1.トランスポーター3 アンリミティッド
goo映画によれば: ↓ ↓
闇の運び屋・トランスポーターのフランク・マーティンは、プロ中のプロ。1.契約厳守。2.名前は聞かない。3.依頼品は開けない。この3つのルールを自分に課し、職務を全うする超凄腕だ。ある日、ある仕事の依頼を断ったフランクは、その“依頼人”に誘拐され、車から20m離れると爆発する特殊なブレスレットを装着させられてしまう。こうして力ずくで仕事を受けさせられたフランクは、仕方なく車に乗り込むが、そこには彼と同じブレスレットをはめられた赤毛の女が乗っていた…。ヴァレンティーナと名乗る女とフランクはマルセイユ、ミュンヘン、ブダペスト、そしてオデッサへとひた走る!!
リュック・ベッソンが脚本・製作を務める、大人気シリーズ第3弾。主演は、本シリーズで世界的な飛び込み選手からアクション・スターへと華麗な転身を遂げたジェイスン・ステイサム。鍛え抜かれた鋼のような肉体から繰り出される骨太アクションは、さらに過激&スタイリッシュに! 特にシャツを破り捨てながらの超セクシーな肉弾戦と、湖底に沈んでいく車からの奇想天外な脱出劇(しかも車から離れたら、自分が爆発してしまう…!)は見逃せない。さらにベッソン自らがNYで発掘した新人女優、ナターリア・ルダコワ扮するヒロインとのロマンス、「プリズン・ブレイク」のティーバッグ役でおなじみロバート・ネッパーの冷酷な悪役ぶりなど、見どころ満載だ。
・・ということである。なるほどそういうことか。笑。
モノを移動する人即ち運び屋のシリーズ第3作である。今回のブツは品物ではなく某国環境大臣の令嬢である。彼女は大臣を脅迫して環境汚染物質の大量輸入投棄を承認させるための人質だった。
このお嬢様、ウクライナ出身で顔面中そばかすだらけの見るからに不細工な(?)お姉ちゃんだったが、これが物語の進展に連れてなかなか可愛らしい女性に変身して行くのである。
トランスポーター3 アンリミテッド - goo 映画
============
2.サバイバル・フィールド
goo映画によれば: ↓ ↓
デビッドら若者8人はモデルガンとペイント弾でチーム戦を行うゲーム「ペイントボール」を楽しむため、とある森へとやってきた。現場に着くと早速索敵行動を開始。森に設置された箱から防弾チョッキを回収し順調にゲームを進めていたその時、敵からの銃撃に見舞われ仲間の1人が大量の血を流して倒れこんでしまう。どうやらペイント弾ではなく、敵は実弾を撃ってきているらしい。若者たちは恐怖に怯えるようになり…。
モデルガンを用いて模擬戦闘を楽しむ対戦型スポーツ「サバイバル・ゲーム」の一種「ペイントボール」。アメリカでは競技人口700万人以上を誇る安全なはずのそのゲームの中でもし実弾が使われたら…。そんな恐怖の状況下におけるゲーム参加者の心理をえぐり出したアクション・ホラー作品。実弾の恐怖にさらされることになった若者たちが精神的に追い込まれていく姿を描いていく。独特のカメラワークによる臨場感が印象的だ。監督を務めたのはCMディレクターとして活躍し、本作で長編映画デビューを飾ったダニエル・ベンマイヤー。『運命を分けたザイル』のブレンダン・マッキーらが個性的な演技を見せている。
・・とある。欧米では擬似戦闘のサバイバルゲームが流行しているということだろうか、『監獄島』では最初から凶悪犯同士の殺し合いが前提とされていたが、今回の『サバイバル・フィールド』は名目上あくまで素人同士の擬似戦闘ゲームで始まっている。しかし、それにしては冒頭早々から本気でシリアスな戦闘シーンへと突入してしまうのである。
主催者側は「人が死に行く様を現実に見てみたい」という顧客に、その映像をリアルタイムで提供して対価を得るというおぞましいビジネスを展開している。応募者側はわざわざ特別料金を払ってまでこの死のゲームに参加し、実際に次々残虐な方法で殺されて行くのである。我々の現実世界もつまりはこのゲームの世界とそう遠くないところに置かれているのかも知れないのだから、とりあえず見るだけの我々も笑ってばかりもいられないのである。
「そんなことはない。こんなものは所詮絵空事だ」と、いったい誰が断言出来るだろうか。ぁそ。まあしかし現実世界と無関係だとしたら、いったい何が楽しくて何のためにこんな映画を作るのか、私にはあまり後味の良い映画ではなかった。
サバイバル・フィールド - goo 映画
============
3.パブリック・エネミーズ
30年代不況下、悪名高きフーバー長官の時代に名を馳せた某銀行ギャングの物語である。goo映画によれば: ↓ ↓
