本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

違いが見えないって?!

2007-05-17 21:45:10 | 世界
 *今日の写真ですが、2007葵祭観覧の際見つけたポスターで、なぜか「右に(!)」傾いています。「あちゃ~っ」てか最近私は京都づいておるのです。ぁそ。w

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ローマ法王、カトリック離れに危機感表明

 【リオデジャネイロ=中島慎一郎】ローマ法王ベネディクト16世は13日、ブラジル・サンパウロ州アパレシダで開幕したラテンアメリカ・カリブ司教会議の開会式に出席し、地域のカトリック離れとプロテスタントの伸長に対する強い危機感を表明した。

 また、貧富の格差の解決に失敗したとして、資本主義とマルクス主義の双方を批判した。法王は会議参加後、帰国の途についた。

 法王は「新たな偽物の宗教の熱心な勧誘」などにより、カトリック教会が「確実に弱体化している」とし、名指しは避けながらもプロテスタントの伸長に対する懸念を示し、司教会議でこうした現状を分析するとともに、「神の言葉」を伝える手段として教会だけではなく、インターネットやテレビなどのメディアを活用するよう呼びかけた。
(2007年5月14日12時12分 読売新聞)

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沖縄復帰15日35年 人間の鎖1万5000人 嘉手納基地参加少なくつながらず

 沖縄の基地負担のシンボル、米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)を「人間の鎖」で包囲する抗議行動が13日、現地であり、県内外から参加した約1万5000人(主催者発表)が手をつなぎ、周囲約18キロの同基地を取り囲んだ。

 労組や平和団体でつくる実行委員会の主催。本土復帰から15日で35年を迎えるのを前に、基地撤去と平和を求める「沖縄の心」を内外にアピールした。

 那覇市から駆けつけた会社員の金城剛さん(35)は「基地の恩恵で生活している人もいるが、もう基地依存から脱却しないといけない」と強調。熊本市の公務員、霍田(つるた)佐江子さん(32)は「平和への思いを込めて参加した。沖縄に来て、米軍基地が私たちの税金で維持されていることを知った」と語った。

 昨年、日米両政府が合意した米軍再編計画に伴い、嘉手納基地のF15戦闘機の一部訓練が本土の自衛隊基地へ移転されたが、騒音被害は軽減されず、最新鋭のF22戦闘機の暫定配備もあり「基地機能は強化されている」と地元は反発している。

 ただ実行委によると、参加者は予定より約3000人少なく、「人間の鎖」は一部でつながらなかった。山城博治事務局長は「節目の年の行動としては残念だ」と話した。

=2007/05/14付 西日本新聞朝刊= 2007年05月14日01時26分

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 昨日だったかテレ朝系の報道番組で、誰かが「自民と民主の違いが見えない」と言っていた。だからどうした?こういう議論をする人間は必ず後に続く言葉を用意しているものである。曰く「どうせ同じなんだから自公政権のままでいいじゃないか」と。

 私は敢えて繰り返すが、仮に小沢民主が自公と瓜二つの政党であったとしても、政権交代は必要不可欠なのである。体制擁護派は野党との相違が際立っていれば「そんな180度も政策の違う政党に政権は渡せない」と言い、政策が似ていれば似ているで今度は「何もして来なかった連中に今更政権を渡す必要などさらさらない」と言い募るのである。ボケが!

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 *というわけで、最近のテレビ朝日はおかしいという話をひとくさりします。
 4月の番組改編で『スーパーモーニング』のキャスターが渡辺さんから赤江某に代わった。この女は基本的に駄目である。渡辺さんはどこへ行ってしまったんだろう?「偉いさん」になってしまって現場から離れた(離されてしまった)のだろうか?
 私は彼が『高円寺・東京阿波踊り』の現場中継のレポーター役で来ていたことなど思い出すよ。もう30年くらい立つかなあ。w

 それはともかく、なぜ赤江は駄目か。
 ニュースを伝える姿勢がまるで出来ていない。明るい話題も暗い話題も全部同じ抑揚・同じ調子で棒読みする。
 聞いていて「この女、何を考えているんだ?!」といつも思う。
 硬派っぽい報道を止め、わざわざ大阪の赤江を呼んで「奥様向け」のバラエティ報道に切り替えたんだろうと私は思っていたが、一旦そういう方向に走り始めるとブレーキというものが効かなくなるようだ。
 渡辺さんのときは時の話題に鋭く切り込んでいた鳥越さんや大谷さんまでもが、なんだかニヤニヤ・デレデレしていて「単なる鈍刀の切れ味」と化しつつある。この御両人にしてこの始末だから後は押して知るべし、番組全体がおちゃらけ化している。
 聞けば赤江は今テレ朝の某ディレクターと熱愛中だそうで(←これは番組中に本人がのろけて言っていたのである!)泣く子と地頭と恋する女には誰も勝てないとしたものである。

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 *ニュース番組に一種「革命」を齎したのはもちろん久米さんの『ニュース・ステ-ション』である。「歌番の司会に何が出来るか?」と報道の自称専門家たちは冷笑していたというが、その歌番のおちゃらけ司会者が日本の報道を変えてしまったと言っていいのである。
 久米さんも初代コメンテーターの小林一喜さん(故人)も「そこまで言ってしまっていいのか?!」とこちらが驚くほど連日辛辣な批評をしていた。今の報道ステーションの何たら言うコメンテーターなど「刺身のツマ」じゃないか!

 大きな事件のない日にはかねてから用意の特集を放映してくれたし、我々は「今日はどんな切り口でニュースを提供してくれるのだろうか」と少なからぬ期待を込めて『ニュース・ステーション』の時間が来るのを待ち侘びたものである。

 ただショーアップ化された報道番組にも、それはそれで大きな問題が付随して来ていた。それは「ニュースの送り手の側が予め織り込んでしまった一種製作意図風なメッセージに、受け手の側が逐一反応を強制されかねない」という事態である。

 はい、凶悪な事件です。皆さんご一緒に怒りましょう。今度は政治家・官僚の汚職・腐敗です。これも腹立たしいですね。次は悲しい話題です。泣きましょう、ご一緒に。次はお待ちかね、スポーツです。阪神は?広島は?天気予報です、特集です・・・と、喜怒哀楽の波間をあちこち漂わされた挙句「今日はこれまで、さようなら」となるわけで、じゃあこれに代わる報道の仕方・その秘策が何かあるかというと、恐らく何もないだろう。

 ただ、明るい話題なら楽しそうに、暗い話題ならトーンを一段と落として伝えることなどアナウンサーの基本だろうに、赤江はとなると、皆目これが出来ないのである。


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