本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

瑠璃光院特別公開♪

2010-11-26 04:18:16 | 
1.始発の出町柳駅では、電車が入線しても乗り込まないで整列して次を待つ客が大勢いた。何かと思ったら次の正午発の電車は屋根がガラス張りのパノラマカー仕様なので、それに乗るためにわざと一便遅らせているということであった。後でそのパノラマカーなる電車を何回も見たが、成る程立ち見客も多くて紅葉狩りの雰囲気はよく出ていた。叡電は鞍馬までの本線が2両編成、途中宝ヶ池から八瀬比叡山口までの支線が1両編成のワンマンカーだった。

 さて京都八瀬大原瑠璃光院は、春秋の一時期だけ特別拝観が可能で、この秋は10月1日から12月5日迄である。場所は叡電八瀬比叡山口駅から少し坂道を登ったところにあって、「徒歩3分」と案内にはあったが流石にそれはオーバーでもう少しかかる。

 山門を潜って石段を登った先に玄関があって、廊下を順路に沿ってまず二階から進んで行くと中は意外と広くて、座敷の周りからは庭やその背後の山々の紅葉が見渡せる構造になっている。
 拝観料は500円で、これにお抹茶(菓子付)が加わると1,100円となる。私も抹茶を戴いても良かったのだが、茶席が狭いので止めておいた。駅前のうどん・そば店も最低500円からあって、ここは万事お安い料金のようである。w

 八瀬比叡山口駅というのは叡電宝ヶ池駅から支線に入って2つ目の終点である。駅前から瑠璃光院とは反対側へ少し歩くとケーブルカー~ロープウェイ乗り場があって、そこから比叡山頂まで行けることになっている。
 ただ私は今回はスルッと関西の「2デイ切符」を使って行ったので、その切符ではこちら側のケーブルカーとロープウェイは乗れなかったから行かなかった。琵琶湖畔・坂本からのケーブルカーならスルッと関西の切符で乗れるのである。

2.秋と言っても既に晩秋なのか、世間はすっかり寒くなっていて、道行く人たちは皆マフラー・手袋付の冬の衣装だった。私は今から厚着をしていたのでは冬本番になってから着るものがなくなってしまうので今回は控え目にした。
 交通機関は京阪電車と叡電と京都市バスと大阪地下鉄に乗っただけで、あまり稼いでいないことに気づいたので(!)、京阪で大阪ー京都間を2往復した。居眠りするためともう一つは三条河原町の「かっぱ寿司」に行くためだったが、こちらの方は今90円セールをやっていて大勢が順番を待っていたから諦めて、近くの「すき家」の和風牛丼290円也にしたのであった。それで思ったのは、その数時間前に出町柳の「ロッテリア」で食べた620円の新発売しょうゆマヨチキンバーガーセットである。620円も出すのなら牛丼2杯食べてお釣りが来るではないか!・・まあ牛丼屋では長居は出来ないけどね。

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 深夜の参院本会議で仙石の問責決議案が投票されていた。こういうことには奴らは実に熱心である。これは早晩可決されて次は馬淵の問責でこれも可決される見通しである。問責というのは衆院で言うと「不信任」であり「お前なんか信用出来ねえよ」という意味であって、これが通ると年明けからの本予算審議も(二人が関係する案件は全て)ストップするわけである。
 仙石は小沢排除で党内をどうにかまとめ上げたのはいいけど、まさか自分が参院で問責されることまでは想定していなかっただろう。馬淵は管に忠誠を誓って閣僚に抜擢されたけど、彼は何かしたのかね? 笑。私は全然わかっていない。

 仙石の悪行の一つに中国人船長を帰してしまったことが上げられているが、あれが田原の言うようにアメリカの示唆(指示?)によるものだったとしたら、これに文句を言える政党は今の日本には一つもないのではないか。いや、共産党は日米安保廃棄を主張している筈だから多少は異議を称える権利があるだろう。

 それにしても岡田幹事長の「責を問うには値しない」などという「字句解説」のような擁護論は余りにもお粗末である。
 どうせピンチの内閣なのだからこの際「いや、船長を帰したのはアメリカから言われたからだ」と日本外交の内情を暴露してしまったらいいのだが、そんな過激な処理は、外務省もアメリカも更には中国も許さないのである。
 こうして我が日本はいつまでたってもアメちゃんの「金魚の糞」そのもので、それは世界中の人たちが先刻承知の事実なのである。