大不況時代の1933年、銀行強盗のデリンジャーは、不況にあえぐ庶民たちのヒーロー的な存在だった。ある日、シカゴのバーで、デリンジャーは一人の美しい女性に目をとめる。その女性ビリーをデリンジャーは食事に誘い、銀行強盗であることを打ち明ける。その頃、FBIは敏腕捜査官パーヴィスをシカゴに送り込み、デリンジャーを「パブリックエネミー(社会の敵)」として逮捕をもくろむ。愛し合うデリンジャーとビリーだったが、ビリーの目の前でデリンジャーは逮捕。しかし彼は脱獄し、再び犯罪を繰り返す。
「庶民を傷つけず、奪うのは銀行の金」というデリンジャーは、おもな活動期間はわずか一年にもかかわらずアメリカでは“義賊”的な存在で、映画化も何度かされている。その決定版と言える本作の監督は、クールでスタイリッシュな映像表現では随一のマイケル・マン。『ヒート』ではデニーロとアル・パチーノ、『コラテラル』ではトム・クルーズとジェイミー・フォックスと、がっぷり組んだ男の闘いを見せるのが得意な監督だ。本作でデップに対するのは、FBI 捜査官役のクリスチャン・ベイルだ。また、マリオン・コティヤール演じるデリンジャーの恋人ビリーとの恋愛模様の比重もかなり大きく、デリンジャーの人間的な側面を見せている。
・・となっている。
悪いのは全て時代だ、フーバーとカポネとデリンジャーだとしてしまえば、こんな楽なことはない。時代を典型化・類型化して単純な括り方と分類をすれば世界は敢て解読されるのを待つ程の複雑怪奇な様相を帯びて来ない。原爆投下も同じだ。「あれは日本の指導者が悪い。戦争を一刻も早く終焉させ、貴重な米国民の命を救うためには必要不可欠の決断だったのである・・」と今も米国民の60%以上の人間が考えていて、エノラ・ゲイの搭乗員の息子などは、駐日米大使の今回の広島慰霊祭への初の出席までをも「歴史を書き換えるもの」であると批判している。これが「教育の成果」というものであって、「刷り込み教育」は何も北朝鮮の専売特許ではないのだということを我々は重々知っておかなければならないのである。
パブリック・エネミーズ - goo 映画
============
終戦記念日:静かな夏 「靖国」薄れ、追悼施設議論も進まず--民主政権初
民主党政権が初めて迎えた終戦記念日の15日、菅直人首相と全閣僚は靖国神社参拝を見送った。過去30年間で初めての閣僚参拝ゼロ。中国、韓国などアジア諸国が反発する光景も見られず、靖国問題が政治、外交の表舞台から遠のく「静かな夏」となった。一方で民主党が野党時代に掲げた「新たな国立追悼施設」構想の進展もなく、追悼のあり方の議論は止まったままだ。【野口武則、野原大輔】
追悼式の菅首相の式辞は、歴代首相とほぼ同じ内容。広島、長崎両市の平和式典の首相あいさつは「唯一の被爆国」の「道義的責任」として各国代表に核廃絶を呼びかけて自民党時代との違いを出したが、終戦記念日は「オーソドックスも一つの姿勢」(首相周辺)と鎮魂に徹した。
式典では横路孝弘衆院議長が政府に遺骨収集を促したのが目立ったが、首相は太平洋戦争の激戦地だった硫黄島(東京都小笠原村)の遺骨収集強化の指示について式辞では触れなかった。政府関係者は「正午の黙とう前で時間的制約もある」と無難な式辞の背景を説明する。
民主党は09年の政策集で「特定の宗教性をもたない新たな国立追悼施設」の設置を目指すとし、鳩山由紀夫前首相、岡田克也外相らも野党時代は前向きだった。しかし、菅首相は14日、記者団に「昔からいろんな議論がある。今すぐどう、という結論でなく、議論のあり方をみたい」と語り、当面は関与しない考えを示した。
自民党の谷垣禎一総裁は06年の小泉純一郎元首相以来、4年ぶりに自民党総裁として終戦記念日に参拝。ただ、06年当時、財務相だった谷垣氏は小泉参拝に「中韓との関係を考えれば、A級戦犯合祀(ごうし)はのどに刺さったトゲ。外交的に説明しづらい」と批判的だった。次期首相を目指す立場との整合性が問われかねないが、谷垣氏は参拝後、記者団の問い掛けに答えず立ち去った。党幹部は「今の党勢を考え保守層を固めようと考えたのだろう」と指摘する。
超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・尾辻秀久参院副議長)は15日、衆参41人の議員で参拝。民主党から羽田雄一郎参院国対委員長ら11人が参加したが、副大臣、政務官はいなかった。
毎日新聞 2010年8月16日 東京朝刊
============
