしまうんでしょうね。よくもまあ奇遇に出会えたものだと感心しています。そういえば、3月ですね。富永さんが亡くなって、6年になります。