本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

京都北大路バスターミナル♪

2010-09-29 23:55:17 | 
1.このところ京都駅に着いても駅周辺をぶらつくだけで終わっていたが、いつもそれだけでは如何にも能がない感じなので、今回は不意の思いつきで市バスD2乗り場から206系統に乗ってみた。ちなみに京都市バス料金は大人220円である。

 行きたい場所としてはとりあえず四条河原町方面を考えていたので、「東山七条から・・」というアナウンスがあったから安心して乗込んだのだが、なんとこのバスは烏丸七条から東に曲がってそのまま道なりに東山七条まで真っ直ぐ進んでしまうではないか。あちゃ。「いったいどこへ行くのか」という一抹の不安を胸に注目して外界を見ていたら、バスは東山七条からはひたすら東大路を「叡電元田中」(←始発駅「出町柳」の次の駅)まで北上して、そこから西へ向かって一路終点「北大路バスターミナル」を目指すという長大なルートを担っていたのであった。汗。

 で、どういう停留所を通るかというと: ↓

 京都駅~烏丸七条~七条河原町~七条京阪前~博物館・三十三間堂前~東山七条~五条坂~清水道~東山安井~祇園~知恩院前~東山三条~東山仁王門~東山二条~熊野神社前~近衛道~京大正門前~百万遍~飛鳥井~叡電元田中~田中大久保~高野~高野橋東詰~高木町~下鴨東本町~洛北高校前~府立大学前~植物園前~北大路バスターミナル

 ・・とまあ、ざっとこんな具合だった。

 停留所の名前だけでもだいたいのことはわかると思うが、このバスを利用すればいくつもの観光地を巡ることが可能だ。事実常時乗降する大勢の生活者たちに混じって、地図やガイドブックを片手にこのバスを乗降りする旅行者たちも散見されたのである。1万円近く払って無難ではあるが味消しな観光バスを利用するよりは、成る程このような市バスや地下鉄を利用する方が好ましいのかも知れない。何よりもお仕着せやセットでなく、勝手気ままに自由が効くところがいい。
 だいたいが私は「時間制限」等制約があるから団体行動は嫌いなのである。ぁそ。

2.京都駅を出たのが14:21、北大路バスターミナル到着が15:17だったから随分乗ったようでも40分程の行程だった。ターミナルは市営地下鉄及び「北大路ビブレ」と接続していて、バス停留所は地下3F、VIVREは地上4Fまであって、いろいろ遊べる(?)ようになっていた。暇な私は一旦最上階まで一気に上がってから下りエスカレーターで各階のショップをゆっくり見て回り、1Fのセンタープラザでやっていた古本市では何故かクラッシックCDを2枚買ったのである。

 買ったのはモーツアルトのSym40番と41番の入ったCDと、ベートーヴェンのピアノコンチェルト「皇帝」のどちらもドイツ直輸入版CDで、2枚で840円だったが、家で聴いたら「皇帝」の方は頭から「音飛び」が激しくて鑑賞に耐えなかった。説明には「状態:良好」と書いてあったがあれは本来商品にはなれない筈のものだった。私は咄嗟の思いつきでこれらのCDを買ったのだが、本当に予定して購入するのなら廉価版も沢山出ているし、買うのが嫌ならツタヤもある。フルトベングラー指揮によるベルリンフィルの名演もダイソーなら105円で各種あるのだ。

 ちなみに私はBeatlesをリリース直後のLPレコードで聴いた世代で、音楽はこれまで日本民謡・童歌・童謡・演歌・フォークロアからフォークソングと、ジャズもコルトレーンからハービーマンなどを少々、ビートルズ、ストーンズ、ボブディラン、たくろう、泉谷、陽水、いまわの・・と広く浅く聴いて来た。最近のお気に入りは笠置シズ子の『買い物ブギ』とかあのへんの歌である。ぁそ。w

 3Fフィットネスの前だったか、来年1月30日(日)の大阪ハーフウェイマラソンの申込書が置いてあった。これは毎年国際女子マラソンと同日重複したコースで行われる、やや上級者向けの市民マラソンである。幾つかの関門があって、そこを指定時間内に通過出来ないと直ちに失格となりレース続行は不可能となる。申し込みは10/1-29迄で参加料が五千円ということだが、驚いたのは定員四千人に達した時点で受付は終了し、その後の申込者には手数料500円をさっぴいた金額が返却されるというのである。主催者(実行委員会)はどうころんでも損しないようになっているのである。

 というわけで、なんだかんだで時間を潰し、夜になってからターミナルの「赤B3乗り場」から205系統「京都駅行」に乗った。目的は四条河原町~三条河原町のあたりに出ることだった。最近の私はJR専科となっていたので、あっちの方角はご無沙汰になっていたからである。ビブレの金券ショップで1回使用の京阪株主券を380円で買っていたから帰途は京橋までこれで帰るつもりだった。夕方から降り始めた雨はいよいよ本降りになっていた。