対抗馬の動き加速へ=小沢氏「原点回帰を」-民主代表選
民主党代表選(9月14日投開票)は、1日の告示まで半月となった。立候補の意向を示しているのは再選を目指す菅直人首相だけ。各グループは盆休み明けに順次会合を開く予定で、対抗馬擁立に向けた動きも加速する。首相批判を強める小沢一郎前幹事長の動向が最大の焦点だ。
小沢氏は参院選後、公の場で発言していないが、12日付のメールマガジンで「民主党は原点に戻り、『国民の生活が第一』の政策を一つ一つ実行」する決意を表明。衆院選マニフェスト(政権公約)への回帰を唱え、党内で相次ぎ結成された「反菅」派勉強会の動きに歩調を合わせた。
最大勢力の小沢氏支持グループには「小沢さんでないと戦えない」(若手)と、同氏自身の代表選出馬に期待する声が根強い。こうした中で党内の関心を集めているのは、鳩山由紀夫前首相のグループが19日に長野県軽井沢町で開く夏季研修会だ。鳩山氏は小沢グループを招待しており、小沢氏も「都合が付けば行きたい」としている。
鳩山氏は首相の再選支持を打ち出したものの、挙党態勢の構築など条件も付け、「小鳩」連携に含みを持たせている。研修会には小沢グループから多数の議員が参加する見通しで、小沢氏本人も出席した場合、反菅派が勢いづくことになりそうだ。小沢氏に近い山岡賢次副代表らでつくる勉強会も、17日に活動を再開する。
ただ、小沢氏は資金管理団体の政治資金規正法違反事件で、東京第5検察審査会の2度目の議決を控えている。再び「起訴相当」となれば強制起訴されるため、動きにくい状況であるのも事実。党内には、代表選後の幹事長など役員人事で自らの要求を首相にのませるのが小沢氏の狙いとの見方もある。
首相への対抗馬としては、鳩山グループに所属し、小沢氏にも近い海江田万里衆院議員が意欲を示すが、実際に出馬できるかは「親方(小沢氏)の意向次第」(小沢グループ若手)となりそうだ。
◇再始動した首相
一方、首相は15日、軽井沢での5泊6日の静養を終えて東京に戻り、全国戦没者追悼式に出席するなど公務を再開した。菅グループは、対抗馬擁立の動きを見極めた上で、支持拡大に向けた取り組みを本格化させる。
これまでに前原誠司国土交通相を中心とするグループが首相再選支持を決定。野田佳彦財務相のグループも再選支持の方向で、17日から2日間、神奈川県小田原市で開く研修会で結束を確認する。(2010/08/15-14:47)
============
20手以内でそろうと証明=ルービックキューブ―コンピューターで解析・米独チーム 8月15日14時16分配信 時事通信
立方体のパズル「ルービックキューブ」は、どんな状態からでも20手以内で各面の色を全部そろえられることを証明したと、米カリフォルニア州のプログラマー、トマス・ロキッキさんら米独4人の研究チームが15日までに発表した。この最善の回し方を選択し続けた場合にどうしても必要な手数は「神の数字」と呼ばれ、長年数学の研究対象とされてきたが、コンピューターによる解析で決着したという。
ルービックキューブは1面が縦横各3列で6面あり、色の組み合わせは計約4325京(けい=兆の上のけた)パターンある。研究チームは、できるだけ簡略な計算方法を開発。メンバーの1人の勤務先であるインターネット検索大手グーグルの協力を得て、コンピューターで実質的に全パターンの計算を行った。
ルービックキューブは1974年、ハンガリーの建築学者が発明し、80年代初めに世界的大ブームとなった。研究チームによると、神の数字は81年には 52回だったが、研究が進んで更新が重ねられてきた。最低でも手数が20回必要なパターンは15年前に見つかっていたという。
============
阿久根市:竹原市長のリコール求め署名始まる 鹿児島
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長のリコール(解職請求)に向け、市民団体「阿久根市長リコール委員会」(川原慎一委員長)が17日夜、市内8カ所で出発会を開き、署名活動を始めた。9月17日までに有権者(約2万人)の3分の1以上の有効署名が集まれば、市長解職の是非を問う住民投票になる。
市中央公民館での出発会には委員会メンバーや、リコールに賛同する市民ら計約150人が参加。川原委員長は「リコール成功で阿久根市民の高い自治意識を示して、竹原市長を解職に追い込みましょう」と訴えた。
この日、市選管から川原委員長に交付された署名集めの代表者証明書の写しが受任者たちに配られ、会場では早速、市民が署名簿に記入した。【馬場茂、福岡静哉】