 いずれにせよ、これは誰の描いたシナリオか、ここまで自民党他はまず民主党自身に小沢を排除させて原動力の源を奪い、次に「総理」となった仙石の手足を捥いで党全体を身動き出来なくさせるなど、実にうまく立ち回って望外の成果を得ている。結果片肺飛行の管内閣は永続的なピンチが続いているのである。参院選の大敗が響いている。

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自民党 公明へのスリ寄り、ゴマスリ
【政治・経済】
2010年11月26日 『日刊ゲンダイ』掲載
147人の公募候補をソデにする

 公明党を民主党に取られまいと、自民党も必死だ。
 22日夜、自民党の石原伸晃幹事長が公明党の井上幹事長と会談、昨年の衆院選で自民の候補者が落選した東京21区(立川市など)を「公明に譲る」と伝えたのだ。また太田昭宏前代表が落選した東京12区も、自民党は前回同様、候補者を立てない。2選挙区とも公明の候補者を、自民が全力で支援する形をとるという。
 来春までには政権奪還だと意気込む自民党だが、なぜ貴重な2選挙区を公明に差し出すのか?
「自民の支持率が回復しているとはいえ、まだまだ助けが必要。2選挙区を譲る代わりに、公明に今後も協力して欲しいということでしょう。ゴマスリ上手な石原幹事長がやりそうなことです」(政界関係者)
 が、ゴマスリが通じているかどうか。公明の井上幹事長は石原が選挙区を2つ決めてきたことに対し、「どこに候補者を立てるかはこちらで考える。上から目線で何だ!」と怒り心頭らしい。石原の今回の行動には党内からも批判の声が上がっている。
「自民党東京都連は先月、12区や21区など候補者が決まっていない8つの選挙区で、候補者を公募しました。予想を上回る147人の応募があり、現在選考中ですが、2つの区を公明に譲ったとなると、残るは6つ。選考はますます難航してしまう。それに東京12区の民主党の相手は落ち目の青木愛。勝てる選挙区をみすみす公明に譲るなんてどうかしていますよ」(自民党関係者)
 親父のスネをかじる2世議員には、野党の幹事長職もまだ荷が重すぎる。

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代表を替え民主政権は出直せ
【政治・経済】
2010年11月27日 『日刊ゲンダイ』掲載
巷では小沢一郎が支持されている

 政界に驚きの声が広がっている。
「首相に一番ふさわしいのは誰か」という世論調査で、なんと小沢一郎がトップに躍り出たからだ。「国民は小沢を嫌っている」というのが定説だったはず。
 ところが、産経新聞などが20、21日に行った調査で、小沢は前原誠司や菅直人を抑えて堂々の1位だった。
 上位5人は、小沢一郎、前原誠司、舛添要一、菅直人、渡辺喜美という順位だ。小沢一郎は前回5位から、一気にランクアップ。世論のこの様変わり、一体どうしたのか。
「やっと国民が本気で政治を考えはじめたということでしょう。戦後60年、日本人は『どうせ誰が総理をやっても一緒さ』と軽く考えてきた。舛添要一あたりが世論調査でトップだったのも、その裏返しです。テレビ人気の高い政治家を安易に支持してきた。しかし、菅首相のテイタラクを見せつけられ、さすがに能力のない政治家がトップになったら、国がおかしくなり、自分たちの生活がメチャクチャにされると分かった。強いリーダーシップと政治哲学を持った政治家にやらせないと大変なことになると目を覚ましたということです。そう考えると、口先だけの前原誠司には、とても任せられない。やはり、適任者は小沢一郎しかいないとなったのでしょう」(政治評論家・本澤二郎氏)
 冷静に考えれば、最大の実力者である小沢一郎が「総理にふさわしい政治家」の1位に選ばれるのは当たり前のことだ。もともと、政治意識の高い有権者が集まるネットでは、小沢人気はダントツ。これまで前原や舛添がトップだったことの方がおかしいのである。

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cf.岩倉実相院

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