本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

DQⅧはもう出来ない。

2005-02-07 14:03:21 | 
 ドラクエは40歳になろうという頃初めてやった。Ⅲからである。
 私は「世の中にこんなに面白いものがあるのか!?」と驚いたわけだが、私にそれを教えたのは20代半ばの青年で「一番いいときに始めたね!」とヨイショされた。
 ファミコンもそのとき初めて手にしたので、最初のうちは十字キーをうまく操作出来ないため歩き方も下手で、街の中などではボコボコ壁にぶつかっていた。
 彼にはその後ⅠとⅡを物々交換で譲って貰ったが、成る程プレイしてもⅢほど軽快には行かず、私は両方とも途中で投げ出した。セーブが「かな」の乱数表になっていてそれが厄介だった。

 Ⅲ以降ゲーム機をファミコンからスーパーファミコンへ、更にはPSへと乗り換えてⅦまでは全部クリアしてここまでやって来たが、今回のⅧはPS2がないので出来ない。PS2を買う予定もないから、ドラクエはこれで卒業ということになるのかも知れない。

 国民的人気のドラクエだが、万事が万事手離しで礼賛出来るというわけではなく、初期のフレーズ「あなたはしにました」から始まって、他人の家に勝手に入り込んで引き出しを開け壺を割り、フィールドでは何も悪いことをしていない魔物たちを攻撃し倒してゴールドを得ないと先には進めないゲーム構造になっている。これでは敵を倒すことが主眼のアクションものと大差ないのかなとも思う。光栄の信長シリーズも天災などがあると即リセットして随分やって来たような気がするが、人間は一度しか死ねないし、人生はリセットなど出来ないのだということは今更言うまでもないことだが、今の子供たちにはそういう基本的な意識さえ希薄になっているのである。



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