◇「署名集めれば職員処分する」 仙波副市長
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長の解職請求(リコール)を巡り、専決処分で副市長に選任された仙波敏郎氏が5日の課長会で「市職員が(署名集めをする)受任者になれば処分の対象となる」と発言していたことが分かった。リコール団体は「市職員やその家族に対する圧力だ」と反発している。
課長会には課長級約20人が出席、竹原市長も同席した。仙波氏によると「市職員に署名する権利があるのは当然だが、受任者になれば地方公務員法が禁じる政治活動に当たり、懲戒処分の対象になります」と話したという。
地公法は公務員の政治活動を禁じているため、職員は署名集めができないが、職員の家族はできる。リコール団体「阿久根市長リコール委員会」によると、仙波氏の発言後、受任者を希望していた職員家族のうち3、4人が辞退したという。
仙波氏は取材に対し「圧力のつもりはまったくない」と話している。【福岡静哉】 毎日新聞 2010年8月17日 21時17分(最終更新 8月17日 22時54分)
============
河村市長支援団体、市議会リコールの手続き
特集 地方行政
市民税の恒久減税などを巡り、市長と市議会が激しく対立している名古屋市で、河村たかし市長の支援団体「ネットワーク河村市長」が17日、地方自治法に基づく市議会の解散請求(リコール)に向けて、署名活動を行うために必要な証明書の交付を、市選挙管理委員会に申請した。
証明書は27日に交付される見通しで、支援団体は同日から署名集めを始める方針。
河村市長はリコールが成立した場合、自らも辞職し、出直し市長選を同じ日に行うと公言している。河村市長は17日、「市長選の民意を議会は尊重すべきで、主要公約が実現できない以上、議会の構成を変える必要がある」と語った。
リコール運動については、河村市長自らが街頭で署名集めへの協力を呼びかける考えのため、議会側は「市長主導のもとで議会解散請求が行われるのは極めて遺憾だ」と反発。最大会派の民主党市議団は次の市長選の対抗馬擁立を決め、9月議会で市長の不信任決議案を出すことを検討している。
支援団体などによると、署名集めを担当する「受任者」は約4万2000人。署名活動の開始から1か月以内に、有権者(6月23日現在、179万6743人)の5分の1以上の約36万6000人の有効署名数が集まれば、住民投票が行われる。住民投票で過半数が賛成すれば、市議会は即日解散され、40日以内に出直し市議選が実施される。(2010年8月17日21時53分 読売新聞)
============
というわけで、私などは余命幾許もない老人だから余計なお世話かも知れないが、いったいこの国は国としての体裁を保っているのだろうか。
明治以来、とりわけ自民党の半世紀に及ぶ事実上の独裁時代、官僚にまかせ切った国政運営に流され続けた結果がこのざまである。国民一人当たり700万円超の「一億総サラ金地獄状態」という我が国家財政は誰が見たって破綻している。こんな状態で我々が何事もないかのように日々過ごせていること自体殆ど奇跡である。「国債はほぼ全額を自国民が所持しているから構わないんだ」などという議論は気休めのおためごかしに過ぎず、仮に一家四人の家庭で2,800万円分の国債を所持していて初めてその一家はチャラなのであるが、そんな家がどうしてモデルケースたり得るのか。国債を排他的に寡占・独占しているのは「機関投資家」という名の一部「独占資本」ではないのか。それも「国債の価値」が維持されてこその「幻の価値」に過ぎない。若者は就職に苦労し、子供は放置され、老人はどこに行ったかわからない・・老後の不安を抱えた人間ばかりが集まってああだこうだ言っているのである。
============
goo映画によれば: ↓ ↓
闇の運び屋・トランスポーターのフランク・マーティンは、プロ中のプロ。1.契約厳守。2.名前は聞かない。3.依頼品は開けない。この3つのルールを自分に課し、職務を全うする超凄腕だ。ある日、ある仕事の依頼を断ったフランクは、その“依頼人”に誘拐され、車から20m離れると爆発する特殊なブレスレットを装着させられてしまう。こうして力ずくで仕事を受けさせられたフランクは、仕方なく車に乗り込むが、そこには彼と同じブレスレットをはめられた赤毛の女が乗っていた…。ヴァレンティーナと名乗る女とフランクはマルセイユ、ミュンヘン、ブダペスト、そしてオデッサへとひた走る!!
