枝野氏「小沢氏は大衆迎合」公約修正批判に反論 6月29日23時0分配信 読売新聞
民主党の小沢一郎前幹事長が昨年の衆院選政権公約(マニフェスト)を参院選公約で修正した現執行部を批判していることに対し、枝野幹事長が強く反論、玄葉政調会長(公務員改革相)、野田財務相らも一斉に“逆批判”し、党内の亀裂が浮き彫りになった。
枝野氏は29日夜、香川県綾川町で記者団に、小沢氏が子ども手当満額支給や高速道路無料化などの修正を問題視していることについて、「法人税収の大幅な落ち込みなどにもかかわらず硬直的な考えをするのは、結果的に国民に迷惑をかける大衆迎合だ」と語った。
また、昨年末、小沢氏主導でガソリン税の暫定税率廃止を撤回したことを引き合いに、「小沢幹事長時代に(政権公約を)手直ししたことをもうお忘れになっている」と皮肉を込めた。
玄葉氏は29日の閣議後の記者会見で「(小沢氏を含む)前執行部の下で(マニフェストの)見直し作業は進んだ。今はチームが一丸となって戦うべき時ではないか」と不快感を示した。野田財務相も記者会見で、「参院選公約は鳩山首相、小沢幹事長の下の(党マニフェスト)企画委員会を中心にまとまった。ご自身も当然、企画委員会の話を聞いていたと思う」と、小沢氏の対応に疑問を呈した。
一方、小沢氏も収まらない。29日、参院選候補の応援のために訪れた山形県鶴岡市での演説では「選挙を通じて約束したことは、やり遂げなければ、皆さんの信頼を勝ち取ることはできない」と訴え、マニフェストを守るべきだとの考えを改めて強調した。
小沢氏の一連の発言については、菅首相の消費税率に関する主張に党内でも反発があることから、「政権公約を順守した歳出拡大路線に力点を置くことで、復権の手がかりにするつもりだ」(党幹部)との受け止め方も出ている。
最終更新:6月29日23時0分 読売新聞
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分裂の火種?
民主党は早晩分裂せざるを得ないということだろうか。
この辺私にはまだよく読めていない。
それで思い出したが、昔高校の「倫理社会」の臨時講師にF先生という怖いお爺さんがいて、彼は我々生徒にしばしば時事問題を質問して、それを一人ずつ立って答えるよう求めるのを常としていたが、その際我々が「よくわかりません」などと常套句を口にして逃げ込みを謀ったりしようものなら途端に、
「よくわかる必要はない!
君たちに《よくわかる》筈がない!」
と強烈に叱責されたものである。
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小沢怒った!生ぬるい現執行部の参院選対策にガマンならず「復活宣言」
【政治・経済】
2010年6月29日 『日刊ゲンダイ』掲載
せっかく60議席獲得のお膳立てしたのに…
●「公約は守るべきだ」
「高速道路無料化、それから子ども手当とか、そういうものを昨年の総選挙で国民の皆さんに約束して、それで多数の議席をもらった。政権を取ったらカネがないからできませんなんて、そんなバカなことあるか」
28日に愛媛県今治市で開かれた会合で、小沢一郎前幹事長が現執行部を厳しく批判。増税論議についても苦言を呈した。
「去年の選挙で、また政権とった鳩山内閣で、4年間は上げないって言ったんですから。そして無駄をまず省くと。私個人としては、国民皆さんとした約束はどんなことがあっても守るべきだと、そう思っております」
さらには、「必ず私が微力を尽くし、約束通り実現できるようにする」と語気を強めた。これは、9月の代表選を見据えた「復活宣言」とも取れる。小沢がここまで強く言うのは、現執行部の稚拙なやり方が目立つからだ。マニフェスト実現のためには、まず政権を盤石なものにする必要がある。先の衆院選では308議席を得た。今度の参院選で過半数を取って、初めて政権交代の成果を発揮できるようになる。そのために小沢が着手したのが、2人区に候補者2人を擁立することだった。複数区で2人当選しなければ、過半数の60議席には届かないからだ。実際、自民党は結党以来、参院で単独過半数を維持していた86年まで毎回、2人区に2人の候補を擁立。いくつもの選挙区で議席を独占していた。
