本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

How to 無駄を省く?増補版。

2006-10-01 13:39:36 | 社会
*毎日7種類の錠剤を飲んでいるという薬漬けの友人が言っていたが、「(薬局からその都度渡される説明書や錠剤の種類別の薬袋は)持って帰っても捨てるだけだから要らない」と薬局で言ったところ、「システム上説明書や薬袋のプリントアウトは省略出来ない」と薬局の受付の薬剤師さんから言われたそうである。
 私が勝手に推測すれば、彼女らもマニュアル通りに(←つまり棚から薬剤を集めて、後は「データ入力→エンター」の繰り返しで)仕事をこなしているというだけの話のようだ。倉庫の入出荷作業と原理は同じなのだ。

 説明書を私も見たが、画像付きで薬品の効能書き一覧があって、それは立派なものである。
 薬袋には錠剤の名前といつ何錠服用すべきかが個々印刷されていた。これも「只の鼠ではない」という印象だった。写真を撮れば良かったと今思った。w

「凄いじゃん?いいんじゃないの?」と私は言った。
「あんたなあ、これが毎度毎度やで。こっちはもう判り切ったことやから、薬が変わったときくらいしか用はないんや。過剰サービスや。」と友人は言った。

(後註:
 尤も彼の議論には以下のような反論もあった。

 お薬手帳という物を作らされまして、遠出をするときは持っていきます。
もちろんこの方と同じ お薬の説明書は毎回付いてきます。
偏頭痛の薬はグレープフルーツやそのジュースを共に摂ってはいけないとかも書いています(ドクターや薬剤師さんは説明しないときもあるから大事かな?)

 もったいないけど必要でもあるんでしょうね。
たとえば認知症の人に家族が飲ませるときとかヘルパーさんが飲ませるとか考えるといるんだろうと思います。
 でも~一番いいのは薬がいらない生活!が欲しいですね。
あたしは8種類だったわ。。。)

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 「毎日7種類の錠剤を飲む」などと聞くと私なんかは卒倒しそうだが「これでも少ない方やで♪」と友人は全然意に介していないようだった。

 過剰包装を嫌う人なので、例えばコーンフレークの外箱も不要だと言っていた。中のアルミパックだけで充分だと言うのだ。
「そう言えば某『無印良品』なんかも簡易包装だったな?」と私はそのとき言ったように思うが彼の答えは無かった。

 確かに無駄は多い。
 箱物、ダム、河口堰・・・みんな無駄だ。
 箱物や遊園地は使い切れないからみんな累積赤字を招来する。
 ダムは浚渫作業をしないでいると、上流からの土砂の流入で軒並み容量がダウンするらしい。
 河口堰は自然を破壊してむしろ自然災害の呼び水になっているかのようである。

 インターネットにしても「自分は絶対やらない!」と意地を張っている人もいる。w
 そういう人は調べものなんかは図書館でやるのだが、そんなことが出来るのは大都市住人に限られてしまうと私は思う。
 昔のガイドブックを読むと、「インターネットで使われている英語は変な英語で、その日本語訳も変な日本語だ」と反発している中高年の方がいるが、私もこれには同感である。
 しかしビル・ゲイツが世界を席捲してしまった以上、米語中心のwebというのも止むを得ないのだろうし、これが現在のアメリカによる世界支配(?)と無縁でないこともまた確かである。



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