リュック・ベッソンが脚本・製作を務める、大人気シリーズ第3弾。主演は、本シリーズで世界的な飛び込み選手からアクション・スターへと華麗な転身を遂げたジェイスン・ステイサム。鍛え抜かれた鋼のような肉体から繰り出される骨太アクションは、さらに過激&スタイリッシュに! 特にシャツを破り捨てながらの超セクシーな肉弾戦と、湖底に沈んでいく車からの奇想天外な脱出劇(しかも車から離れたら、自分が爆発してしまう…!)は見逃せない。さらにベッソン自らがNYで発掘した新人女優、ナターリア・ルダコワ扮するヒロインとのロマンス、「プリズン・ブレイク」のティーバッグ役でおなじみロバート・ネッパーの冷酷な悪役ぶりなど、見どころ満載だ。
・・ということである。なるほどそういうことか。笑。
モノを移動する人即ち運び屋のシリーズ第3作である。今回のブツは品物ではなく某国環境大臣の令嬢である。彼女は大臣を脅迫して環境汚染物質の大量輸入投棄を承認させるための人質だった。
このお嬢様、ウクライナ出身で顔面中そばかすだらけの見るからに不細工な(?)お姉ちゃんだったが、これが物語の進展に連れてなかなか可愛らしい女性に変身して行くのである。
トランスポーター3 アンリミテッド - goo 映画
============
2.サバイバル・フィールド
goo映画によれば: ↓ ↓
デビッドら若者8人はモデルガンとペイント弾でチーム戦を行うゲーム「ペイントボール」を楽しむため、とある森へとやってきた。現場に着くと早速索敵行動を開始。森に設置された箱から防弾チョッキを回収し順調にゲームを進めていたその時、敵からの銃撃に見舞われ仲間の1人が大量の血を流して倒れこんでしまう。どうやらペイント弾ではなく、敵は実弾を撃ってきているらしい。若者たちは恐怖に怯えるようになり…。
モデルガンを用いて模擬戦闘を楽しむ対戦型スポーツ「サバイバル・ゲーム」の一種「ペイントボール」。アメリカでは競技人口700万人以上を誇る安全なはずのそのゲームの中でもし実弾が使われたら…。そんな恐怖の状況下におけるゲーム参加者の心理をえぐり出したアクション・ホラー作品。実弾の恐怖にさらされることになった若者たちが精神的に追い込まれていく姿を描いていく。独特のカメラワークによる臨場感が印象的だ。監督を務めたのはCMディレクターとして活躍し、本作で長編映画デビューを飾ったダニエル・ベンマイヤー。『運命を分けたザイル』のブレンダン・マッキーらが個性的な演技を見せている。
・・とある。欧米では擬似戦闘のサバイバルゲームが流行しているということだろうか、『監獄島』では最初から凶悪犯同士の殺し合いが前提とされていたが、今回の『サバイバル・フィールド』は名目上あくまで素人同士の擬似戦闘ゲームで始まっている。しかし、それにしては冒頭早々から本気でシリアスな戦闘シーンへと突入してしまうのである。
主催者側は「人が死に行く様を現実に見てみたい」という顧客に、その映像をリアルタイムで提供して対価を得るというおぞましいビジネスを展開している。応募者側はわざわざ特別料金を払ってまでこの死のゲームに参加し、実際に次々残虐な方法で殺されて行くのである。我々の現実世界もつまりはこのゲームの世界とそう遠くないところに置かれているのかも知れないのだから、とりあえず見るだけの我々も笑ってばかりもいられないのである。
「そんなことはない。こんなものは所詮絵空事だ」と、いったい誰が断言出来るだろうか。ぁそ。まあしかし現実世界と無関係だとしたら、いったい何が楽しくて何のためにこんな映画を作るのか、私にはあまり後味の良い映画ではなかった。
サバイバル・フィールド - goo 映画
============
3.パブリック・エネミーズ
30年代不況下、悪名高きフーバー長官の時代に名を馳せた某銀行ギャングの物語である。goo映画によれば: ↓ ↓
大不況時代の1933年、銀行強盗のデリンジャーは、不況にあえぐ庶民たちのヒーロー的な存在だった。ある日、シカゴのバーで、デリンジャーは一人の美しい女性に目をとめる。その女性ビリーをデリンジャーは食事に誘い、銀行強盗であることを打ち明ける。その頃、FBIは敏腕捜査官パーヴィスをシカゴに送り込み、デリンジャーを「パブリックエネミー(社会の敵)」として逮捕をもくろむ。愛し合うデリンジャーとビリーだったが、ビリーの目の前でデリンジャーは逮捕。しかし彼は脱獄し、再び犯罪を繰り返す。
