本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

キモイ。

2010-11-23 16:44:49 | 社会
オバマに謝罪で事件に幕引き?
【政治・経済】
2010年11月22日 『日刊ゲンダイ』掲載

尖閣ビデオで忘れ去られた 警視庁公安部 機密情報流出事件
●APEC期間中に警察幹部が面会に怪情報
 尖閣ビデオ流出で、すっかり吹っ飛んでしまった警視庁公安部のテロ関連情報流出事件。大失態の追及をまぬがれて、警察幹部は今ごろ胸をなで下ろしていることだろう。だが、このままウヤムヤに終わらせていいはずがない。なにしろFBIの捜査資料や在日米軍の爆発物処理研修、米空軍特別捜査局(OSI)の機密情報まで流出してしまったのである。これは公務員法違反どころか、国の安全保障に関わる大問題なのだ。
「米国側はカンカンでした。実は、APECで来日したオバマ大統領に警察幹部が極秘で面会。14日に直接会って、謝罪しています。その場では、なんとか許してもらえたようですが、いったん失墜した信頼を回復するのは容易ではない。さすがに米国からの情報提供は、今まで通りというワケにいかないでしょう」(警視庁関係者)
 ゴメンで済めば警察は要らないのだ。機密情報を簡単に流出させる国と思われたら、重要な情報が入ってこなくなるのは当然である。
 警視庁は今も流出資料が“本物”だとは認めていないが、流出した内部資料は114点に及び、紙に印刷すれば1000ページ近くになる膨大な量だ。ウィニーなどのファイル共有ソフトを通じて流出文書を入手した人は、すでに世界11カ国・5000人以上に上るとみられる。いったん流出すれば、後はウィニーなどを介さなくても掲示板やブログに転載され、ネット上で無限に拡散していく。実際にはトップシークレットが何万人、何十万人の目に触れたはずだ。
 尖閣ビデオより、よほど重大で深刻な流出事件なのに、当局は捜査に及び腰。このまま放置して、第2、第3の機密漏洩事件が起きたら、どうするつもりなのか。
「尖閣ビデオ流出犯の逮捕が見送られたことは、当局にとっても朗報でした。逮捕すれば、“じゃあ、警視庁の流出犯はどうするんだ”と、自分たちに返ってきてしまう。警察の上層部としては、米国側に謝罪したことで一応のケリをつけたつもりでいる。後は、事件が忘れ去られるのをひたすら待つのみという心境だと思います」(前出の警視庁関係者)
 米国に謝ったからOKなんて、一体どこの国の警察なのか。本来ならトップのクビがいくつ飛んでもおかしくない大失態である。こんな幕引きは断じて許されない。

============

 昼の番組の田原説によると、中国人船長をあわてて帰したのはアメリカの強い勧めがあったからだと言う。CIAか軍か知らないが、アメリカ側には彼が中国軍関係者だという確固たる情報があって、しかしながら我が海保にも自衛隊にもそんな情報は皆無だったというのである。
 だったら尚のこと船長は帰さないで裁判にかけるべきだったと私などは思うが、日中双方にエエカッコしたいアメリカはそれでは困るというのだ。

 オバマなんてあんなもん、「抹茶アイス食べたかったらまず広島と長崎に行ってからにしろ!」と叱りつけてやったら良かったのだが、まったく、その辺のチンピラ右翼(勝谷、お前もだ!)なんかよりこの私の方がよっぽど「ミギ寄り」なのである。

============

 最近の国会山の猿どものやり取りを見ていると、成る程「攻守ところを換えて」はいるが、やってることは数年前の自公政権時代とそっくり同じである。役者らが善玉と悪玉の役どころをチェンジしただけで筋書きも演出も旧態依然の「国会ごっこ」の猿芝居なのである。私もここまで民主も自民もお粗末だったとは思わなかった。我々の戦後はかくまで不毛だったのかと暗澹たる思いがする。

