本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

ゆかわはるな続報。

2014-08-23 11:01:30 | 世界
  写真=ユーチューブより
拘束日本人に処刑懸念 過激派組織が「悲劇的結末」とツイート
日刊ゲンダイ:2014年8月19日

 内戦が続くシリア北部アレッポで日本人男性がイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に拘束された事件で、男性がすでに処刑された懸念が高まっている。

「イスラム国」のメンバーとみられる人物がツイッターに「米中央情報局(CIA)のために働く日本人スパイが拘束された。冒険好きな写真家のように振る舞っていたが、悲劇的な結末を迎えた」と処刑されたことを示唆する投稿を行ったからだ。また別のツイートでは「スパイの名前はユカワ・ハルナ。警備会社の責任者で、写真家ではない」と書き込まれている。

 一方、動画投稿サイト、ユーチューブには17日までに、「ユカワ・ハルナ」を名乗る男性がイスラム国の兵士に拘束された様子や、額から血を流し、長い剣を突き付けられる姿を映した映像が掲載された。男性は「日本人だ。仕事で来た。写真家だ」などと主張。兵士から武器を所持していた理由を尋問され「死亡していた兵士から取った」と釈明している。

■「イスラム国」の残虐さはアルカイダ以上

 拘束された男性はフェイスブックの写真などから、東京・江東区にある民間軍事会社「PMC」の代表を務める湯川遥菜さんとみられる。アレッポなどで、欧米と近い関係にある反政府武装組織「自由シリア軍」に同行していた。フェイスブックには、同軍の兵士と交流したり、戦闘服を着てアサルトライフルを持つ写真などが掲載されている。

 湯川さんが代表を務めるPMCは「危険な地域への警護を行い、人命を守るという特別な事業を日本で初めて始めた」としていた。

 シリアでは11年から内戦が激化、アサド政府と反体制派が戦闘状態にあるが、反体制派内でも「自由シリア軍」と「イスラム国」が昨年9月から戦闘状態にあった。

「イスラム国」は異教徒を敵視して殺害するなど、その残虐さは本家の国際テロ組織アルカイダ以上とされる。シリアとイラクをまたぐ地域で6月にイスラム国家樹立を宣言し、イラク軍から奪った兵器で戦闘力を高めており、米軍が空爆を加えている。シリア内戦に介入後は自爆攻撃を多用するほか、シリア軍兵士の首を切り落とすなど、過激な活動で存在感を誇示。今年6月には、「イスラム国」兵士による処刑映像がユーチューブで公開された。

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 以上引用終わり。

 大別すればイスラム教はシーア派とスンニー派に別れる。預言者の資格を巡って【血筋・血統】を絶対とする派と、他方誰でも預言者になれるとする派とに分かれるということである。イスラム圏がかくまでも混乱を極めた大きな要因は英米・イスラエルを筆頭とした欧米諸国の傍若無人な干渉にある。

 >シリアでは11年から内戦が激化、アサド政府と反体制派が戦闘状態にあるが、反体制派内でも「自由シリア軍」と「イスラム国」が昨年9月から戦闘状態にあった。

 ・・彼ら双方は共に血筋には拘泥しない方のグループ(スンニ派)であるが、それが「異教は許せても異端は許せない」とでも言いたげに骨肉相争う展開を示している。そういう場所へPMCとかいう民間軍事会社(?)の代表として行って一方と行動を共にし、あまつさえ「あの街区は敵に包囲されているから行くな!」という同行者の制止も振り切り、しかも武装して「敵」中へ飛び込んで行ったというのだから何をかいわんやである。
 そもそもこの「民間軍事会社PMC」というのがなんともいかがわしい存在で、彼が一部に「軍事オタク」と呼ばれるのもそういう前提があればこその話だろう。

 イスラム教もキリスト教もユダヤ教も同系の「唯一神」を信奉する宗教であるから、教義に忠誠を誓い合う者同士が相争えば、これは血で血を洗う戦い以外に何らかの「平和的解決策」を見出すことは不可能ではないか。その点我が方は仏教だかアニミズムだか知らないが「万物に神は宿り給う」といういい加減で大雑把な「多神教」的世界に生きているわけだから、何も無理して「一神教」的世界観の人たちと価値観世界観を共有する必然性などないのではないかというのが、私が昨日主張した小論である。

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 cf.☆イスラム教は、正式名をイスラームという。 稀にイスラーム教とよばれることもある。イスラム教とは、唯一絶対の神(アラビア語でアッラーフ)を信仰し、神が最後の預言者たるムハンマド(預言者)を通じて人々に下したとされるクルアーン(コーラン)の教えを信じ、従う一神教である。
 ユダヤ教やキリスト教と同様にアブラハムの宗教の系譜に連なる唯一神教で、偶像崇拝を徹底的に排除し、神への奉仕を重んじ、信徒同士の相互扶助関係や一体感を重んじる点に大きな特色があるとされる。(ウィキペディア)

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 ☆私のところへ「あちこち見ていたらあなたのサイトに出会いました。」と嘘八百を並べ上げてコメントやら読者登録申請やらを持ちかけているweb業者ではないが、私は今イスラム教~仏教宮崎哲弥とサーフィンしていて「小林よしのり」の「あのな、教えたろか。」というブログに辿り着いた。これが私にはけっこう面白かったので以下に引用しておく。 ↓

2014.08.19(火)
イスラム国に捕まった妙な邦人

最近の日本人はわけがわからん奴ばっかりだ。

シリアで武器を持ってウロウロして、イスラム国の連中に
捕まった民間軍事会社の男は、同情する余地がない。

今年5月ごろには自由シリア軍に拘束されているし、
せっかく助かったのに、今度はイスラム国に
拘束されたらしい。

安倍首相が好きで、田母神氏とツーショットを
撮ったりしているから、ネトウヨ系の奴だろう。

かつてイラクでボランティアとジャーナリストが捕まって
人質になったことを思い出すが、政治家や自称保守や
ネトウヨは「自己責任」とバッシングしていた。

彼らは善意の人物だから同情できたが、
今回の人物はブログを見てみたら眩暈がした。

生死の境にある境遇の者を、死に追いやるような
批判をすることは道徳的にまずいし、首を切られたら
後味が悪いから、無事救出されると良いですね
と言っておく。

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 以上で引用は終わるが、私より数年遅く生まれた彼は、以上結びの文章からもわかるように私より数段良識ある人間のようだ。w
 よしりんについてはまだ幾つか語りたい点はあるけれど、それはまたの機会に譲る。
 cf.オフィシャルウェブサイトは⇒ここ

追記:湯川のブログには(政府が秘匿しているのか?!)入れそうも無いが「ポコポコちゃんのブログ ネット記事をひろい集めたブログだよ」というサイトには関連記事が幾つかあった。


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