「庶民を傷つけず、奪うのは銀行の金」というデリンジャーは、おもな活動期間はわずか一年にもかかわらずアメリカでは“義賊”的な存在で、映画化も何度かされている。その決定版と言える本作の監督は、クールでスタイリッシュな映像表現では随一のマイケル・マン。『ヒート』ではデニーロとアル・パチーノ、『コラテラル』ではトム・クルーズとジェイミー・フォックスと、がっぷり組んだ男の闘いを見せるのが得意な監督だ。本作でデップに対するのは、FBI 捜査官役のクリスチャン・ベイルだ。また、マリオン・コティヤール演じるデリンジャーの恋人ビリーとの恋愛模様の比重もかなり大きく、デリンジャーの人間的な側面を見せている。
・・となっている。
悪いのは全て時代だ、フーバーとカポネとデリンジャーだとしてしまえば、こんな楽なことはない。時代を典型化・類型化して単純な括り方と分類をすれば世界は敢て解読されるのを待つ程の複雑怪奇な様相を帯びて来ない。原爆投下も同じだ。「あれは日本の指導者が悪い。戦争を一刻も早く終焉させ、貴重な米国民の命を救うためには必要不可欠の決断だったのである・・」と今も米国民の60%以上の人間が考えていて、エノラ・ゲイの搭乗員の息子などは、駐日米大使の今回の広島慰霊祭への初の出席までをも「歴史を書き換えるもの」であると批判している。これが「教育の成果」というものであって、「刷り込み教育」は何も北朝鮮の専売特許ではないのだということを我々は重々知っておかなければならないのである。
パブリック・エネミーズ - goo 映画
============
終戦記念日:静かな夏 「靖国」薄れ、追悼施設議論も進まず--民主政権初
民主党政権が初めて迎えた終戦記念日の15日、菅直人首相と全閣僚は靖国神社参拝を見送った。過去30年間で初めての閣僚参拝ゼロ。中国、韓国などアジア諸国が反発する光景も見られず、靖国問題が政治、外交の表舞台から遠のく「静かな夏」となった。一方で民主党が野党時代に掲げた「新たな国立追悼施設」構想の進展もなく、追悼のあり方の議論は止まったままだ。【野口武則、野原大輔】
追悼式の菅首相の式辞は、歴代首相とほぼ同じ内容。広島、長崎両市の平和式典の首相あいさつは「唯一の被爆国」の「道義的責任」として各国代表に核廃絶を呼びかけて自民党時代との違いを出したが、終戦記念日は「オーソドックスも一つの姿勢」(首相周辺)と鎮魂に徹した。
式典では横路孝弘衆院議長が政府に遺骨収集を促したのが目立ったが、首相は太平洋戦争の激戦地だった硫黄島(東京都小笠原村)の遺骨収集強化の指示について式辞では触れなかった。政府関係者は「正午の黙とう前で時間的制約もある」と無難な式辞の背景を説明する。
民主党は09年の政策集で「特定の宗教性をもたない新たな国立追悼施設」の設置を目指すとし、鳩山由紀夫前首相、岡田克也外相らも野党時代は前向きだった。しかし、菅首相は14日、記者団に「昔からいろんな議論がある。今すぐどう、という結論でなく、議論のあり方をみたい」と語り、当面は関与しない考えを示した。
自民党の谷垣禎一総裁は06年の小泉純一郎元首相以来、4年ぶりに自民党総裁として終戦記念日に参拝。ただ、06年当時、財務相だった谷垣氏は小泉参拝に「中韓との関係を考えれば、A級戦犯合祀(ごうし)はのどに刺さったトゲ。外交的に説明しづらい」と批判的だった。次期首相を目指す立場との整合性が問われかねないが、谷垣氏は参拝後、記者団の問い掛けに答えず立ち去った。党幹部は「今の党勢を考え保守層を固めようと考えたのだろう」と指摘する。
超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・尾辻秀久参院副議長)は15日、衆参41人の議員で参拝。民主党から羽田雄一郎参院国対委員長ら11人が参加したが、副大臣、政務官はいなかった。
毎日新聞 2010年8月16日 東京朝刊
============
対抗馬の動き加速へ=小沢氏「原点回帰を」-民主代表選
