本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

オリンピックはあんまり興味ないってか。

2008-08-05 19:31:09 | 世界
取材中の邦人記者2人に暴行=新疆テロ事件で武装警察-地元幹部、謝罪を約束 8月5日6時58分配信 時事通信

【カシュガル(中国新疆ウイグル自治区)5日時事】中国新疆ウイグル自治区カシュガル市で発生した武装警察襲撃事件を現地で取材していた日本人の記者1 人とカメラマン1人が4日夜、武装警察に身柄を拘束され、暴行を受けた。8日からの北京五輪を控え、日本をはじめ国際社会の批判が集まりそうだ。同市幹部は5日未明、2人に対して武装警察幹部が謝罪することを約束した。
 2人は、東京新聞カメラマンと民放テレビ記者。香港の記者2人も拘束された。2人に目立ったけがはない。
 警官16人が死亡した事件を取材するため、4日夜に多数の日本人記者らが現地に集結。関係者によると、武装警察施設付近で取材していた2人は突然、多数の武装警察官に持ち上げられたり、羽交い締めにされたりして施設敷地内に連行された。
 その後、頭を地面に押し付けられて顔などを殴られ、カメラの一部を壊された。拘束は約2時間続き、その間、安否を心配した同僚が携帯電話にかけてきた電話に出ることも許されなかった。

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*内閣改造で世論調査ということで、福田は相変わらず不人気だが最大の目玉たる『口ひん曲げの麻生』が人気があるそうだ。あの人は政治的にはワンマン吉田の血を引く良血のサラブレッドで極右反動だが、口が軽くて失言も多く漫画好きでアキバ族ら若者の受けもいい。良く言えば「べらんめえ・軽妙洒脱」で私も人間的には嫌いではない。笑。「民主党を中心とした(現野党の)政権成立」を望むのが今回の国民世論でも大勢を占めた(←これ自体旧来の世論からは及びも付かない驚天動地的事態だ!)が、これが「では次期総理には誰を?!」となると小沢さんではなく麻生だと言うのである。10ポイントはここが捩れている。朝日の調査では麻生42P、小沢29P、福田12Pだそうだ。
 小沢さんは東北人気質で朴訥かつ意地っ張りだが軽妙洒脱では毛頭ないからセンキョが迫っていない現段階での「人気投票」ではこうなるのも当然と言えば当然だろうけどね。w

 がしかし、『福田=麻生密約説』を初めメディアは御丁寧にも手取り足取り例によって打率二割五分的にあれこれ分析してみせてくれるが、「常識で考えてみろ」と私は言いたい。

 あんたがもし自民党の重鎮だったらどうする??
 奴らはもう後が無いんだ。
 この『背水の陣』状態を奴らはここ数年引き摺って久しいのである。
 なにしろ「センキョすると負けるからセンキョしない(!)」というんだから、これはもうどこかの発展途上国のファッショ的軍事政権と同レベルの話だということは前にも言った。

 奴らは内紛など起こしている余裕も活力もとうにない。密約もへったくれもない。
 奴ら「亡国の徒」=自公政権は、メディアを使った総力戦を仕掛けているのである。だってあーた、それしきゃないっしょ?

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第25作『寅次郎ハイビスカスの花』・・これは名作ということになっている沖縄シリーズである。マドンナは浅丘ルリ子と新人女優とのダブルスタンダードになっている。リリーが退院してからの寅は水族館のお姉ちゃんのところに入り浸りになってしまうから「男なんて何考えてるんだか・・」とリリーが不信感を増すのも当然か。

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第24作『寅次郎春の夢』・・これも香川京子と林寛子の親子がマドンナである。ビタミン剤の行商をする「変なガイジン」が「洋寅」役で出て来てさくらに恋しキスもして物議を醸す。この回の隠れたメインテーマはこの横恋慕にあるようにも思うが、これはくすぐりの域を出ないのだろうか。ちなみに山田洋次監督・キムタク主演の『武士の一分』も女房を盗まれた武士の復讐譚である。(←これも最近『飛田東映』で見た♪)
 劇中劇=マダム・バタフライのアリアはなかなか良かったと思う。あと寅の幼馴染の大工(犬塚弘)も私には良かった。

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 ・・つまりそれまでは軍国主義であり、天皇尊重主義でありというんだったけど、敗戦というものすごい体験で、それから僕は国とかあんまり信用しなくなったし、政府高官というのも信用しない。みんないなくなっちゃって、配給もしてくれねえ、自分たちで賄わなきゃと。だから、国の言うことなんか、政府の言うことなんか、そんなに信用しちゃだめだよ、話半分に聞いておけという感じが僕らにはあるんですけど、そのところだけは、戦後の人は気の毒だな、政府の言うことを結構信じちゃってるなという感じがあります。
 だから食い物というのは大変なものだ、大変に重要なものだなと思います。食い物から始まるわけです。今まで配給だったのに、突然、みんないなくなっちゃって、全然なにもしてくれなくなる。これはやっぱり自分で自分を守らなければいけないというのは、その敗戦の体験が非常に大きいですね。

ーー以上『吉本隆明「食」を語る(朝日文庫)』より抜粋ーー

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*(付録) ↓ YouTubeにこんなのがあった。



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