「共倒れのケースなんてめったになかったね。身内同士の戦いはシコリを残すケースもあるけれど、結果的には票の掘り起こしにつながり、複数擁立は党勢拡大に大いに貢献した」(自民党ベテラン議員)
ところが、社会党が躍進した89年の参院選で自民党の2人区独占はゼロに。それ以降、単独過半数を回復できなかった。小沢の頭には、こうしたデータがすべて叩き込まれている。それに基づいて各選挙区に候補を擁立したのに、せっかくの戦術が台無しになりそうなのだから、黙っていられないのも当然である。政治評論家の有馬晴海氏が言う。
「小沢氏が幹事長だった頃は、組織も知名度もない新人に厚く選挙資金を流していました。ところが新体制になって、現執行部はすべての候補者に平等に資金を落とす方針に変えた。これほど下手な選挙戦略はありません。もともと組織も資金もある現職は放っておいても勝てる。例えば2人区で2人の候補に3000万円ずつ渡すより、劣勢の候補に6000万円を投入した方が2人当選の可能性は高まるというものです」
●代表選に持ち込む構えも
選挙を仕切ったことがない枝野幹事長ら現執行部には、これが分からない。支持率のV字回復で、単独過半数の60議席を取れる可能性もあったのに、みすみす潰してしまった。各種世論調査を見ると、菅首相が選挙前に増税に言及したり、マニフェストを見直したことも、マイナスに働き始めている。
「首相は参院選の勝敗ラインについて『6年前にいただいた50議席』とハードルを下げましたが、3年前の参院選では60議席を獲得したのだから、60議席か、少なくとも改選54議席が勝敗ラインだという意見は党内に根強くあります。本来なら60議席取れたのに、首相の消費税発言と公約縮小のせいで議席を減らしたとなれば、小沢グループを中心として、代表選に持ち込む流れが出てくる。小沢氏の執行部批判は、『責任を取らせるぞ』というメッセージだと受け止めている議員も少なくありません」(有馬晴海氏=前出)
小沢が9月の代表選に打って出る下地は整いつつある。
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*今朝(7/1)のテレビで二ツ木さんは「小沢と枝野の二人は本当に仲が悪い」と解説していた。笑。確かに「小沢派vs(枝野・野田・玄葉らの)反小沢派」の間にはもはや修復不可能な亀裂が入っていると見るのが妥当かも知れない。どちらか一方が仮に何かの拍子に「そんなこと言うんなら党を割るぞ!」などと脅しをかけようものなら、「売り言葉に買い言葉」であっさり分裂に至っても何ら不思議はない。
「国民の暮らしが第一」と謳って300超の議席を獲得した「小鳩路線」の継承は「大衆迎合」であると、まるで自民党・公明党顔負けの批判をするのなら、他ならぬその「大衆迎合」と「見果てぬ夢の大バーゲン」こそが民主党を衆院に於ける絶対多数に押し上げたのであると言っておかなければならない。
我々に耳あたりのいいおいしい話ばかりをぶら下げて政権の座に着くや、今度はそんな「大衆迎合」は止めにして、逆に霞ヶ関とアメリカと自公に「迎合」し、更に沖縄は従来通り「思いやり予算」まで付けて「永代」アメリカに売り渡すというのでは、民主党は詐欺師集団そのものではないか。
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リムパック多国間訓練:海自、初参加へ 「集団的自衛権行使に当たらず」
米ハワイ沖で行われている「環太平洋合同演習(リムパック2010)」(6月23日~8月1日)で、海上自衛隊が各国海軍の合同部隊による多国間訓練に初参加する。赤星慶治海上幕僚長が29日の定例会見で明らかにした。軍事行動以外の海賊対策、捜索救難訓練に参加予定で、赤星海幕長は「特定の国や地域を対象とした訓練ではないので、集団的自衛権の行使には抵触しない」との見解を示した。
防衛省によると、リムパックは71年からほぼ隔年で実施され、海自の参加は80年から16回目。これまで米軍との共同訓練のみ行ってきたが、東アフリカ・ソマリア沖の海賊対策などで各国海軍との連携が必要になるケースが増えたため、多国間訓練参加を決めた。
今年は、14カ国の艦艇34隻や航空機100機以上、人員約2万人が参加する。海自は護衛艦2隻、潜水艦1隻、哨戒機3機、約600人を派遣するが、対潜水艦戦や対空戦など、武力行使と一体化の恐れがある多国間訓練には参加しない。
