本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

群れ、ハナレザル。

2006-11-06 13:46:01 | 社会
自殺後もいじめ、別の生徒標的に続く 福岡の中学校 2006年11月3日(金)09:12
(朝日新聞)

 いじめを受けていたとの遺書を残して自殺した中学2年の男子生徒(13)が通っていた福岡県筑前町立三輪中学校で、生徒に「死ね」などと言ういじめを繰り返していた同学年の男子グループが生徒の自殺後、別の複数の男子生徒に対して言葉によるいじめをしていたことがわかった。

 関係者によると、グループは生徒の自殺前から別の生徒をばかにするような発言をしていたが、自殺後も繰り返し、別の生徒についても存在を疎んじるような発言をしたという。これを知った関係者が同校に通報。現在は、いじめは止まっているという。

 一方、自民党の調査団が2日、県教委と町教委、遺族から聞き取り調査をした。鳩山邦夫議員は「いろいろ問題のある出来事が起きながら、学校全体の問題、教育委員会の問題にならなかったのが問題だ」と話した。

 参院文教科学委員会理事で同党の大仁田厚議員もこの日、町教委を訪問。調査委員会の早急な設置や、委員に遺族など保護者代表を加えることを求める要望書を、遺族と連名で提出した。大仁田議員は町役場で会見し「学校をあげて調査していると説明されたが、第三者機関を入れないと真実は出てこない」と話した。

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分裂するチルドレン 復党問題、容認論も表面化 反対派は近く議連 2006年11月1日(水)03:39 * 産経新聞

 自民党の衆院当選1回議員でつくる「83会」は31日、国会内で開いた総会で、郵政民営化に反対して離党した無所属議員の復党問題への対応を議論したが、同会としては統一行動をとらない方針を確認した。総会では復党反対派が「83会有志」として活動していることに反発が噴出、復党容認論も飛び出した。反対派は復党阻止を目的とした議員連盟発足に動いており、安倍晋三首相に真意をただす構えだが、「小泉チルドレン」の結束は安倍政権発足とともに瓦解したようだ。

 総会では、「郵政造反組」の復党問題について意見交換され、「無条件の復党は国民を裏切ることになる」などという反対論が相次いだが、「安倍政権に賛成する人を迎え入れないのは、いかがなものか」という容認論も初めて表面化した。

 また、復党反対派が「83会有志」として、党所属議員に賛同を求める署名活動を行っていることにも「83会は単なる同期会だ。名称を使用することは適当ではない」との意見が出た。

 このため反対派も会としての統一行動を断念したが、復党反対の急先鋒である小野次郎氏は記者会見し、近く反対派による「復党問題を考える議員連盟」(仮称)を発足させる意向を明らかにした。すでに署名数は当選2回以上の議員5、6人を含めて約40人に上るとされ、今後、署名活動を拡大させる構えだ。

 関係者によると、党本部が若手議員育成を目的に設置した「日本夢づくり道場」が11月7日に開かれるのにあわせ、出席予定の安倍首相や党幹部に、復党問題の見解をただすことも検討している。会合には小泉純一郎前首相も参加する方向で、「チルドレン生みの親」から言質をとって、復党阻止に弾みをつけたいとの思惑もある。

 一方、復党容認派からは「反対派は小泉前首相らを利用して『改革派』と名乗りたいだけ。選挙に向けた地道な努力をおろそかにして党に頼る姿はみっともなく、つきあっていられない」との声も漏れる。小泉政権時代には結束を演出してきた83会は、「安倍政権下では後ろ盾を失い、分裂へと動き出した」(自民党中堅)格好だ。

 こうした1年生議員の動きに安倍首相は31日夜、記者団に「自民党にはいろいろな意見がある。当選同期の意見がそろうことはまずないのではないか」と語った。

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《復党問題をめぐる1回生議員の主な意見》

【復党反対】

小野次郎氏(比例南関東)「いまになって復党させる大義名分はない。国民は納得いかない。国民を裏切り、自民党に有利にならない」

安井潤一郎(比例東京)「無節操な復党論議は昨年の選挙結果を民意ととらえない、筋の通らない話だ」

【復党賛成】

土井亨(宮城1区)「安倍政権の政策に賛同し、郵政民営化に賛成ならば一緒にやれるのではないか。改革政党・自民党でがんばれば、旧態依然の党とはならない」

橋本岳(比例中国)「復党の理由をきちんと説明できるなら、ノーという筋合いはない。安倍政権を支えるという趣旨に賛同する仲間が増えることはいいことだ」

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 以上引用終わり。

 今日の話題は引用の新聞記事とは直接の関係はありません。
 大阪自彊館という社会福祉法人に関わる話です。
 大阪自彊館(おおさかじきょうかん)とは何か。
 自彊館HPによれば:

 明治44年春、内務省の釜ヶ崎地区視察の結果、同地区改善のため、大阪府警察部保安課長・中村三徳により、大阪自彊館を開館。宿泊保護、職業紹介、授産事業を開始。

 とある。中村三徳という警察関係の一篤志家によって明治末期に創設された救貧施設が、今は天下の社会福祉法人として国や市からの援助を受けながら機能しているわけである。で、ここが今一人の性同一性障害者(元契約社員)から「不当解雇・契約の一方的打ち切り」を理由に200万円の損害賠償請求訴訟を起こされている。

 GK68's Red Pepperの10月11日の記事に詳しい記述がありますので参考にして下さい。

 で、私はcocoroomというところで偶然、訴えを起こしたご本人と出くわし、少しだけ彼の(彼女の?)話を聞けた。
 cocoroomというのはフェスティバルゲートの四階にある喫茶店?のようなところで、NPO法人「こえとこころとことばの部屋」が運営している。私は先週初めて行ったが、インターネットが無料で使えるところがいい。w

・初公判は12月3日。大阪地裁。弁護士が三人付いている。
・自彊館は市から委託を受けて野宿者の聞き取り調査もしているが、その「事情聴取の件数が少ない」ことも解雇の理由になっているそうである。彼(彼女)に言わせると、二人一組の聞き取りチームの相棒が不当に彼(彼女)による聴取を妨げたのである。
・「勝訴したら新聞に載るね」と言ったら、既に新聞にもTVにも出ているとの話だった。あちゃ~っ。
・彼(彼女)はピアノ・オルガンをやるそうで、パソコン関係にも強そうな面白い50歳だと私は思った。w

Japan Independent Media Centerによると、「ユニオンぼちぼち」というところが彼(彼女)の裁判闘争を支援しているそうです。


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2 コメント

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リンクありがとうございます(^-^) (GK68)
2006-11-17 00:43:42
 リンク付きの紹介、ありがとうございます。
 フェスティバルゲートの話題など、興味深く読ませていただきました。感謝です(^。^)
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コメント御礼。 (goodmiwatya)
2006-11-17 12:06:16
喜んで戴けたのならこちらも書いた甲斐があります。
ところで「彼」のことを彼女と呼ぶべきか彼のままでいいのか、私にはよくわかっていません。w
以前競艇のある女子選手がやはり性的自己同一性障害で男性に転換されて、確か名前も変更され、以後「彼」と呼ばれるようになりましたね。
やっぱり、彼女と呼んであげた方がいいのかなあ?
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