民主党代表選(9月14日投開票)は、1日の告示まで半月となった。立候補の意向を示しているのは再選を目指す菅直人首相だけ。各グループは盆休み明けに順次会合を開く予定で、対抗馬擁立に向けた動きも加速する。首相批判を強める小沢一郎前幹事長の動向が最大の焦点だ。
小沢氏は参院選後、公の場で発言していないが、12日付のメールマガジンで「民主党は原点に戻り、『国民の生活が第一』の政策を一つ一つ実行」する決意を表明。衆院選マニフェスト(政権公約)への回帰を唱え、党内で相次ぎ結成された「反菅」派勉強会の動きに歩調を合わせた。
最大勢力の小沢氏支持グループには「小沢さんでないと戦えない」(若手)と、同氏自身の代表選出馬に期待する声が根強い。こうした中で党内の関心を集めているのは、鳩山由紀夫前首相のグループが19日に長野県軽井沢町で開く夏季研修会だ。鳩山氏は小沢グループを招待しており、小沢氏も「都合が付けば行きたい」としている。
鳩山氏は首相の再選支持を打ち出したものの、挙党態勢の構築など条件も付け、「小鳩」連携に含みを持たせている。研修会には小沢グループから多数の議員が参加する見通しで、小沢氏本人も出席した場合、反菅派が勢いづくことになりそうだ。小沢氏に近い山岡賢次副代表らでつくる勉強会も、17日に活動を再開する。
ただ、小沢氏は資金管理団体の政治資金規正法違反事件で、東京第5検察審査会の2度目の議決を控えている。再び「起訴相当」となれば強制起訴されるため、動きにくい状況であるのも事実。党内には、代表選後の幹事長など役員人事で自らの要求を首相にのませるのが小沢氏の狙いとの見方もある。
首相への対抗馬としては、鳩山グループに所属し、小沢氏にも近い海江田万里衆院議員が意欲を示すが、実際に出馬できるかは「親方(小沢氏)の意向次第」(小沢グループ若手)となりそうだ。
◇再始動した首相
一方、首相は15日、軽井沢での5泊6日の静養を終えて東京に戻り、全国戦没者追悼式に出席するなど公務を再開した。菅グループは、対抗馬擁立の動きを見極めた上で、支持拡大に向けた取り組みを本格化させる。
これまでに前原誠司国土交通相を中心とするグループが首相再選支持を決定。野田佳彦財務相のグループも再選支持の方向で、17日から2日間、神奈川県小田原市で開く研修会で結束を確認する。(2010/08/15-14:47)
============
20手以内でそろうと証明=ルービックキューブ―コンピューターで解析・米独チーム 8月15日14時16分配信 時事通信
立方体のパズル「ルービックキューブ」は、どんな状態からでも20手以内で各面の色を全部そろえられることを証明したと、米カリフォルニア州のプログラマー、トマス・ロキッキさんら米独4人の研究チームが15日までに発表した。この最善の回し方を選択し続けた場合にどうしても必要な手数は「神の数字」と呼ばれ、長年数学の研究対象とされてきたが、コンピューターによる解析で決着したという。
ルービックキューブは1面が縦横各3列で6面あり、色の組み合わせは計約4325京(けい=兆の上のけた)パターンある。研究チームは、できるだけ簡略な計算方法を開発。メンバーの1人の勤務先であるインターネット検索大手グーグルの協力を得て、コンピューターで実質的に全パターンの計算を行った。
ルービックキューブは1974年、ハンガリーの建築学者が発明し、80年代初めに世界的大ブームとなった。研究チームによると、神の数字は81年には 52回だったが、研究が進んで更新が重ねられてきた。最低でも手数が20回必要なパターンは15年前に見つかっていたという。
============
阿久根市:竹原市長のリコール求め署名始まる 鹿児島
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長のリコール(解職請求)に向け、市民団体「阿久根市長リコール委員会」(川原慎一委員長)が17日夜、市内8カ所で出発会を開き、署名活動を始めた。9月17日までに有権者(約2万人)の3分の1以上の有効署名が集まれば、市長解職の是非を問う住民投票になる。