旧防衛庁は、集団的自衛権の行使を想定していると受け取られかねないとの観点から、多国間訓練は不参加だった。冷戦終結後は人道支援・災害救助訓練が行われるなどリムパックの内容も変化。海自は人道支援活動に関する多国間訓練には00年からオブザーバー参加してきた。赤星海幕長は会見で「今年は他国の海軍と調整や連携を要する海賊対処訓練も行われ、海上自衛隊の部隊練度の向上を図るため」と参加理由を語った。【樋岡徹也】
毎日新聞 2010年6月30日 東京朝刊
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日本、パラグアイにPK戦で屈す=スペインはポルトガル下す
【プレトリア時事】サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会第19日は29日、当地などで決勝トーナメント1回戦の残り2試合が行われ、日本はパラグアイにPK戦の末に屈し、初のベスト8進出はならなかった。もう1試合は、スペインがポルトガルを1-0で下した。
パラグアイは初、スペインは2大会ぶりのベスト8入り。南米勢4チームが8強に残った。準々決勝は7月2、3日に行われ、オランダ-ブラジル、ウルグアイ-ガーナ、ドイツ-アルゼンチン、パラグアイ-スペインの顔合わせ。
2大会ぶりに1次リーグを突破した日本はパラグアイの攻撃をよくしのいだが、相手の守りも崩せず、延長戦まで戦って両チーム無得点。今大会初めてのPK戦にもつれ込んだ。PK戦では、パラグアイが5人全員が決めたのに対し、日本は3人目の駒野友一(磐田)が外した。 (2010/06/30-06:47)
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健闘はしたが、実力差があった。あれで日本が勝っていたらむしろおかしい。
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cf.『大衆迎合主義は悪か?』
cf.多分『ポピュリズム』の訳語が『大衆(迎合)主義』である。
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民主党の小沢一郎前幹事長が昨年の衆院選政権公約(マニフェスト)を参院選公約で修正した現執行部を批判していることに対し、枝野幹事長が強く反論、玄葉政調会長(公務員改革相)、野田財務相らも一斉に“逆批判”し、党内の亀裂が浮き彫りになった。
枝野氏は29日夜、香川県綾川町で記者団に、小沢氏が子ども手当満額支給や高速道路無料化などの修正を問題視していることについて、「法人税収の大幅な落ち込みなどにもかかわらず硬直的な考えをするのは、結果的に国民に迷惑をかける大衆迎合だ」と語った。
また、昨年末、小沢氏主導でガソリン税の暫定税率廃止を撤回したことを引き合いに、「小沢幹事長時代に(政権公約を)手直ししたことをもうお忘れになっている」と皮肉を込めた。
玄葉氏は29日の閣議後の記者会見で「(小沢氏を含む)前執行部の下で(マニフェストの)見直し作業は進んだ。今はチームが一丸となって戦うべき時ではないか」と不快感を示した。野田財務相も記者会見で、「参院選公約は鳩山首相、小沢幹事長の下の(党マニフェスト)企画委員会を中心にまとまった。ご自身も当然、企画委員会の話を聞いていたと思う」と、小沢氏の対応に疑問を呈した。
一方、小沢氏も収まらない。29日、参院選候補の応援のために訪れた山形県鶴岡市での演説では「選挙を通じて約束したことは、やり遂げなければ、皆さんの信頼を勝ち取ることはできない」と訴え、マニフェストを守るべきだとの考えを改めて強調した。
小沢氏の一連の発言については、菅首相の消費税率に関する主張に党内でも反発があることから、「政権公約を順守した歳出拡大路線に力点を置くことで、復権の手がかりにするつもりだ」(党幹部)との受け止め方も出ている。
最終更新:6月29日23時0分 読売新聞
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分裂の火種?