 通過した停留所は: ↓

 北大路バスターミナル~北大路大谷大学前~植物園前~府立大学前~洛北高校前(ここから下鴨本通り)~一本松~下鴨神社前~糺の森~新葵橋~葵橋西詰~河原町今出川~府立医大病院前~荒神口~河原町丸太町~京都市役所前~三条河原町・・

 ここで降りたのだが、あたりはすっかり暗くなっていたので景色はよく見えなかった。降りたのは道中三条河原町の「かっぱ寿司」に寄ることを思いついたためである。私は京都の百円寿司はここしか知らない。百円寿司以外でも「すき家」「王将」「松屋」「やよい軒」「スタバ」「マクド」「サンマルクコーヒー」・・など安いチェーン店はこのあたりに集中してある。ふと「吉野家は京都ではどこにあるのだろう?」と私は考えたが思い当たらなかった。

「かっぱ寿司」はレーンが二階建てになっていて、注文皿は二階の特急レーンを通ってやって来る。私はこの写真を撮りたかったのである。ちょうど注文する客が多かったのでシャッターチャンスも多かったから、ジャスピンではなかったが幸い何回か撮影出来た。おめれっと♪

3.私はかっぱ寿司を出てから暫く新京極~寺町京極界隈を久しぶりに歩いた。雨天にも関わらず新京極は修学旅行生他の人出で賑わっていたが、隣の寺町の方は人通りが少なかったように思う。観光地で修学旅行生と出会うと、私は大抵の場合「どこから来たの?」と尋ねて、その勢いで(?)写真を撮ってみたりするのだが、今回はそれはしなかった。京都は外国人も多い。アメリカ人、中国人、フィリッピン人などである。彼ら外国人に合わせた料理店も出来ていた。知らないうちに世の中少しずつ変化しているのである。

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リコール署名、43万人に=市議会解散住民投票に現実味-名古屋

 名古屋市の河村たかし市長を支援する市民団体「ネットワーク河村市長」は30日、市議会解散請求(リコール)のための署名が、同日16時現在の集計で、43万4159人分に達したと発表した。市議会解散の是非を問う住民投票には約36万6000人分が必要だが、実施が現実味を帯びてきた。
 署名集めは既に27日に締め切っている。同団体は10月4日に市選挙管理委員会に全署名を提出する予定。選管はその後、20日間で署名者の名前が区ごとの選挙人名簿にあるかどうかなどをチェックする。同団体は「無効になる署名数が1~2割程度あるとみられる。まだ油断できない」としており、今後も未回収となっている署名簿の回収に全力を挙げる方針。jiji.cm(2010/09/30-17:33)

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細野氏「個人の判断」で訪中、親書携帯も否定 スポニチ

 民主党の細野豪志前幹事長代理は30日、訪問先の中国から帰国した。冷え込んだ日中関係改善に向け菅直人首相が「密使」として派遣したとの見方に関しては「個人的な人間関係の中で行ってきた。個人で判断した」と強調。中国政府首脳あての菅首相親書を携えていたとの見方についても「事実ではない」と否定した。成田空港で記者団の質問に答えた。

 一方、仙谷由人官房長官はこの日午後の記者会見で「(直接の連絡ではなかったので)止めも認めもしなかった」と説明、親書携帯も否定した。

 細野氏は29日に北京入りし、中国外務省関係者と接触し、政府要人とも会談したとされるが、会談相手や内容について「申し上げることはできない」と明かさなかった。中国当局に拘束されていた建設会社フジタ日本人社員ら3人の釈放と自身の訪中との関連についても「発言を控えたい」とした。

 細野氏訪中について、民主党関係者は、菅首相が10月初旬のアジア欧州会議(ASEM)首脳会議の際に、中国の温家宝首相と会談する可能性を模索するためだと述べていた。 [ 2010年09月30日 17:21 ]

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 どういうニュースソースに拠るものか、メディアは当初彼の「電撃(?)訪中」は官邸サイドの要請によるもので管の親書を持参していたと報じた。管も仙石も細野自身も、この無責任な推測を否定してみせたわけである。
 まあ普通に考えるなら、偽メール問題で大揺れの前原執行部の「渉外担当・言い訳係り」として党内外に名前を売った彼は、今や原口と並んで小沢が自分の後継と期待している民主党小沢派のエースであって、「自分の判断で」と言ったところで小沢に無断で行くわけがない。小沢大訪中団の事務を取り仕切ったのは細野であり、現・管執行部などは対中外交に何の実績もない。彼が親書を持って行ったというのなら、それは管のではなく小沢の親書(密書)である。無論儀礼上官邸にも断りは入れたが、それは「仙石総理」に直接ではなかったそうだから笑わせる。
「俺ちょっと行って来るから言っといてよ♪」みたいな話である。
 要は、彼も原口も或いは「小沢ガールズ」たちも、それなりの覚悟があって代表選では小沢支持に回っているのである。

