本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

遺伝子組換え作物。

2006-10-28 11:56:48 | 社会
*以下はGreenpeace Japan Mail Magazine 【 グリーンピース・ビジョン】(転送歓迎) 2006/10/27 No.79からの引用です。

★1 遺伝子組み換え作物は、除草剤を減らすってホント?
                   └アキコ・フリッドのミニ講座

先月末に遺伝子組み換え問題キャンペーンがスタートして以来、『トゥルーフード・ガイド』を要望する皆さまの電話やメールがオフィスにたくさん寄せられています。

これまで朝日・読売・毎日新聞などに掲載されたこともあり、初版2万5千部はあっという間になくなり、増刷した3万部も在庫がなくなりつつある状況です。
皆さまの「遺伝子組み換え問題」への関心の大きさを目の当たりにし、今後も『トゥルーフード・ガイド』をもっともっと広めていきます。

   ≪遺伝子組み換え問題担当アキコ・フリッドのミニ講座≫

現在、市場に出回っている遺伝子組み換え(以下GMと省略)作物は、大きく分けて2つです。

1)除草剤をかけても枯れない → 除草剤がたっぷりとかかっている
2)殺虫性を持っている → 虫を殺す毒素が入っている

除草剤がたっぷりとかかっているGM作物は
ダイズ、ナタネ(カノーラ)

虫を殺すGM作物は
トウモロコシ、コットン

両方の特性をあわせもったものもあります。

このようなGM作物を野外で栽培することによって起こる環境汚染は計り知れません。すでに、除草剤の多量散布による土壌や水質汚染が起こっていますし、GM作物の種や花粉による近隣種への交雑も起こっています。

除草剤をかけても枯れないナタネ同士の交雑も起こっており、それによって複数の除草剤に耐性を持つスーパー雑草と呼ばれるものも出現しています。それらを処理するために毒素の強い除草剤が使われ、環境汚染に拍車をかけているのが現状です。

また、殺虫性を持ったGM作物は最初の数年はその毒素が害虫に効果を及ぼすようですが、3年くらい経つと段々と虫が免疫をつけ、結局は殺虫剤もあわせて使われます。

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 以上引用終わり。
 遺伝子組換えの作物はこれまで地上に存在しなかった生命を人間が作り出したもので、結果がどう出るかは誰にもわからないわけです。
 スーパーなどで「この製品には遺伝子組換えの大豆は使用されていません」という表示はよく見掛けますが、逆に「この製品は遺伝子組換え大豆が使用されています」という表示はありません。
 こっちの表示こそ必要なのですが、役所と業界がここでも結託しているのでしょう。

 教訓その一。知らぬが仏。

 知らぬが仏とは:
 知っているからこそ腹も立つが、知らなければ、仏様のようにすました顔でいられる。見ぬが仏。転じて、当人だけが知らないですましているさまをあざけっていう語。(三省堂『大辞林』)より。


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