やっと、陽が射した。
青空が顔を出した。
白い雲が流れてゆく。
先週は、深い霧の日々が続いて、
水気を含んだ霧の粒子が、顔に当たって、冷たかった。
いつまで続くのか、この霧の日々が・・・・・。
毎朝、そう、思った。
が、週末になって、やっと、陽が射した。
長い霧のトンネルを出たら、
陽が射してきて、青空が顔を出し、白い雲が流れていた。
今日、解除になる。
コロナ・「緊急非常事態宣言」が。
約2か月半ぶりに、
日本列島で止めていた社会経済文化の歯車を、動かし始める。
少しづつ、少しづつ。
きっと、前には、戻れない。
新しい、歯車の動かし方で、新しい自粛生活が始まる。
先が読めない状況に、今、僕たちはいる。
世界中が、日本中が。
人類が、初めて、向き合っている「今」の状況。
1か月後、1年後、3年後、5年後は、どうなるのだろう。
どうしなきゃいけないのか。すべきなのか。できるのか。
日本中の、世界中の人々が、息をのんで、見つめ、考えている。
僕は、何をしなきゃいけないのか、すべきなのか、できるのか。
不要不急の、自粛生活だ。
それに尽きる。それしかできない。
そして、人類が積み重ね、見つけてきた、
通信手段(テレビ、インターネット、新聞)を通じて、
この世界の状況を、この目で、しっかと見定めたい。
人様の前で、ギター弾き語りができる状況になったら、
また、歌おう。
それまでは、ペンとギターの力を、磨こう。
亀の足取りで。
読んで、書いて、聴いて、弾いて、歌う。
毎日、毎日。
命ある限り、
読んで書く力を、弾いて歌う力を、
どこまで高められるか、深められるか、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。