 ニュースソースとしてメディアがどれだけ中心人物たちと直接コンタクトを取り得ているか、私には甚だ疑わしい。ガセを掴まされるのは勝手だが、それを読まされるのは我々なのである。小沢なら小沢本人とどれだけ太いパイプがあるか否かで、書かれる記事は一変するだろう。

 管や仙石は見ていてあまり「頭がいい」という感じではないのだが、政治家は仮に頭の中に「切れる刀」があったとしても、表向きは「鈍刀」の振りをしていないといけないそうだから、あれが演技だとしたら二人はかなりの狸であるが、もし地だとしたら・・ただのアホである。w

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「中国は悪しき隣人、法治主義なし」枝野氏
特集 尖閣

 民主党の枝野幸男幹事長代理は2日、さいたま市で講演し、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件に関連し、中国を「悪(あ)しき隣人」と呼ぶなど、厳しい批判を展開した。

 枝野氏は「悪しき隣人でも、隣人だからそれなりの付き合いをしなければならない。だが、この国と、例えば米国や韓国と同じように信頼関係をもって物事を前に進めることを期待する方がおかしい」と述べた。

 日中が目指す「戦略的互恵関係」についても、「外交的な美辞麗句は良いが、本当に日本のパートナーになりうるのか。政治体制が違い、私たちにとって当たり前の法治主義がない」と指摘。「法治主義の通らない国だから、突然、身柄を拘束される。そんな国と経済的なパートナーシップを組む企業は、よほどのお人よしだ」とも語った。

 枝野氏は講演後、中国を「悪しき隣人」と呼んだことについて記者団に聞かれると、「良い隣人だと思うか?」と反論した。(2010年10月2日20時02分 読売新聞)

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枝野幹事長代理の無責任発言に経済界カンカン
【政治・経済】
2010年10月4日 『日刊ゲンダイ』掲載
「中国進出企業は自己責任でやれ」

 枝野幸男幹事長代理(46)の対中国強硬発言に企業関係者は怒り心頭だ。2日にさいたま市で行った講演で、枝野は中国を「あしき隣人」と呼び、「中国に進出した企業は自己責任でやってもらわないと困る」「経済的なパートナーシップを組む企業はお人よしだ」と言い放ったのだ。
 ある上場企業の幹部がこう言う。
「確かに中国は法律があってないような国です。リスクがあるのはわかる。しかし、いまや中国なくして日本経済は成り立たなくなっているのも事実。だいたい、日中関係をここまで悪化させたのは、政府の対応のまずさがあったからでしょう。仙谷官房長官は、初動の対応を見誤ったことを、会見で認めたじゃないですか。枝野さんは政権与党の執行部の一員なのに、自分たちの失敗を棚に上げて、『自己責任でやれ』なんて企業に責任を押し付けるのはおかしいでしょう」
 09年の日本の貿易総額に占める中国のシェアは20.5%で、2位の米国(13.5%)を大きく上回っている。中国に進出している企業は、JETROによれば08年末で2万5796社。東証1部上場企業では実に60.1%もが中国に拠点を置いているのだ。
 政府が熱心にやっている「ビジット・ジャパン事業」だって、ターゲットは中国だ。今年7月のビザ発給緩和で中国人観光客は去年の2倍以上に増え、デフレ不況に喘ぐ百貨店を潤している。
 日中ビジネスは、もはや個々の企業レベルの話を超えている。枝野の発言はあまりに無責任だ。
 3日になって、前原外相が「日中間はこれから良き隣人として共存共栄の道を探っていくべき」と発言し、岡田幹事長が「中国は重要な国だ」と強調したりと、枝野発言をカバーしようと躍起になっているが、いまさら遅いというものだ。枝野は、中国人の悪口を言えば国民の支持を得られると思っているのだろうが、戦略もなく、勝手に物を言う民主党幹部連中に、国民はますます愛想を尽かしていくだけだ。

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 枝野も共産党同様「民族排外主義者」であり、その行き着く先は論理的必然としてナチズムである。こんなふざけた輩は共産党か安倍ポンのところへ行って混ぜて貰った方がいい。
「中国は法治国家ではない」などと断言するアホな評論家もメディアによって飼育されている現況である。
 この国はこうして、只でも狭い国際関係を更に狭めているのである。

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