1.自民党現総裁の谷垣は京都出身で、このままで行くと自民党総裁でありながら総理大臣になれなかった二人目の人間となる。(一人目は河野太郎の親父の洋平である)。谷垣は「保守本流」を自認する大平派・宏池会の流れを汲む加藤派で加藤の補佐役を務めていたが、小渕の後を継いだ森喜朗・清和会(旧福田派)の覇権の期間中彼らは「党内野党」として長い間冷や飯を食わされていた。
 森本人は首相の間は不人気で一時は内閣支持率がなんと5%になったりしたが、彼は裏方に廻ってからキングメーカーとしての実力を発揮して、小泉~安倍ポン~福ちゃん~麻生(彼は清和会ではないが)らの歴代首相を裏技で支えた。
 その清和会の政治が終わって、重鎮らもボロボロ離党・脱党してからの谷垣・自民党であるが、何もしないうちに支持率で民主党を逆転してしまったというわけである。変な世の中だ。w

2.民主党というのは何が何だかよくわからないごったまぜの政党で、今はまがりなりにも政権党だからみんなそれなりに努力してまとまっているが、これが一度野党に転落するようなことがあったらもう雲散霧消してしまうのではないか。
 それにしても仙石なんて「実力者」を私は最近まで意識したことはなかった。メディアが「影の総理」だとしきりに焚きつけるから「ああそうなの?」と了解しているだけである。自民の戦略に丸呑みされて小沢の影響力を除去したら今度は仙石で、各委員会の委員長もしばしば「仙石総理大臣!」と指名を間違えるのだからこれは笑い話では済まされない失態である。結局常に誰かに統率していて貰わないと自分では一歩たりとも踏み出せない連中なのかも知れない。

3.そうなのだ。昨夏の衆院選で歴史的大敗を喫した自民党は、彼らなりに敗因を徹底分析して結論を出した。曰く「自分たちは小沢一人に負けたのである。ならば小沢を除去せよ」と。

そこで出て来るのが小沢を強引に吊るした例の検察審査会なのである。「平均年齢が30では若過ぎる」と批判が出ると途端に数年嵩上げされるというなんとも胡散臭い言わば「キモイ」存在で、実態があるのかどうかも疑わしい。仮に実態があったとしても、アドバイザー弁護士(検察官?)の口車にひょいひょい乗ってしまうようなお馬鹿さんたちなのである。小沢の貴重な「時間」を食潰すだけでも、奴らの大罪は一目瞭然である。

*小沢チルドレンが改めて旗揚げしたそうで、どうなるか楽しみだ。w

============

署名3万6000人分が無効=名古屋市議会リコール―選管審査
時事通信 11月17日(水)18時18分配信

 名古屋市選挙管理委員会は17日、市議会解散請求(リコール)運動で提出された約46万5000人分の署名のうち、15日現在で3万6173人分を無効と判断したと発表した。
 法令では、署名用紙には署名集めを担当した「受任者」欄への記入が必要だが、10人いる請求代表者が集めた場合は、空白でもよい。市選管は、同欄が空白の11万4805人分に疑問があるとして審査期間を延長している。 

============

 名古屋の選管は議会の走狗である。

============

大阪維新の会、22人を統一選2次公認
2010年11月18日 asahi.com

 大阪府の橋下徹知事が代表の地域政党「大阪維新の会」は17日、来春の大阪府議選、大阪・堺両市議選の第2次公認候補22人を発表した。9月の1次公認と合わせ、立候補予定者は101人になった。府と両市の議会で過半数獲得を目指しており、今後さらに約30人の擁立をめざす。

 維新の会を支援する企業経営者らの政治団体「経済人・大阪維新の会」が、大阪市内で同日開いた政治資金パーティーの場で披露された。

 府議選では、自民党府連幹事長の現職がいる寝屋川市選挙区(定数3)に国土交通省の元キャリア官僚(32)を擁立するのをはじめ、自民ベテラン府議の長男(43)や大阪府池田市議会議長(44)ら、13人を公認。大阪市議選では人気番組「恋のから騒ぎ」に出演経験のある女性(26)、府健康医療部の元幹部の医師(47)ら8人を公認した。

 橋下知事は「大阪再生のためには府と市の再編、統合しかない。新しい(行政)システムを、日本全国に向けてこの大阪の地からつくりあげていく」と気勢を上げた。

============


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。