民主党は早晩分裂せざるを得ないということだろうか。
この辺私にはまだよく読めていない。
それで思い出したが、昔高校の「倫理社会」の臨時講師にF先生という怖いお爺さんがいて、彼は我々生徒にしばしば時事問題を質問して、それを一人ずつ立って答えるよう求めるのを常としていたが、その際我々が「よくわかりません」などと常套句を口にして逃げ込みを謀ったりしようものなら途端に、
「よくわかる必要はない!
君たちに《よくわかる》筈がない!」
と強烈に叱責されたものである。
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小沢怒った!生ぬるい現執行部の参院選対策にガマンならず「復活宣言」
【政治・経済】
2010年6月29日 『日刊ゲンダイ』掲載
せっかく60議席獲得のお膳立てしたのに…
●「公約は守るべきだ」
「高速道路無料化、それから子ども手当とか、そういうものを昨年の総選挙で国民の皆さんに約束して、それで多数の議席をもらった。政権を取ったらカネがないからできませんなんて、そんなバカなことあるか」
28日に愛媛県今治市で開かれた会合で、小沢一郎前幹事長が現執行部を厳しく批判。増税論議についても苦言を呈した。
「去年の選挙で、また政権とった鳩山内閣で、4年間は上げないって言ったんですから。そして無駄をまず省くと。私個人としては、国民皆さんとした約束はどんなことがあっても守るべきだと、そう思っております」
さらには、「必ず私が微力を尽くし、約束通り実現できるようにする」と語気を強めた。これは、9月の代表選を見据えた「復活宣言」とも取れる。小沢がここまで強く言うのは、現執行部の稚拙なやり方が目立つからだ。マニフェスト実現のためには、まず政権を盤石なものにする必要がある。先の衆院選では308議席を得た。今度の参院選で過半数を取って、初めて政権交代の成果を発揮できるようになる。そのために小沢が着手したのが、2人区に候補者2人を擁立することだった。複数区で2人当選しなければ、過半数の60議席には届かないからだ。実際、自民党は結党以来、参院で単独過半数を維持していた86年まで毎回、2人区に2人の候補を擁立。いくつもの選挙区で議席を独占していた。
「共倒れのケースなんてめったになかったね。身内同士の戦いはシコリを残すケースもあるけれど、結果的には票の掘り起こしにつながり、複数擁立は党勢拡大に大いに貢献した」(自民党ベテラン議員)
ところが、社会党が躍進した89年の参院選で自民党の2人区独占はゼロに。それ以降、単独過半数を回復できなかった。小沢の頭には、こうしたデータがすべて叩き込まれている。それに基づいて各選挙区に候補を擁立したのに、せっかくの戦術が台無しになりそうなのだから、黙っていられないのも当然である。政治評論家の有馬晴海氏が言う。
「小沢氏が幹事長だった頃は、組織も知名度もない新人に厚く選挙資金を流していました。ところが新体制になって、現執行部はすべての候補者に平等に資金を落とす方針に変えた。これほど下手な選挙戦略はありません。もともと組織も資金もある現職は放っておいても勝てる。例えば2人区で2人の候補に3000万円ずつ渡すより、劣勢の候補に6000万円を投入した方が2人当選の可能性は高まるというものです」
●代表選に持ち込む構えも
選挙を仕切ったことがない枝野幹事長ら現執行部には、これが分からない。支持率のV字回復で、単独過半数の60議席を取れる可能性もあったのに、みすみす潰してしまった。各種世論調査を見ると、菅首相が選挙前に増税に言及したり、マニフェストを見直したことも、マイナスに働き始めている。
「首相は参院選の勝敗ラインについて『6年前にいただいた50議席』とハードルを下げましたが、3年前の参院選では60議席を獲得したのだから、60議席か、少なくとも改選54議席が勝敗ラインだという意見は党内に根強くあります。本来なら60議席取れたのに、首相の消費税発言と公約縮小のせいで議席を減らしたとなれば、小沢グループを中心として、代表選に持ち込む流れが出てくる。小沢氏の執行部批判は、『責任を取らせるぞ』というメッセージだと受け止めている議員も少なくありません」(有馬晴海氏=前出)
小沢が9月の代表選に打って出る下地は整いつつある。
============