市中央公民館での出発会には委員会メンバーや、リコールに賛同する市民ら計約150人が参加。川原委員長は「リコール成功で阿久根市民の高い自治意識を示して、竹原市長を解職に追い込みましょう」と訴えた。
この日、市選管から川原委員長に交付された署名集めの代表者証明書の写しが受任者たちに配られ、会場では早速、市民が署名簿に記入した。【馬場茂、福岡静哉】
◇「署名集めれば職員処分する」 仙波副市長
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長の解職請求(リコール)を巡り、専決処分で副市長に選任された仙波敏郎氏が5日の課長会で「市職員が(署名集めをする)受任者になれば処分の対象となる」と発言していたことが分かった。リコール団体は「市職員やその家族に対する圧力だ」と反発している。
課長会には課長級約20人が出席、竹原市長も同席した。仙波氏によると「市職員に署名する権利があるのは当然だが、受任者になれば地方公務員法が禁じる政治活動に当たり、懲戒処分の対象になります」と話したという。
地公法は公務員の政治活動を禁じているため、職員は署名集めができないが、職員の家族はできる。リコール団体「阿久根市長リコール委員会」によると、仙波氏の発言後、受任者を希望していた職員家族のうち3、4人が辞退したという。
仙波氏は取材に対し「圧力のつもりはまったくない」と話している。【福岡静哉】 毎日新聞 2010年8月17日 21時17分(最終更新 8月17日 22時54分)
============
河村市長支援団体、市議会リコールの手続き
特集 地方行政
市民税の恒久減税などを巡り、市長と市議会が激しく対立している名古屋市で、河村たかし市長の支援団体「ネットワーク河村市長」が17日、地方自治法に基づく市議会の解散請求(リコール)に向けて、署名活動を行うために必要な証明書の交付を、市選挙管理委員会に申請した。
証明書は27日に交付される見通しで、支援団体は同日から署名集めを始める方針。
河村市長はリコールが成立した場合、自らも辞職し、出直し市長選を同じ日に行うと公言している。河村市長は17日、「市長選の民意を議会は尊重すべきで、主要公約が実現できない以上、議会の構成を変える必要がある」と語った。
リコール運動については、河村市長自らが街頭で署名集めへの協力を呼びかける考えのため、議会側は「市長主導のもとで議会解散請求が行われるのは極めて遺憾だ」と反発。最大会派の民主党市議団は次の市長選の対抗馬擁立を決め、9月議会で市長の不信任決議案を出すことを検討している。
支援団体などによると、署名集めを担当する「受任者」は約4万2000人。署名活動の開始から1か月以内に、有権者(6月23日現在、179万6743人)の5分の1以上の約36万6000人の有効署名数が集まれば、住民投票が行われる。住民投票で過半数が賛成すれば、市議会は即日解散され、40日以内に出直し市議選が実施される。(2010年8月17日21時53分 読売新聞)
============
というわけで、私などは余命幾許もない老人だから余計なお世話かも知れないが、いったいこの国は国としての体裁を保っているのだろうか。
明治以来、とりわけ自民党の半世紀に及ぶ事実上の独裁時代、官僚にまかせ切った国政運営に流され続けた結果がこのざまである。国民一人当たり700万円超の「一億総サラ金地獄状態」という我が国家財政は誰が見たって破綻している。こんな状態で我々が何事もないかのように日々過ごせていること自体殆ど奇跡である。「国債はほぼ全額を自国民が所持しているから構わないんだ」などという議論は気休めのおためごかしに過ぎず、仮に一家四人の家庭で2,800万円分の国債を所持していて初めてその一家はチャラなのであるが、そんな家がどうしてモデルケースたり得るのか。国債を排他的に寡占・独占しているのは「機関投資家」という名の一部「独占資本」ではないのか。それも「国債の価値」が維持されてこその「幻の価値」に過ぎない。若者は就職に苦労し、子供は放置され、老人はどこに行ったかわからない・・老後の不安を抱えた人間ばかりが集まってああだこうだ言っているのである。
============