本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

笹井はんは「辞めたい」言うていた?

2014-08-08 14:56:10 | web・メディア
 笹井氏は「辞めたい」と言っていた/(C)日刊ゲンダイ

笹井氏も出していたSOS信号 中高年の「自殺の心理」とは
日刊ゲンダイ:2014年8月8日

「次のノーベル賞に一番近い男」と言われてきた理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長(享年52)が、疑惑と不正まみれの批判の中で自殺した。まさに天国から地獄、驚くしかないニュースだったが、似たことはサラリーマン社会でも多い。組織の業績を上げようと背伸びし過ぎて失敗し、追い詰められて死を選ぶ……。そのときの心理状態はどんなものなのか。兆しはどういう形で表れているのか。自殺予防の専門家である新潟青陵大学大学院の碓井真史教授に聞いてみた。

「40代、50代の中年を人生の四季に例えると、“秋”になるでしょう。多くの人は定年がそろそろ見えてきて、〈俺の人生はこんなものだったのか〉と人生を振り返る人もいる。今の日本の中年、特に中年男性は追い詰められています。昔の中年男性は、職場でも家庭でも尊敬され、居場所がありました。しかし、今は経験があるからといって威張れる時代ではなく、家庭でも肩身の狭い思いを強いられます」

 笹井氏はこの一連の騒動で、輝かしい未来ばかりか、信用も実績も失い、身を引く場所さえなくしていた。つまり、居場所がなくなった。だから自殺を選んだのだろうか。

「自殺は、心理学、精神医学の面から言えば、理性的な行為ではありません。科学者として超一流であった笹井さんも、階段の踊り場に立った時点では理性的ではありませんでした。ただ、うつ病の人でも、知的レベルは下がらない。弱っているのは感情なのです。ですから、自殺した作家らは直前まで、非常に理知的、論理的な文章を残しています」

■感情が弱ったときに表れる前兆は?

 頭では理性的に物事が考えられても、感情が一気に弱ってしまう。となると、どんな前兆が表れるのか。自分や、同僚がそうなったとき、どうすればいいのか。

「笹井さんには、SOS信号がありました。それが、〈やめたい〉という発言です。彼はSTAP細胞の捏造疑惑を半ば認めた内部調査の中間発表があった3月に、副センター長の職を辞したいと話していたそうです。〈やめたい〉〈消えたい〉〈遠くへ行きたい〉は自殺のサインになります。もちろん、この言葉を発したからといって、すぐに自殺とは結び付けられません。周囲が自殺のサインだと大騒ぎするのも本人にとっては迷惑です。でも、〈やめたい〉と聞いたら、周囲はぜひ一言声をかけることを勧めます。そこで〈命は大切だ〉といった正論はあまり役に立ちませんし、〈そうそう、やめたらいい〉もいけない。ベターな会話は、〈冷静になってからもう一度考えましょう〉があります」

超エリートの笹井氏には、腹を割って話せる同僚も、頼りになる上司もいなかったようだ。孤立と孤独感。これが、厄介ということだ。

 昨年の自殺者は2万7000人超。とりわけ40代、50代の自殺者の多さは顕著だ。

 自殺のサインのいくつかを感じている人は、女房や親・兄弟でもいいから、弱った感情を吐露すること。自殺のサインを出した同僚に対しては、吐露できる環境をつくってやるしかない。

 碓井教授は「自殺は、潔い行為ではない」とも言う。家族や周囲も、同情も美化もしてくれないのが自殺なのである。

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 以上引用終わり。
「自殺は、潔い行為ではない」言われてもねえ、言うてる相手の当の本人はもうこの世の人ではあらへんのやから、これは今生きてるうちらに向けた警告みたいなもんやろか?
 けど警告したかて推奨したかて、死ぬ人は死ぬやろし死なん人は死なんやろ?
 毎日毎日よぉさんの方が事故やら事件やら戦争やらで亡くなってはるんやからねえ、ええも悪いもないわ。

 「〈やめたい〉〈消えたい〉〈遠くへ行きたい〉は自殺のサイン」いうことですけど、小保方さんを庇えなくなったばかりやのうて、ご自分の地位まで危うくなってもうたらもう行き場あらへんやんか。理研いう組織はほんま怖い組織やんな。


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