*今朝(7/1)のテレビで二ツ木さんは「小沢と枝野の二人は本当に仲が悪い」と解説していた。笑。確かに「小沢派vs(枝野・野田・玄葉らの)反小沢派」の間にはもはや修復不可能な亀裂が入っていると見るのが妥当かも知れない。どちらか一方が仮に何かの拍子に「そんなこと言うんなら党を割るぞ!」などと脅しをかけようものなら、「売り言葉に買い言葉」であっさり分裂に至っても何ら不思議はない。
「国民の暮らしが第一」と謳って300超の議席を獲得した「小鳩路線」の継承は「大衆迎合」であると、まるで自民党・公明党顔負けの批判をするのなら、他ならぬその「大衆迎合」と「見果てぬ夢の大バーゲン」こそが民主党を衆院に於ける絶対多数に押し上げたのであると言っておかなければならない。
我々に耳あたりのいいおいしい話ばかりをぶら下げて政権の座に着くや、今度はそんな「大衆迎合」は止めにして、逆に霞ヶ関とアメリカと自公に「迎合」し、更に沖縄は従来通り「思いやり予算」まで付けて「永代」アメリカに売り渡すというのでは、民主党は詐欺師集団そのものではないか。
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リムパック多国間訓練:海自、初参加へ 「集団的自衛権行使に当たらず」
米ハワイ沖で行われている「環太平洋合同演習(リムパック2010)」(6月23日~8月1日)で、海上自衛隊が各国海軍の合同部隊による多国間訓練に初参加する。赤星慶治海上幕僚長が29日の定例会見で明らかにした。軍事行動以外の海賊対策、捜索救難訓練に参加予定で、赤星海幕長は「特定の国や地域を対象とした訓練ではないので、集団的自衛権の行使には抵触しない」との見解を示した。
防衛省によると、リムパックは71年からほぼ隔年で実施され、海自の参加は80年から16回目。これまで米軍との共同訓練のみ行ってきたが、東アフリカ・ソマリア沖の海賊対策などで各国海軍との連携が必要になるケースが増えたため、多国間訓練参加を決めた。
今年は、14カ国の艦艇34隻や航空機100機以上、人員約2万人が参加する。海自は護衛艦2隻、潜水艦1隻、哨戒機3機、約600人を派遣するが、対潜水艦戦や対空戦など、武力行使と一体化の恐れがある多国間訓練には参加しない。
旧防衛庁は、集団的自衛権の行使を想定していると受け取られかねないとの観点から、多国間訓練は不参加だった。冷戦終結後は人道支援・災害救助訓練が行われるなどリムパックの内容も変化。海自は人道支援活動に関する多国間訓練には00年からオブザーバー参加してきた。赤星海幕長は会見で「今年は他国の海軍と調整や連携を要する海賊対処訓練も行われ、海上自衛隊の部隊練度の向上を図るため」と参加理由を語った。【樋岡徹也】
毎日新聞 2010年6月30日 東京朝刊
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日本、パラグアイにPK戦で屈す=スペインはポルトガル下す
【プレトリア時事】サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会第19日は29日、当地などで決勝トーナメント1回戦の残り2試合が行われ、日本はパラグアイにPK戦の末に屈し、初のベスト8進出はならなかった。もう1試合は、スペインがポルトガルを1-0で下した。
パラグアイは初、スペインは2大会ぶりのベスト8入り。南米勢4チームが8強に残った。準々決勝は7月2、3日に行われ、オランダ-ブラジル、ウルグアイ-ガーナ、ドイツ-アルゼンチン、パラグアイ-スペインの顔合わせ。
2大会ぶりに1次リーグを突破した日本はパラグアイの攻撃をよくしのいだが、相手の守りも崩せず、延長戦まで戦って両チーム無得点。今大会初めてのPK戦にもつれ込んだ。PK戦では、パラグアイが5人全員が決めたのに対し、日本は3人目の駒野友一(磐田)が外した。 (2010/06/30-06:47)
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健闘はしたが、実力差があった。あれで日本が勝っていたらむしろおかしい。
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cf.『大衆迎合主義は悪か?』
cf.多分『ポピュリズム』の訳語が『大衆(迎合)主義』である。
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