本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

米マクドナルドCEO、中国企業の食肉安全問題で「欺かれた」。

2014-07-23 12:46:24 | web・メディア
米マクドナルドCEO、中国企業の食肉安全問題で「欺かれた」。
2014年 07月 23日 07:59 JST ロイター。

[22日 ロイター] - 米ファストフード大手マクドナルド(MCD.N: 株価, 企業情報, レポート)のトンプソン最高経営責任者(CEO)は22日、中国企業・上海福喜食品をめぐる食品安全問題について、自社は「やや欺かれた」との認識を示した。

その上で「問題があった現地施設からの製品はこれ以上提供しない」と述べた。四半期決算を受けた電話会見でコメントした。

上海福喜をめぐっては、従業員が工場の床から食肉を拾っている姿や、期限切れの食肉を混ぜている姿がテレビで報じられ、上海市当局が20日に同社工場の操業を停止させた。

問題はマクドナルドだけでなく、ケンタッキーフライドチキン(KFC)を運営する米ヤム・ブランズ(YUM.N: 株価, 企業情報, レポート)、米ファストフードチェーンのバーガーキング・ワールドワイド(BKW.N: 株価, 企業情報, レポート)などにも及んでいる。

米国のレストラン運営会社や小売り企業の多くは、サプライヤーが食品安全ルールを順守しているかどうかについて第三者の監査に依存している。

トンプソンCEOは、マクドナルドが受け取っていた上海福喜に関する監査報告に欺かれたとの認識を示した。ただ、マクドナルドは今のところ、監査の時期や、監査を担当した企業名を明らかにしていない。

同社の広報担当者によると、マクドナルドの中国店舗は1990年代初頭から、上海福喜とは取引関係にあった。店舗数でみると、マクドナルドにとって中国市場は3番目に大きな市場となっている。

マクドナルド株は22日、1.3%安の96.27ドルで取引を終えた。

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 床に落ちた食肉を「何が何でも捨ててしまえ」という立場は(もったいないから!)私は取らないが、知らん顔して製品化の工程に混ぜ込んでしまうのは幾らなんでも筋違いでひどい。ファミマにしてもマックにしても「いやいやうちは全然気にしていませんから。w」と笑って済ませるわけには行かない。事件が明るみに出たのは内部告発があったからだということなのだから、告発者もよくよく考えての決断だったのだろう。

 この世界には今なお食肉はおろか米も小麦粉も水もなくて栄養失調で疲労困憊している人々が大勢いるのだから、食べ物を粗末にしてはいけないのは確かだが、それを言うのだったら何か他の手段・他の活用法を講じて然るべきだ。一方の富が他方の貧困と背中合わせになっている現況を、我々はなんとかして少しでも改善して行くべきだろうが、諸大国も先進諸国も、他国の飢餓なんかより自国の利益を追求することの方を優先している。おまけに戦争も紛争も好きだと来ているのだから、まったく「人類愛」が聞いて呆れる。


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