本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

TBS今度は結婚詐欺師?+1.

2006-02-12 17:19:28 | web・メディア
TBS元プロデューサー結婚詐欺疑惑 (日刊スポーツ) - goo ニュース

     TBS元プロデューサー結婚詐欺疑惑 2006年 2月12日 (日) 09:47

 TBSの男性社員(51)が、インターネットのお見合いサイトで既婚の事実や年齢などを偽り、交際相手を求めていたことが11日、分かった。かつて人気番組のプロデューサーだった同社員は、以前も別のサイトで知り合った女性に結婚をほのめかし高額の金品の提供を受けた末に、経歴詐称が判明。示談にした前歴がある。懲りない態度に同局は「マスコミにかかわる人間として不適切な行動」とし、社内処分を検討している。

 51歳で妻子のある同社員は最近まで、お見合いサイトに「42歳、仕事は某民放TV局でプロデューサーをやっている」と自己紹介文を掲載登録。「結婚はしていません、ご安心を!」と付け加え、女性とメールで交流をしていた。

 かつて同局のクイズ番組などを手掛けた同社員は、04年4月にプロデューサーから内勤部署に異動していた。年齢も9歳若く登録していた。同社員は取材に対し「友人が欲しかっただけ」としているが、交際相手の希望欄は「結婚前提」「恋愛関係」の項目を選んでいる。

 素顔を隠しやすいネット社会の盲点を突いた形だが、同社員は04年4月に同じ手口で知り合った女性とトラブルを起こしている。女性にも「独身」と経歴を偽った上、交際過程で将来の結婚をほのめかす発言をしたという。結婚を信じた女性から、高級腕時計やDVDプレーヤーなど高額商品や小遣いも受け取った。

 半年後に女性は妻帯者だった事実を知り、ショックを受け同社員の実家や自宅に嫌がらせのファクスや無言電話をかけるようになった。その後、女性は同社員の両親、家族に謝罪する一方で、05年4月に金品の返還を要求する内容証明を送った。翌月、同社員は女性に金銭の一部と腕時計を返還することで示談が成立した。

 家族を巻き込むトラブルに発展したネット遊びを同社員が続けていたことは、今年になってその女性が、お見合いサイトで同社員が使っていたものと同じ経歴を発見したことから発覚した。取材に応じた女性は「私がだまされたのと同じ。苦い思いをする人をこれ以上出してはいけないし、彼には2度として欲しくない」と打ち明けた。

 また、同社員はかつて痴漢をはたらき、被害女性と示談になり、会社から6カ月の謹慎処分を受けている。TBSは同社員から事情を聴き、サイトに偽の経歴を載せていた事実を確認、「職業、年齢を偽り、マスコミにかかわる人間として、モラルにおいても不適切な行動であり遺憾。社員の規範を厳しく徹底していきたい」とコメントした。処分については「調査してから決めたい」と検討を開始した。

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 以上引用終わり。
 このTV局は偉そうなことを言う割りに、こういう不祥事をしばしば起こす。
 ここも壊れているのか?!

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 というわけで、かれこれ30年前の話を少ししちゃうのです。wぷいぷい。
 当時私は赤坂のTBSで大道具のアルバイトをしていた。まだ緑山スタジオは無かった時代である。仕事は毎日あるというわけではなく、スケジュールに割り振られた日だけ、大抵は夕方から出勤となる。交通費は出なかったと思う。
 で、出勤してもすぐに仕事ということは滅多に無く、大抵はタバコの煙がもうもうと立ち込める詰め所で将棋をしたりして時間を潰す。いつも使うスタジオは幾つかあったが、先約の他の番組の撮り~終了~片付けが全て終わらないと我々の出番とはならなかった。
 時間給は安かったが、この待ち時間は全て残業代に変わるので総額は結構いい金になった。実働は3時間前後だったろうか、何もないスタジオに『骨』と言ってセットの材料となるパーツを運び込み、『青図』という図面に従って所定の位置にきっかり組み立てるのである。

 大道具のセットはベニヤ合板等軽い材料で作られている場合が殆どで、重さやしんどさから言ったら小道具の方が遥かに大変だった。彼らは毎日本物の箪笥等家具類を運ばなければならないのだから、引越し屋さんみたいなものなのである。

 で、何もないまっさらな平面にまず大道具がセットの枠組みを作り、それが終わると小道具、植木屋さん(←庭に土を撒いてそれらしくするのも彼らの仕事)、持ち道具さんとかが仕事をして、役者さんらが登場するのは最後である。それもいきなり撮影とは行かない。カメリハとかドライとかやった後で本番に入る。そこでサブからNGが出れば何回も撮り直しである。TVではNGは役者さんの専売特許のような扱いをされがちだが、実際には大道具や小道具の不具合から出される場合も多い。

(後註:建具屋さんを忘れていました。障子や襖をセットに嵌めこみます。)

 それで撮影と言っても肝心の役者さんが遅れたり、予期せぬアクシデントが勃発したりで時間表通りに進むことはむしろ例外で、押せば押すほど(←予定の時間が遅れることを『押す』と言い、遅れを取り戻そうとスピードアップすることを『巻く』と言うのはみんな知ってるよね♪)我々の残業代は増えて行くという仕組みになっていた。

 撮影が全部終わると、今度は後からセットした植木屋さんとか小道具とかの連中が先に片付け、がらんとしたスタジオに大道具が入って片付けた後ビルメンの人が掃除にかかる段取りである。

 帰宅だが地下鉄がまだ動いている時間だったら自費で帰る。大抵は深夜になるのでその場合はTBSから(←というか製作の『東通』から)ハイヤーが出るので、同じ方面の人で乗り合わせて帰る。
 仕事が早朝までかかった場合だったか、TBSの寮に仮泊することもあった。このときは朝食も寮で出るので嬉しかった。

 当時TBSは『ドラマのTBS』と呼ばれ『ありがとう』というお化け番組もあった。但しこの大道具は他社がやっていたので、私は現場を見ていない。
 他社TV局も含めて当時の番組には『時間ですよ』『寺内貫太郎一家』『結婚の扉』『若様侍捕り物控』『細腕繁盛記』『東芝日曜劇場』『TBSの連ドラ』、タイトルは忘れたけれど原田芳雄と浅丘ルリ子の共演ドラマ(←これは確か日テレで、『日比谷スタジオ』というところで撮りがあった。我々は林与一の時代物のセットを組みに行って、そこで他局の番組を見たりした。)とかがあった。・・・まだまだいろいろ出て来そうだが、お時間が宜しいようで本日はこれまで♪
 テケテンテンテン・・・。w



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